こんにちは。西新宿のロードバイクカスタムショップ、バイキング・ザ・メンテナンスです。
今回は、CANYON(キャニオン)の人気モデル「ULTIMATE CF SL」(アルティメット)のフルメンテナンス(オーバーホール)をご依頼いただきました。
数年乗り込んだ車体ということで、全体の状態をしっかりメンテナンスを行い、駆動系やベアリング類、ホイールを中心にリフレッシュしています。以下、作業内容と仕上がりの様子をご紹介します。
目次
作業内容とフィニッシュ
① 洗車・分解・クリーニング
まずは、全体的な汚れを落とすために、車体を洗車。この段階で外観的な汚れはほとんど落としてしまいます。
各コンポーネントをフレームから分解し、ドライブトレイン・ブレーキ類も含めてクリーニング。
② 駆動系チェック or 交換
チェーン、スプロケット、チェーンリングの摩耗をチェック。事前に洗車・クリーニングをしておくことで摩耗具合が一目瞭然で確認できます。
今回はチェーン、プーリー、チェーンリングともに摩耗度は少なかったため、再利用としました。
③ ケーブル・ブレーキホース類の交換
今回のキャニオン アルティメット CF SLは油圧ディスクブレーキ・Di2仕様のため、特別な摩耗、断線が無ければケーブル・ブレーキホースの交換は不要。ブレーキパッドも思ったほどに減っていなかったため再利用。ただディスクブレーキのオイルは交換必須。ホース内に気泡(エア)がたまっていることやオイルの劣化も少なからずあり、ブレーキ性能が低下していたためです。
バイキング・ザ・メンテナンスのオーバーホールではディスクブレーキのオイル交換は必須としています。油圧ディスクブレーキのオイル交換は専門知識や技術が必要であり、気軽に行える工程ではないためオーバーホールの時にプロショップで見てもらうのがおすすめです。
④ ホイール点検とハブ調整
フリーボディ、ベアリングの回転チェック&グリスアップ。今回のホイールはDT SWISS製の高性能カーボンホイール。DT SWISSのハブはメンテナンス性に優れ、グリスアップであれば工具なしでDIYで簡単に行うことができます。
振れ取り・センター確認も実施。
タイヤは摩耗、亀裂が発生していたため「コンチネンタル GP5000 TRANS」に交換。フロント25c、リア28cの組み合わせです。
⑤ 組み上げ&フィニッシュ
トルク管理を行いながら再組立しフィニッシュ。最後に念のため試乗を行い問題なければお渡しです。
ロードバイクのオーバーホールの料金と納期
ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスの作業工賃は税別28,000円から。消耗品等の補修パーツは別途いただいています。作業期間は2週間ほどでお渡しいたします。作業料金は車種や仕様により異なりますので、ご不明な点等ありましたらお問い合わせください。お見積りも承っています。
ディスクブレーキ仕様工賃:税別33,000円~(消耗品パーツ別途料金)
作業期間:約2週間
今回のキャニオン アルティメット CF SLのケースは基本料金33000円に加えバーテープ、タイヤの部品代をいただいた形です。
ロードバイク、クロスバイク、シングルスピードなどフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。
またメンテナンスに関して、こちらの記事も参考にしてみてください。フルメンテナンス、オーバーホール以外にもメンテナンスコースを設けています。
関連記事:毎年1度は行いたいロードバイクのオーバーホール、フルメンテナンス。コースと作業工程のご紹介。
こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。私がユーザーさんに年に1度行ってほしい作業が、自転車のオーバーホール、フルメンテナンスです。これはロードバイクに限った話ではなく、MTB、シクロクロス、ミニベロ、クロスバイクなどすべてのスポーツ自転車におすすめしています。今回は自転車に乗れる機会が減るオフシーズンだからこそ、VIKING the MAINTENANCEがおすすめするロードバイクのオーバーホール、フルメン... 毎年1度は行いたいロードバイクのオーバーホール、フルメンテナンス。コースと作業... - バイキング・ザ・メンテナンス |
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