Cervélo SOLOIST ‐ R5とS5の“あいだ”にある合理的レーシングロード

こんにちは。東京・西新宿のロードバイクカスタムショップ、バイキング・ザ・メンテナンスです。

今回はCervélo SOLOIST(サーヴェロ・ソロイスト) Dried Amaranthカラーをフレームから組み付け、いわゆる「バラ完」のカスタムをいただきました。

R5とS5の“あいだ”にある合理的レーシングロード

Cervéloのロードバイクラインナップは、大きく分けると軽量オールラウンドのR5、純エアロロードのS5、そしてその中間に位置するのが今回バラ完させていただいたSOLOISTです。

ソロイストは、かつてサーベロがプロレースの現場で培ってきた「エアロ=扱いにくい」「軽量=遅い」という相反する関係を解消するために生まれたモデル。空力性能・重量・剛性・価格のバランスをうまく実現させています。このバランスというのがロードバイク楽しむユーザーの中の大多数であるホビーライダーに完全にマッチすると思います。

ソロイストの最大の特徴は、R5ほど軽さに振らず、S5ほどエアロに振らないという絶妙な設計思想。簡単にまとめると下記のイメージを持っていただくと良いかもしれません。

  • フレーム重量:R5より重いが、S5より大幅に軽い
  • エアロ性能:R5より明確に高く、S5に迫るレベル
  • 価格帯:R5,S5より抑えめ
  • 乗り味:オールラウンド・ロングライド・イベント,レース対応可
  • 少々乱暴に言い換えれば、

  • ヒルクライムだけ → R5
  • 平坦高速だけ → S5
  • 全部そこそこ速く走りたい → SOLOIST
  • サーヴェロも最も多くのライダーにとって、最も速い選択肢と位置づけていて、実際にレース・ロングライド・トレーニングまで幅広く使える万能性を持っています。上記のロードバイク楽しむユーザーの中の大多数であるホビーライダーにうってつけというわけです。

    価格とカスタムベースとしての魅力

    SOLOISTはR5やS5に比べ、フレームセットの価格が抑えられている点も大きな魅力です。
    その分、

  • ホイールに予算を回す
  • コンポーネントを上位にする
  • 自分好みのカラー、ギミックを取り入れる
  • といった 「走りに直結するカスタム」や「自分カラーを表現」するのにバラ完ベースとして組み上げるのが楽しくなるモデルです。

    メインコンポーネントはアルテグラ,ホイールはRISERVE

    メインコンポーネントはみんな大好きシマノ・アルテグラのR8100Di2。バイクの心臓部として間違いのない選択。

    ホイールはRESERVE。UCIワールドチーム「Team Visma | Lease a Bike」で使用されているブランドというとわかりやすいかもしれません。他社と同様にCFD解析や風洞実験を駆使して、ロードのみならずグラベル、MTBにおいても高性能ホイールをリリースしています。リムのグラフィックデザインは行わず、バルブ付近のロゴステッカーのみというのがが印象的です。

    サドルはPrologo NAGO R4 PAS。サドルは人それぞれ好み、相性が異なりますが、判断基準は長時間の安定性、快適性につきます。私も数年前からプロロゴユーザーです。

    ガラスコーティングをダブルコーティングで施工

    今まで紹介した画像でお気づきの方も多いかもしれませんが、クレストヨンドのガラスコーティングであるガラスの鎧、カミナリノ鎧をダブルコーティングでしっかり施工し、フレームの防御力と輝きをアップさせています。

    さらにホイールのリムにも施工しています。リムはマット塗装なので、コーティングにより艶が出ることはありませんが、リムはオイル汚れの飛散、ディスクブレーキパッドのブレーキダストにより想像以上に汚れます。

    断面が少ないアルミリムやロープロファイルのホイールは影響が少ないものの30㎜以上のリムハイトがあるカーボンホイールにおいては、ガラスコーティングを施工しておくとフレーム同様に汚れの付着を抑制できます。

    バラ完、カスタム随時受付中

    今回はロードバイクしいてはサーヴェロに詳しいユーザーには当たり前な内容となりましたがソロイストの特徴を交えてご紹介しました。今後は定期的なメンテナンスを通じて、コンディションを維持しながら、しっかりと乗り込んでいただければと思っています。

    ロードバイクライフをより楽しく、より快適に。 今後とも全力でサポートいたします!

