CANYON ULTIMATE CF SLX 8.0 Di2 初期組立&納車

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回はCANYONのULTIMATE CF SLX 8.0 Di2 の初期組立と納車をさせていただきました。

CANYONの初期組立とは?

CANYONはインターネットを通じてユーザーさんに直販をするシステムをとっているブランドのため、基本的には組立もユーザーさん自身で行っています。そのためCANYONから送られてくるバイクは基本的な組み立てが終了して送られてきます。

しかし、ショップのスタッフがさらに手を加えることにより、さらに精度を高めることでCANYONの性能を十分に引き出すことができます。そのような初期組立サービスをVIKINGでは行っております。

また、たまに組付けの不備や調整不足のバイクもあり、そのまま乗り続けると危ないと感じるケースもあるため、初めてのロードバイクやメカに自信がない方はVIKINGのCANYON初期組み立てサービスを利用いただくことをおすすめしています。

詳しくは以下の関連記事をご覧いただくとわかりやすいと思います。

関連記事:ネット販売のCANYON(キャニオン) 全ラインナップの組立て、メンテナンス承ります。

今回選ばれたフレームカラーは「GRAN TOURISMO BLUE」。個人的にマットブラックの印象の強いCANYONですが、このブルーは他にない色味で非常にきれいですね。

コンポーネントはシマノ・アルテグラR8050シリーズ。電動ギアになります。もちろんDi2のバッテリーは最新のBT-DN110が装着されており、シンクロシフトをはじめとしたDi2の最新機能を楽しむことができます。

STIレバーは非常にコンパクトな設計。手の小さなユーザーさんでもしっかり握ることができ、安定したブレーキングができると思います。

ハンドルはCANYONの自慢のステム一体型ハンドル「H36 AEROCOCKPIT CF HANDLEBAR」。最近CANYONだけではなくエアロ形状のステム一体型のハンドルの需要が増えている気がしますね。

これはオプションですが、カーボン製のボトルケージを装着させていただきました。UCIプロチームの選手も多数愛用するELITE(エリート)のボトルケージです。価格はなんと税別3,270円。カーボン製ですがコンポジットカーボンを使用してるためコストを下げることができるのです。

色感もマットブラックなのでCANYONのフレームに非常にマッチしますね。重さは23g(軽い!)。

冒頭でもお伝えしましたが、VIKINGではCANYONの初期組立、その後のメンテナンスを承っております。CANYON購入後、しばらくしてメンテナンスが必要に感じたユーザーさんは是非VIKINGをご利用ください。

よろしくお願いします!

それでは。

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プラクシスワークス製LOOK?

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クランクやBBなどドライブ系パーツをリリースするカリフォルニアブランド、プラクシスワークス。まさかこんなところでお目にかかれるとは思いませんでした。

こちらはカーボンの老舗LOOKに装着されているZED3クランクのチェーンリングです。

裏を見てみると、

おっと、まさかのプラクシスワークス製!

以上です。

関連記事:バロックギアとプラクシスワークスのBBの取付カスタム@スペシャライズド

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ピナレロ GAN Sをステム一体型ハンドルにカスタム!専用マウントでガーミンもライトもスッキリに。

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前回に引き続きドロップハンドルの話題となります。

今回はピナレロのミドルグレードモデルであるGAN Sのハンドルカスタムです。ピナレロがリリースするコンポーネントブランドMOST(モスト)のステム一体型ハンドルをチョイスしました。

MOST インテグレーテッド ハンドルバー

今回カスタムさせていただいたハンドルはこちら。

MOST TALON Aero Compact 1K
参考価格:税別90,800円

当たり前ですが、ピナレロのフレームには一番相性が良いステム一体型ハンドルで、MOSTではインテグレーテッドハンドルバーと言います。

カスタム作業開始

元の状態がこちら。純正の円形のヘッドパーツカバーが付いています。

円形のヘッドパーツカバーからエアロ形状のカバーに交換します。

カバーと同形状のコラムスペーサーを数枚かませてヘッドを固定します。

ガーミンとフロントライトもこのようにスッキリと配置できました。これには以下のパーツを使用しています。

iTALON コンボパック 参考価格:税別4,840円

TALON インテグレーテッドハンドルバーのステム裏側に装着するアクセサリーブラケットです。EPSやDi2のジャンクションを固定したり、ガーミン等のGPSサイコンの取付けが可能。 ライトを装着するホルダーも付属してきます。

