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ロングライドに必要な自転車アイテムと賢い収納術

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

ロードバイクに乗って、ロングライドやツーリングに行くときに何を持って行ったら良いか迷いませんか?

おそらく初めての方はそう思うのではないでしょうか。なぜなら私がロングライドをはじめたころは、ピックアップしたものが多すぎて絞るのが大変だった記憶があったからです。

そこで今回は、私の今までの経験をもとに「ロングライドに必要な自転車アイテムと賢い収納術」と題して、ロングライド中でも、日帰りに特化したおすすめのアイテムとそれらをパッキングするための収納術を紹介します。

必要なアイテムの一覧

①から⑰までが僕がおすすめする日帰りツーリングの必須アイテムです。今までの経験上、これ以上もこれ以下もないくらいベストな陣容だと思っています(笑)最終的にこれらがコンパクトに収まった画像を後ほど紹介します!

まずは、アイテムから、

①輪行バッグ

輪行を利用してロングライドをするには絶対のものですが、自走の予定でライド中にメカトラブルが発生した場合は、

TAXI(最寄駅まで)+ 輪行

が一番スムーズな帰宅方法だと思います。そのための輪行バッグです。疲労で力尽きた時も輪行できると思えばかなり頑張れるのではないでしょうか?

②ツールボトル

ウォーターボトルと同じ容量か、ひと回り大きいものがおすすめ。これにチューブ、タイヤレバーなど小さめのアイテムを入れるのが目的です。今回の収納術の鍵を握るアイテムのひとつです。

③キャッシュカード、クレジットカード、保険証、IC乗車券

カード類はこの4つに絞ります。免許証があっても?ですが、まず運転するようなことは考えにくいことと、身分証ならば保険証と写真入りのクレジットカードがあれば十分だと思っています。(※ない場合は免許書でもOKです)

それとIC乗車券!最近は電車のみならず、自販機で飲み物を買う時もいちいち小銭を出さず買えるので便利ですね。残額は前もって要チェックです!

④現金

お金を持たずに出る人はいませんね。日帰りならば現金で1万円以内で十分だと思います。メカトラブルなどでTAXI等を利用せざるを得なくなった場合は、まとまったお金が掛かることを見越して③のクレジットカードを利用するのがおすすめです。

⑤防水仕様のウォレット(財布)

普段の生活で使っている財布は、汗や水分がついてしまう可能性が高いので控えた方が無難です。また革の財布は意外に重く、かさばるので携帯が煩わしくなると思います。

ロングライドの場合、貴重品はサイクルジャージの後ろポケットに入れると思うので、薄く、防水の財布があるとベストです。すぐになければジップロックでも十分代用が効きます。

⑥スマートフォン

facebook や instagram などライド中にSNSを活用するのもロングライドの楽しみです。使い過ぎはバッテリーの消費を促すので注意ですね。スマートフォンの機種にもよりますが、私のタイプはSNSや通話をしても夜までバッテリーが持つので、充電器は携帯していません。

バッテリーの減りが早い機種は、換えのバッテリーやかさばらない充電器を持っておくと良いですね。

⑦替えチューブ、⑧タイヤレバー

ロングライド中のパンクはトラブルのうちに入りません!と言えるくらいチューブ交換が難なくできるスキルは身に着けたいですね。

⑨携帯工具

六角レンチのなかでも最低限4,5,6mmがあるツールを選びます。これにプラスドライバーもセットになっていればなお良いですね。

⑩クリートカバー

クリートカバーは自転車を降りたときに、ロードバイクタイプのビンディングシューズでも履いたまま歩行ができるように、クリート部分をカバーするアイテムです。ゴムやプラスチック製です。

ランチを取るためにビンディングシューズでお店に入る際や、メカトラブルでが原因でリタイヤし、電車の利用や歩くことが多くなった場合に重宝します。シマノ、LOOK、TIME、SPEEDPLAYなど各ペダルメーカーに対応したものが売られているので、持っていなければショップやネットでチェックしてみましょう。