    バイキング・ザ・メンテナンスでは、ロードバイクのバラ完・組み付け作業を随時承っております。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

  • 作業工賃:30,000円(税別)〜
  • 作業期間:1週間〜2週間
  • また、ロードバイクはもちろんグラベル、ミニベロ・クロスバイク・シングルスピードなど、ジャンルを問わずフルメンテナンス・オーバーホールも承っております。お気軽にご相談ください。

    それでは。

    Twitter:@viking1484
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    ELVES FALATH EVO バラ完組立 ULTEGRA Di2×8LIENカーボンホイール

    こんにちは。東京・西新宿のロードバイクカスタムショップ、バイキング・ザ・メンテナンスです。

    今回は ELVES(エルヴス) FALATH EVO を、フレームセットからのいわゆる「バラ完」にて組み立てさせていただきました。

    ELVESはアジアブランドの中でも近年特に注目度が高く、急速に存在感を増しているメーカーのひとつです。基本的にはオンライン直販を中心としたブランドでありながら、ユーザーの好みに応じたカスタムペイントをオーダーできるという、他社にはなかなかない魅力的なサービスを展開している点も大きな特徴です。

    バイキング・ザ・メンテナンスでは現在ELVESの正規販売店ではありませんが、メーカー公認の組み立て受入拠点として、これまでにも多数のELVESバイクの組み立て・仕上げを担当してきました。フレーム構造やケーブルルーティンのクセも把握しており、安心してお任せいただける体制を整えています。

    関連記事:ELVES FALATH EVO バラ完組立 走りを引き出す施工とカスタム

    関連記事:空力サスペンション設計とは?ELVES FALATH EXPを紐解く。

    コンポーネント:シマノ・ULTEGRA R8100 Di2

    メインインコンポーネントには SHIMANO ULTEGRA Di2(R8100シリーズ) を採用。12速化された最新世代のDi2は、変速スピード・正確性ともに非常に高く、レースからロングライドまで幅広く対応できる信頼性の高い電動コンポーネントです。バイキングでは一番カスタム機会が多いコンポーネントでもあります。

    ホイール:8LIEN カーボンホイール

    ホイールには、近年徐々に認知度を高めている 8LIEN(エイリアン)カーボンホイール を組み合わせました。FALATH EVOはご覧の通り、非常に先鋭的でアグレッシブなエアロ形状を持つフレーム。その特性を最大限に引き出すため、ワイドリムかつディープリム設計のホイールは相性抜群だと思います。

    トレンドをしっかり押さえたリムプロファイルに加え、デカールにはレインボーカラーを採用。性能面だけでなく、視覚的なインパクトや個性もしっかりと演出しているのではないでしょうか。

    まとめ

    エアロ性能を前面に押し出したELVES PALACE EVOに、最新世代のULTEGRA Di2とディープリムカーボンホイールを組み合わせた、非常に完成度の高い一台に仕上がりました。直販ブランドだからこそ可能な自由度の高いフレーム選びと、それを確実に形にする組み立て技術(慢心か笑?)。今回もELVESらしい魅力をしっかり引き出せたかなと思います。

    バイキング・ザ・メンテナンスでは、ロードバイクのバラ完・組み付け作業を随時承っております。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

  • 作業工賃:30,000円(税別)〜
  • 作業期間:1週間〜2週間
  • また、ロードバイクはもちろんグラベル、ミニベロ・クロスバイク・シングルスピードなど、ジャンルを問わずフルメンテナンス・オーバーホールも承っております。お気軽にご相談ください。

    それでは。

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    CHAPTER2の原点「TERE」を再構築!メカニカルディスクで仕上げたバラ完ロード

    こんにちは。東京・西新宿のロードバイクカスタムショップ、バイキング・ザ・メンテナンスです。

    今回ご紹介するのは、CHAPTER2(チャプター2) TERE(テレ)ディスクモデルをベースにしたバラ完(フレームからの組立)です。

    ■ CHAPTER2 TEREとは

    CHAPTER2 TEREは、チャプター2がブランドとしてデビューした際に発表された記念すべきファーストモデルです。当店でもチャプター2の取り扱いを開始した初期から販売実績があり、非常に思い入れの深いモデルでもあります。