バーテープを巻いて完成。バーテープはスパカズのSUPER STICHY KUSH。耐久性とクッション性が売りの人気ブランドです。

ハンドル交換をはじめコンポーネントカスタムは常時受け付け中

VIKINGでは今回のハンドルカスタムをはじめ様々なカスタムを承っています。カスタムパーツのほとんどはVIKINGで購入可能ですが、最近の流行りの海外通販で購入し、お持ち込みいただいてもOKです。

作業期間はカスタム内容により異なりますので、一度お問い合わせいただければと思います。

それでは。

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CANYONのハンドルカスタムは高級感あるセミエアロハンドル「3T SUPERERGO LTD」

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今回はCANYONのハンドルカスタムを承りました。CANYONには純正のステム一体型エアロハンドルにアップグレードされるユーザーさんが多いのですが、今回は互換性の問題で、ステム一体型エアロハンドルの取り付けができませんでした。代替案としてステムと別体にすることに。

そこで選んだのがこちら3Tのセミエアロ形状のSUPERERGO(スーパーエルゴ)LTD STELTHです。

SUPERERGO LTD STELTH 
DROP:119㎜ REACH:77㎜
WEIGHT:173g(420㎜)

フラット部分がゼミエアロ形状になっており、ドロップ、リーチとも短めのコンパクトハンドルです。コンパクトは無理なくすべてのハンドルポジションを握ることができるので、初心者やちょっと体が硬めのユーザーさんにはお勧めです。また各メーカーもコンパクトに力を入れているので選びやすいジャンルでもあります。FSAなどがラインアップが多くて有名です。

ケーブルはもちろん内装式

エアロを意識したロードバイクのハンドルは必ずと言っていいほどケーブル内装式になることが多いです。今回ももちろん内装式です。コンポーネントは機械式のシマノデュラエースR9100のため、シフト&ブレーキ両アウターがハンドル内を通ります。

Di2やSRAM eTAPは比較的通しやすいですが、機械式の内装は地味に大変な作業なんです。従来の外装式ケーブルよりも倍の時間がかかってるかも。慣れたユーザーさんでしたら問題ないと思いますが、初めてのユーザーさんがDIYで内装ケーブルをセッティングするのはちょっとリスキーかもしれません。

正しく通すとこのようになります。内装式の場合、ハンドル内やSTIレバーとハンドル穴の間はケーブルがタイトになりやすい場所です。今回はデュラエースのポリマーコーティングされているケーブルを使用したので、摩擦抵抗はかなり抑えられていますが、通常のステンレスケーブルでは摩擦抵抗を抑えきれないのでタッチ重くなり、変速性能や制動力が落ちてしまいます。

ハンドルにケーブルを内装する際は、デュラエースをはじめとした摩擦抵抗を抑える高性能ケーブルの使用をおすすめします。

フラット部はこのようなデザイン。シンプルですが高級感がありますね。

パーツ持ち込みでも作業OK

VIKINGでは今回のロードバイクハンドルカスタムをはじめ様々なカスタムを承っています。カスタムパーツのほとんどはVIKINGで購入可能ですが、最近の流行りの海外通販で購入し、お持ち込みいただいてもOKです。

作業期間はカスタム内容により異なりますので、一度お問い合わせいただければと思います。

それでは。

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12速化のフルモデルチェンジを果たしたカンパニョーロ・スーパーレコードをちょっと深堀り。

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先日販売店向けに開催されたカンパニョーロ・ジャパンさんのテクニカルセミナーに参加。そこですでに巷にアナウンスされ大きな反響を得ている12速シリーズをより深く勉強してまいりました。

デザインを一新した12SPEED

まずはリア12速化になったということは、ブレーキを含めすべてのパーツがフルモデルチェンジしたということです。特にリアディレイラーの形状は11速モデルから大きく変貌を遂げています。

取り付けた時にアッパープーリーがリアエンドよりもかなり前に張り出しているデザインが特徴です。またチェーンが上下に暴れた時は、アッパープーリー側もつられて動かないよう設計されており、チェーンラインの維持や変速性能の低下を抑える効果もあるようです。

※このディレイラーの形状によって中には対応できないフレームも出てくる可能性があるとのことです。

スプロケットの歯数は11-29Tもしくは11-32Tを想定した形状であり、スプロケットのラインナップのこの2サイズのみの展開となります。今までは歯数のバリエーションが多かったですが、12速からは2種類のみとなるわけです。