⑪チェーンオイル

チェーンオイルには大きく分けて、粘度が高いウェットタイプのオイルと、ドライタイプのオイルがあります。

僕はさらさらとしたドライ系のチェーンオイルを愛用しているので、100キロを超えるライドになるとオイル切れのサインであるキリキリ音が鳴ることがあります。そんな時にすぐに注油できるようにコンパクトサイズのドライオイルを持っていきます。

ウェットオイルは潤滑の持続性が長いので、走る距離によってはドライ程のこまめな注油は必要ありません。ロングライドに行く前日にチェーンの状態をチェックし、必要であれば注油しておくだけで良いので、携帯する必要はないと思います。

⑫携帯ポンプ、⑬応急用パンク修理剤

携帯ポンプはクリンチャータイヤ(※チューブを入れて使用するタイヤのこと)のチューブ交換用に持っていきます。私の場合、チューブラータイヤ(※タイヤとチューブが一体化したタイヤ。接着剤や両面テープを使ってホイールに貼り付けます)を使用するときは、チューブもタイヤレバーも持っていきませんし、換えのチューブラータイヤはかさばるので持って行きません。

もしチューブラータイヤでパンクした場合は、⑬応急用パンク修理剤を使って応急修理をして、携帯ポンプで追加でエアを入れて近くの駅までゆっくり走り、輪行します。

また、チューブラータイヤのパンクの特徴として、穴の大きさにもよりますが、ゆっくりを空気が抜けていくことが多いです。

⑭鍵

コンパクトかつ長い(180㎝前後)コイルタイプがおすすめです。街中での駐輪とは用途が違うので、セキュリティ性よりも携帯性を重視します。鍵をかけるタイミングはお店に入るときや観光地を見学するくらいであまり長時間は停めないからです。

⑮補給食

これは水に溶かして飲むための顆粒ですが、スティック状の固形物でも何でも良いと思います。固形タイプの場合はジャージの後ろポケットに入れた方が良いかもしれません。

アミノ酸は筋肉の疲労を軽減する作用があるので、よく使っています。

⑯消毒液、⑰ウェットティッシュ

落車や転倒などで擦りむいたり、切ったりしたときに最低限消毒だけはしておきたいですね。ウェットティッシュは万能で止血にも使え、チェーンの油が手に付いた場合も重宝します。

ツールボトル1本に収納

以上が私がおすすめする日帰りツーリングの必須アイテムですが、こんなにあるとそれなりのバッグが必要では?と思ってしまいますね。でも②ツールボトルがあればバッグもサドルバッグさえも使わずに収納することが可能です。

まず、クリンチャータイヤの場合は、⑬応急用パンク修理剤以外の16点すべてパッキングするとここまでコンパクトになります。こちらの画像にないアイテムすべてが②ツールボトルに集約されています。

次にここからフレームのボトルケージに②ツールボトルを、それ以外をサイクルジャージの後ろポケットに入れ、分散させます。

私はリュックを背負って走るのはあまり気が進まないので、出来る限りコンパクトでまとめたい考えですが、多少自転車が重くなってもサドルバック等を利用して余裕を持たせる方法も有効だと思います。

そうすればサイクルジャージのポケットに余裕が生まれるのでより走りに集中できます。

また、以下のようなシートポストに取り付けるバッグは収納力があって便利です。

自転車用のバッグやバスケットを製造している、ドイツのメーカーのRIXEN KAUL(リクセンカウル) からリリースしているシートポストバッグです。ウインドブレーカーなどの着替えも入れることができ収容力は抜群です。

あとは重量の兼ね合いでしょうか。やっぱりロードバイクはは軽くしなくては!という考えであれば採用しにくいところですね。

また、シートポストバッグの場合は、バッグの重みで立ちこぎやダンシングがしづらいという側面もあります。メリットがある分、デメリットもという感じですね。

最後に

グループライドの時はメンバー間でアイテムを分散するのも賢い方法です。ひとつあれば十分なものとして、⑫携帯ポンプ、⑨携帯工具、⑯消毒液あたりではないでしょうか?

以上が僕がおすすめする「ロングライドに必要な自転車アイテムと賢い収納術」です。初めての長距離で何を準備すれば?と考えている方の参考になればと思います!

それでは。

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