    関連時期:チャプター2 コンパクトエアロロード「TERE」にカンパニョーロ・最新レコード12速で武装

    当初はリムブレーキモデルとディスクブレーキモデルの両方が展開されていましたが、現在ではフレームは完売し、TEREというモデル自体もラインナップから姿を消しています。

    フレーム形状は、当時のカーボンロードとしては主流だったトップチューブが水平なホリゾンタルデザインを採用。クラシカルでありながら、CHAPTER2らしいモダンさを併せ持つ独特のシルエットが特徴です。

    さらに特筆すべきはペイント。艶ありと艶消しを巧みに使い分けたペイントワークにより、光の当たり方で表情が変わる非常にコントラストの効いた仕上がりとなっています。

    ■ フレーム・フォーク・ホイールのガラスコーティング施工

    今回のフレームは新品ではなく中古で入手されたものでした。そのため、細かな擦り傷や使用感は一部見受けられましたが、

      ・徹底したクリーニング
      ・当店人気サービスのガラスコーティング施工

    を行うことで、傷は目立ちにくくなり、艶と深みのある輝きを取り戻しています。ガラスコーティングはフレームセットに加え、ホイールのリムにも施工。ディスクブレーキのパットから出るダストや汚れに対応するためです。また飛び石による小傷も最小限に抑える狙いもあります。

    結果として、新品と見間違えるほどの美しい仕上がりとなり、ユーザーさんにも大変ご満足いただきました。

    ■ コンポーネント構成

    メインコンポーネントには、SHIMANO ULTEGRA Di2 R8100シリーズを採用。アルテグラは昔から変速性能・信頼性ともに抜群の完成度を誇りますね。

    ブレーキについては、あえて油圧ディスクを使用せず、GROWTAC EQUAL(グロータック イコール)メカニカルディスクブレーキを選択。油圧ブレーキと比較すると、ブレーキタッチや初期調整・メンテナンスの頻度は多少増えますが、大きなトラブルが起きにくいといったメリットもあり、実走行における制動力や安全性に大きな不安はありません。

    ■ コックピット・仕上げ

    バーテープはシクロベーション 2トーンモデル。 下ハンドル側がシルバーから始まり、上に向かってブラックへとグラデーションしていく、同ブランドの定番カラー。フレームデザインとも相性が良く、全体の統一感を高めています。

    ■ まとめ

    2025年末の納車となりましたが、「2026年を気持ちよく迎えられる一台」としてお渡しできてうれしい限り。今後は定期的なメンテナンスを通じて、コンディションを維持しながら、しっかりと乗り込んでいただければと思っています。

    ロードバイクライフをより楽しく、より快適に。 今後とも全力でサポートいたします!

    バイキング・ザ・メンテナンスでは、ロードバイクのバラ完・組み付け作業を随時承っております。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

  • 作業工賃:30,000円(税別)〜
  • 作業期間:1週間〜2週間
  • また、ロードバイクはもちろんグラベル、ミニベロ・クロスバイク・シングルスピードなど、ジャンルを問わずフルメンテナンス・オーバーホールも承っております。お気軽にご相談ください。

    それでは。

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    ELVES FALATH EVO バラ完組立 走りを引き出す施工とカスタム

    こんにちは。西新宿のロードバイクカスタムショップ、バイキング・ザ・メンテナンスです。

    今回は ELVES BIKES FALATH EVO(ファラスエボ) を組み立てのご依頼。組み立て前の段階でフレームには ガラスコーティング(ダブルコーティング) を施工し、フレーム本来の造形を際立たせる深い艶と高い保護性能を付与しました。

    ■ ガラスコーティング(ダブル施工)

    下地処理後、2層構造でコーティングを行うことで、塗装面の透明感と光沢感が大きく向上。汚れの付着を抑え、日常のメンテナンス性にも優れた仕上がりとなっています。

    ■ KMC ダイヤモンドライクコーティング チェーン

    チェーンには KMCのダイヤモンドライクコーティング(DLC)チェーン を採用。シマノ純正チェーンではなく、変速のキレ・静粛性・摩耗耐性 に優れる点を評価してチョイスしています。

    実走では
    ・変速がスパッと決まる
    ・掛かりの渋さが出にくい

    といったメリットがあり、レース・高強度ライドともに相性の良い選択です。私も長年チェーンはDLCです。

    ■ DURA-ACE R9250 × カーボンドライジャパン ビッグプーリー(最新Ver.)