上下のプーリーはすべてブッシュプーリーとなっており、ベアリングは使用されていません。11速のスーパーレコードではローワープーリーはCULTベアリングが使用されていましたが、12速シリーズでは不採用になっています。

また、これは実際に作業するメカニック向けですが、チェーンステーのケーブルのアウター受けからリアディレイラーまで弧を描きながらアウターワイヤーが通されますが、カンパニョーロではより良い変速性能を考え、この弧を大きく取ること(アウターを長めにとる)を推奨しているみたいですよ。

チタン不採用、円柱ブロックからの削り出し

スプロケットは歯数が12枚となるため、今まで採用されてきたロー側のチタンはなくなり、すべてスチール製になりました。スチールの円形ブロックをCNCで切削し削り出したスプロケットとなるため強度と軽さの両立に至っています。

スプロケットのランナップは

11-29T

11-32T

以上2タイプになります。

Fメカはスプリングがダブルに

フロントディレイラーのデザインはそこまで大きな変更は見られませんが、11速との大きな違いが、フロントディレイラーを動かすスプリング(バネ)が2つになったということ。

裏側から見るとスプロケットが上下に2つあるのがわかりますね。アウターへの変速の際にこの上下スプリングが独立して動作することで旧モデルよりも変速性能が向上しています。

3段階のリーチアジャスト機能

エルゴパワーの機能で変更点は大きく2つ。まずはブレーキレバーのリーチアジャスト機能が追加されたことです。従来はホイールを外す際に、ブレーキアーチを広げることしかできませんでしたが、12速からはもう一段階アジャストできるようになり、レバーの遊びを調整できるようになりました。

もう一つは親指部のリリースレバーの形状が変わり、下ハンドル時の押しやすさに加えて、ブラケット部分でも若干前に出る格好になるので操作性が向上しています。

またレバーの先端(下端)が外側に向けられており、レバーへの力の伝達が向上し、操作のしやすさにつながっています。

165㎜が新登場

今まで日本正規品のカンパニョーロのクランクセットはアーム長が170㎜が最小でしたが、12速シリーズより165㎜もラインナップに加わりました。チェーンリングは他グレードとは互換性はなく、スーパーレコード専用品となります。

ブレーキはデュアルピボットのみ。ダイレクトマウント型もBB下タイプは用意されていません。

既存ホイールで使えるの?

12速になった事で、いろいろ気がかりなことは多いと思いますが、一番は11速のカンパタイプのホイールが使用できるかということでしょう。しかし安心してください。スプロケットの歯が全体的に薄くなったことで、11速用のホイールでも装着が可能になっています。

すでに販売は開始されている!

すでにカンパニョーロ・スーパーレコード12速シリーズは市販が始まっています。もちろんVIKINGでも取り扱っておりますので、よろしくお願いいたします。フルセットになると高額になりますので、お値引き等ももちろん考えております。

スーパーレコード12速フルセット:税別406,500円~

レコード12速フルセット:税別274,400円~

※レコード12速は9月以降のデリバリー

オーダーお待ちしております!

それでは。

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チームSKYも使用!香り広がるケミカルブランド「Muc-Off」

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UCIプロチームはそれぞれオフィシャルのケミカルブランドと契約していますが、ここ数年ロードレース界を牛耳ってるチームSKYは「Muc-Off」をオフィシャルとして使用しています。

このMuc-Off自転車用ケミカルとして販売を開始したのは意外と最近。私は販売開始のころから愛用してきました(もちろん他メーカーもす用しますよ)。

ツール・ド・フランスのステージレースのごとく、Muc-Offの製品も3つのステージに分かれており、

STAGE.1 洗浄用ケミカル、ツール

STAGE.2 フレーム用ワックス、グリス

STAGE.3 チェーンオイル

の3ステージからなります。STAGE.1から順番にメンテナンスをしていくことでバイクをベストな状態に保つという考えがあります。

またMuc-Offの特徴として色と香りです。ピンク色のバイクウォッシュやチェーンオイルにはフレグランスのような香りが封入されてきます。

パッケージデザインもポップでコミカルなので、ケミカルを「薬品」というイメージを手軽で使いやすそうというイメージに変えてくれるでしょう。

dry lube(画像左)参考価格:税別1,800円(120m)
wet lube(画像右)参考価格:税別1,800円(120ml)

ラインナップはたくさんありますのでぜひチェックを!

MUC-OFF BICYCLE JAPAN

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ピナレロ GAN SにSRAM eTAPをカスタム。すべてSRAM Redによる統一感ある1台が完成

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今回のカスタムのご依頼は、最近ユーザーさんも増え勢いを感じている「SRAM eTAP」の組み付けです。もはやご存知の方は多いと思いますが、eTAPとはアメリカのコンポーネントメーカーであるSRAM社が手掛けるワイヤレスシフトシステムです。

ワイヤレスということで通常他社ではエレクトリックケーブルが必要となりますが、eTAPではもちろん不要になります。それによってフレームがすっきりし、さらにはケーブル分の軽量化も図ることができます。私のようなメカニック目線で言うと組付けの時間短縮にもつながっています。

関連記事:コルナゴのエアロロードバイク「V1-R」を無線シフト「SRAM eTAP」で組立

関連記事:ロードバイク コンポーネント SRAM スラム Red eTAP の実力。

ピナレロ GAN SにSRAM Red eTAPをアッセンブル

モデルなるロードバイクはピナレロのGAN S。ドグマを筆頭としたピナレロの車種の中でミドル~ハイグレードに位置するのがGAN S。要所でドグマの遺伝子が組み込まれた非常に洗練されたフレームに感じます。

組付け途中のeTAPフロントディレイラーです。赤いプレートのようなものが写っていますが、これを取り外してバッテリーを装着します。バッテリーは別体型になっており、前後ディレイラーとも同じタイプを使います(前後でバッテリーが2つ必要ということ)。

比較的小ぶりなeTAPのレバー部分。指の長さに応じてリーチの長さを調整できる仕組みです。左レバーがリアのシフトダウン(軽くなる)、右レバーがシフトアップ(重くなる)と割り当てられ、フロントは左右同時でアップダウンとも行います。

ガラスコーティングの施工で傷に強いフレームへ

今回組み付ける前にフレーム、フォークにガラスコーティングを施工しました。すごくきれいに乗られている感じでしたが、ガラスコーティングすることでさらに新品のような光沢とマット感の両方が際立ちました。もちろんガラスコーティングの一番の効果である「細かい傷に強いフレーム」にもなっています。

関連記事:ガラスコーティングを施工したGIANT TCR にシマノ・アルテグラのコンポーネントをインストール

関連記事:DE ROSA(デローザ)IDOL(アイドル)のガラスコーティング

SRAM eTAPはレバーと前後ディレイラーがあれば導入可能

SRAMのロードバイクコンポーネントは一部シマノとの互換性があります。それはチェーン(11速)、スプロケット、ブレーキキャリパーです。そのためeTAPを導入する際に前述の3つのパーツはほとんど流用することができます。

■ Red eTAPレバー
■ フロントディレイラー
■ リアディレイラー
■ バッテリー
■ 充電器

eTAPは最低限これらのパーツをそろえることで始められるので、前述のブレーキなどは流用が可能となるわけです。

しかし今回はすべてSRAM Red仕様でアッセンブルしました。シマノとミックスすることはせず、コンポーネントの統一感を図った格好です。ちなみにですがライバルメーカーのカンパニョーロは同一コンポーネントで組むことが性能を最大限に発揮できるとうたっています。

それでは。

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CANYON ENDURACE CFのデュラエース化とヒルクライムを意識したビッグプーリーカスタム。

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CANYONのロードバイク「ENDURACE CF SL」のシマノ105仕様を購入されたユーザーさん。購入後間もなくヒルクライムにはまってしまい、厳しい勾配でもリズムよく自分のペースで登れるようになりたいとのご要望で今回コンポーネントと駆動系にカスタムを加えることになりました。

コンポーネントはデュラエースで間違いなし

まずヒルクライムに重要な要素の一つに軽量化があります。コンポーネントをごっそり換装することでかなりの重量減が実現できます。軽量化の候補としてカンパニョーロのスーパーレコードもしくはレコード、SRAMのRED eTAPという選択肢もありましたが、操作性と決して軽視はできない変速性能を考慮した結果、シマノ・デュラエースR9100シリーズに。