    リアディレイラーは DURA-ACE R9250 をベースに、Carbon Dry Japan ビッグプーリーキット SVS (Super Veloce Sports)を組み合わせています。

    ロー側ギアでの回転の滑らかさが向上し、摩擦抵抗の低減によるペダルフィーリング改善が明確。レースシーンはもちろん、ロングライド時の疲労軽減にも効果的なカスタムです。

    ■ コックピット・操作系 バーテープ(左右カラー違い)

    バーテープはユーザーさんのご希望で左:ブラック/右:グリーン の左右異色仕上げ。意外とありそうでなかったカスタム。個性をさりげなく主張するポイントになっていますね。

    まとめると

    ELVES FALATH EVO の高いフレーム性能をベースに、駆動系・外観すべてにおいて「走りの質」を高めるカスタム内容となりました。

    VIKINGでは、フレーム特性や用途に合わせたバラ完組み立て・施工カスタムをご提案しています。お気軽にご相談ください。

    TREK Checkmate 組み立て|GRX 11速で仕上げる実用型グラベルバイク

    こんにちは。西新宿のロードバイクカスタムショップ、バイキング・ザ・メンテナンスです。

    TREKのグラベルカテゴリーにおけるトップグレードモデル Checkmate SLR(チェックメイトSLR) を、今回バラ完にて組み立てさせていただきました。

    フレーム仕上げの美しさやパーツアッセンブルのバランスが良く、完成後の写真は見応えのある一台です。

    今回の組み立ては「長距離グラベルや街乗りを軽快に、かつ信頼性高く走れる仕様」を重視し、コンポーネントはシマノGRXを中心にまとめました。フロントシングル、リア11速GRXの安定性と、TREKらしいフレームの剛性感がうまく合わさり、扱いやすさと耐久性を両立したグラベルバイクに仕上がっています。

    ■ガラスコーティング施工

    フレームには 「ガラスの鎧 クレストヨンド」 のガラスの鎧を施工。汚れの付着を抑え、美観を長期間キープできます。
    グラベルバイクは泥や砂利の影響を受けやすいため、ガラスコーティングとの相性は抜群です。ライド後の洗車も手間いらずです。

    Checkmateのようなマット塗装のフレームにガラスの鎧を施工する場合、艶は出ることは無く、色彩が濃くなり、よりマット感が強調されるような仕上がりとなります。

    関連記事:ロードバイクのガラスコーティングは新車やオーバーホール・フルメンテナンスの時がおすすめ

    ■メインコンポーネント:SHIMANO GRX(11速)

      ・リアディレイラー:GRX RX810シリーズ
      ・クランクセット:GRX RX600
      ・STIレバー(右/左):GRX RX600 ※左はシングルレバー採用
      ・スプロケット:SHIMANO M7000

    TREKのグラベルフラッグシップと言えるCheckpointの高級感と高性能を意識しつつ、コストバランスも考え、RX800とRX600のミックスという形を取らせていただきました。グラベル特有の振動環境でも安定した変速と制動力はしっかり確保、初めての長距離グラベルにも安心して挑める仕様です。

    ■ホイール & タイヤ

      ・ホイール:SHIMANO GRX ホイール RX180
      ・タイヤ:Panaracer GravelKing 700×40C

    グラベルキングの40Cは、グラベル比率が低めのライドに適したモデル。そのため街乗りにも扱いやすく、耐パンク性も高い定番タイヤ。

    ■コックピット周り

      ・ハンドル:DIXNA バンディ2(アルミ)
      ・ステム:DIXNA 90mm

    グラベルでの安定性と取り回しも大事ではありますが、まずはコストを考慮しアルミ製ハンドルに。ステムとともに信頼性の高いDIXNAで統一。バンディ2はフレア角が程よく、下ハンのコントロール性が非常に良いハンドルです。価格も控えめなので、試しに使って見よう!と軽い気持ちで導入できるのが魅力。

    ■BB・その他

      ・ボトムブラケット:T47in-IDS24 STEEL

    TREKの剛性をしっかり支えるBBはT47規格を採用。TREKと言えばBB90っていうのはもう過去の話。T47規格はメンテナンス性も高く、これから長く乗り続ける上で安心感のあるBBです。そういう意味でベアリングもスチールを選択。