クランク長を若干短く(165㎜)し、スプロケットは11-30T。R9100はリアディレイラーのロングケージがラインナップにないためロー最大は30Tとなります。

非円形チェーンリング、セラミックBB、軽量チェーン、そしてビッグプーリーの4点カスタム

コンポーネント以外にカスタムする箇所がチェーンリング、ディレイラープーリー、BB、チェーンの4点。それぞれ紹介してきましょう。

RIDEAの非円形チェーンリングのメリットとは

デュラエースの純正チェーンリングをやめて台湾のカスタムパーツメーカー「RIDEA」の非円形チェーンリングをチョイス。いわゆる楕円チェーンリングと言われているメーカーです。パイオニア且つ装着率が一番高いのはスペインのROTOR(ローター)ですが、今回はあえてRIDEAを選ぶことに。

チェーンリングを非円形にすることで一番パワーを伝達したいポイントで踏むことができます。さらにパワーが入らない上死点、下死点では直径が短い部分となり速く通過できます。そのためパワーポイントが早くやってくることになり、踏むべきポイントがわかりやすくなりリズムよく踏むことができるようになります。

この繰り返しにより力を加える位置がわかるので、筋力の消耗を抑え、疲れにくさにつながる大きな効果があります。

私は両ブランドともに使用してきましたが、RIDEAをおすすめした理由のひとつは変速性能です。デュラエース純正のクランクセットが間違いなく一番変速性能が良いわけで、それを外し他社製品のチェーンリングをつけることは変速性能に影響を与えるということです。

そんな状況でもRIDEAの変速性能は純正時と何ら遜色なく動いてくれます。フレームはカーボン以外にアルミ、クロモリ、チタンの各素材で試してみても問題はありませんでした。

二つ目の理由は非円形のメリットであるパワーポイント(最大直径)の幅が他社よりも広いことです。ROTORのパワーポイントが10°に比べてRIDEAは40°もあるので使用できるポイントを逃すことはありません。RIDEAは最も効率良く足からクランクへパワーを伝達するための非真円カーブを追及して開発されたチェーンリングなのです。

歯数構成はヒルクライムですので50-34Tを装着しました。

RIDEA 非円形チェーンリング(ROAD POWERING R9100 )参考価格:税別28,000円

BBはもちろんセラミックベアリング

ヒルクライム仕様でなくても回転系カスタムで欠かすことのできないアイテムがセラミックBBです。今回選んだメーカーはWISHBONE(ウィッシュボーン)です。こちらもRIDEAと同様に台湾ブランドなわけですが、すごいのはほとんどすべてのBB規格に対応したBBをリリースしていること。

また、CANYONはBB86規格を採用しGIANTやBMCも採用するなど比較的多数派のBB規格と言われています。シマノ純正BBと比較すると摩擦抵抗は一目瞭然です。シマノ純正BBはグリスがしっかり注入され防塵、防水に長けていますが、その分が抵抗というデメリットにつながっています。これをセラミック製にすることにより摩擦抵抗を減らしさらには軽量化もできるようになります。

ウィッシュボーンセラミックBB BB86-SH 参考価格:税別18,000円

コリドーレ公式HP

変速性能と軽量化はX11 SLで決まり

チェーン選びのは第一に変速性能です。基本はシマノ純正チェーンがファーストチョイスなりますが、KMCの変速性能も非常に優れています。さらには中空ピンを採用しデュラエースチェーンよりも軽量に仕上がっています。私も長年チェーンはMTBも含めてKMCを愛用しています。

ピンの上下部分がえぐられているように見えませんか?これがスムースな変速を実現している肝の部分なのです。

KMC X11SL 参考価格:税別11,550円

仕上げはフルセラミックビッグプーリー

そして今回のハイライトともいうべきカスタムがリアディレイラーのビッグプーリー化です。ビッグプーリーとはリアディレイラーのガイドプーリー、テンションプーリーを大型化することです。上下のプーリーを大型化することでチェーンにかかる抵抗を抑制することができ、ペダリングの軽さにつながっていきます。

さらにプーリー内にあるベアリングをBB同様セラミック製にすることでさらなる回転効率が生まれます。今回選んでいただいたビッグプーリーのブランドは非円形チェーンリングと同じくRIDEAです。プーリーは「フルセラミック」と言ってベアリングとその玉受けの両方がセラミック製となっており、この組み合わせによりグリスの封入の必要がない非常に画期的なビッグプーリーです。もちろん定期的なクリーニングは必要になりますが、グリスアップは必要ありません。

このフルセラミックビッグプーリーがどれくらいすごいのかというのはこちらの動画を見ていただくとわかりやすいかもしれません。

まさにハンドスピナー状態ですね。これがペダリングに生かされるとなると、ビッグプーリー化はこれからのカスタムのトレンドとなるかもしれません。

しかし、ビッグプーリー化には少なからずデメリットも存在します。プーリーとケージが純正外になることで弊害が生まれます。それが変速性能です。プーリーは大きくすればするほど変速性能が低下する傾向にあるのです。そのため変速性能もしっかり確保できているメーカーを選ぶのは必須だと思います。

ビッグプーリーをリリースしているメーカーとして、RIDEAのほかにセラミックスピード、カーボンドライジャパン、バーナー、TNIなどがありますが、その中でもRIDEAは変速性能が純正時とほぼ変わらない印象があるためVIKINGとしては非常におすすめをしています。

RIDEA フルセラミックビッグプーリーC38 参考価格:税別32,000円

ビッグプーリー化が今後のロードバイクカスタムのトレンドとなるのか?

コンポーネントの交換やホイールのグレードアップが一通り終わったユーザーさんは、さらにロードバイクの乗りやすさを追求するにはセラミックベアリングのカスタムが良いのではないでしょうか。

BBにビッグプーリーと走りに直結する部分ですので、十分違いを体験できるはずです。

それでは。

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ワイヤーは定期的に交換すべし。シマノが提供する超低摩擦表面処理「SIL TEC」とは?

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STIレバーからハンドル内を通り、ダウンチューブ内を通り、BB下を通り、リアエンドギリギリのチェーンステーから顔を出す・・・。これは最近のカーボンフレームやカーボンハンドルに多いワイヤーの取り回しです。10年ほど前はまだフレーム内装式が少なかったため、取り付け作業の効率性や変速性能に個体差が出でいませんでしたが、最近のフレームやハンドルはワイヤーの取り回しやセッティングをしっかり行わないと性能ダウンに直結してしまいます。

そういった複雑な構造のフレームやハンドルが増えたことで安定した変速性能や制動力を確保するため、ワイヤーケーブルが進化するのは必然なことだと思います。

超低摩擦表面処理「SIL TEC」

トップの画像はシマノ純正のシフト、ブレーキワイヤーで「SIL TEC」と呼ばれるシマノが提案する超低摩擦表面処理を施したケーブルになります。

一般的なステンレスワイヤーと見た目は変わらないものの、手に取ってみるとさらさらした感触があります。これが低摩擦につながり、ワイヤーのルーティンがタイトになってしまうフレームやハンドル内も滑らかさを確保してくれます。また走行中の汚れをつきにくくする効果もあります。

シフトワイヤーにはDURA ACE、XTR、ULTEGRAグレードであるポリマーコーティングケーブルと105、XTが採用するオプティスリックケーブルがありますが、SIL TECケーブルはまさにその中間に位置するグレードです。実際に価格も中間に位置してます。

また、SIL TECはチェーンにも採用されており、DURA ACE(XTR)、ULTEGRA(XT)の両グレード用もSIL TECです。

ワイヤーは定期的な交換を

コンポーネントのグレードが上がるに従って性能はもちろん上がっていくのですが、それらコンポーネントを動かしているのがワイヤーであることは忘れてはいけません。定期的にワイヤーを交換することでコンポーネント全体の性能維持につながっていくと思います。

ワイヤー交換の目安は最低でも年に1回は交換したいですね。雨天のライドやレースやイベントの参加が多いのであればもっと定期的に交換することをおすすめします。

それでは。

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エントリーグレードからの脱却にはぴったり。カンパニョーロ・ゾンダにカスタム

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今回は短文です。

佐渡ロングライドの参加するため、ピナレロのロードバイクをオーバーホールに出していただきました。そのプラスアルファとしてホイールのグレードアップもさせていただきました。

モデルはカンパニョーロ・ゾンダです。シマノフリー仕様で価格は税別66,000円。エントリーグレードからの脱却にはぴったりのホイールです。カンパの特徴である高い回転性能とG3スポークが特徴的です。

対抗馬としてはMAVICのキシリウムでしょうか。こちらも往年のベストセラーモデルだけにファンは多いホイールですが回転効率はゾンダに軍配が上がると思っています。私は昔になりますがどちらのモデルも仕様してきたので甲乙つけがたいのですが、ゾンダの方が走りに伸びを感じたので今回ユーザーさんにおすすめさせていただきました。

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