    ■まとめ

    TREKのトップグレード・グラベルモデル「Checkmate SLR」を、シマノGRX 11速を中心にまとめたバランスの良い一台。ホイール、ハンドル、タイヤまで、実際の使用シーンに寄り添った構成としたことで、舗装から未舗装まで幅広く楽しめるグラベルバイクに仕上がりました。

    さらにコストパフォーマンスを両立したことで、今後のカスタム幅を残すことができ期待感が持続するでしょう。完成形の写真だけでも伝わる存在感ですが、実際の組み上げ後はさらに風格のある一台となっています。

    バラ完やカスタムのご相談のお問い合わせ、ぜひお待ちしております。

    CANYON Endurace CFR を極上に仕上げる ガラスコーティング×バラ完

    こんにちは。西新宿のロードバイクカスタムショップ、バイキング・ザ・メンテナンスです。

    今回は、Canyon Endurace CFR(キャニオン・エンデュレース CFR) のバラ完(フレームセットからのフル組付け)をご依頼いただきましたので、ご紹介します。今回のフレームへ現行の完全内装モデルではなく、前世代のモデルです。

    ■ 組み立て前のガラスコーティング

    組み立てに入る前に、まずはフレームへ ガラスコーティング(ダブルコーティング) を施工しています。

    使用したのは、硬度・持続性ともに優れたクレストヨンドのガラスの鎧とカミナリの鎧。脱脂、研磨等の下地処理を丁寧に行い、ベースコートで撥水性・防汚性・透明感を強化。トップコートで深い艶とさらなる保護層を形成したダブルコーティング(2層構造)です。

    関連記事:ロードバイクのガラスコーティングは新車やオーバーホール・フルメンテナンスの時がおすすめ 

    Endurace CFR の質感がさらに際立ち、まるでショールームに飾られていたかのような美しい仕上がりになりました。コーティング後に組み立てることで、施工面を傷つけるリスクも最小限に抑えています。

    ■ メインコンポーネント:SHIMANO ULTEGRA Di2(R8100シリーズ)

    今回のコンポーネントは、SHIMANO ULTEGRA Di2(R8100シリーズ)を採用。変速精度・信頼性の高さは現在でもトップクラスですし、予算がクリアできていれば一番選ばれるロードコンポーネントではないでしょうか。また、Endurace CFR のロングライド特化の性格と相性が良く、軽快でストレスのない変速フィーリングが得られます。一度使ったらもはや機械ワイヤー式には戻ることは苦痛を伴う困難が発生するでしょう(笑)

    ■ ホイール:ELITE(エリート)ホイール & タイヤ:Continental Grand Prix 5000(クリンチャー)

    ホイールは、最近評価が急上昇しているアジアンブランド ELITE WHEELS をインストール。

    軽量性・剛性・エアロ性能のバランスが非常に良く、こうコスパのため「価格以上の走り」を提供することで注目を集めているブランドです。個人的にも使用していますが加速の伸びや一定速度の維持がとてもスムーズです。

    タイヤは、定番中の定番 Continental GP5000S(クリンチャー)。

    GP5000Sは、

      転がり抵抗の低さ
      グリップ性能
      パンク耐性

    のバランスが素晴らしく、「チョイスに困ったらGP5000Sを履かせておけば間違いない」と言われるほどの信頼タイヤです。

    Endurace CFR の乗り心地の良さを損なわず、巡航も軽いので、自分好みの太さを選べばロングライドに最適な組み合わせとなるじゃないでしょうか。

    ■ まとめ

    今回の Endurace CFR は、「ガラスコーティング × 信頼性あるコンポ × コスパ優秀なホイール × 快適性高いバーテープ」 という構成で、非常に実用性と美しさが両立した1台に仕上がりました。控えめな外見の中にしっかりと個性が宿った、ユーザーさんだけの特別なエンデュランスロードでになったと思います。

    AEROADやULTIMATEに比べ、少し影が薄い印象のあるEnduraceですが、こうしてカスタムを施すことで、他のモデルとは違う“落ち着いた中に上質さが際立つ1 台” に仕上がります。

    Endurace ユーザーの皆様、バラ完、コーティング、ホイールアップグレードなどカスタムのご相談はぜひ VIKING にお任せください。お問い合わせお待ちしております。

    CARRERA Phibra Next クラシック×先進デザインが融合し唯一無二の1台

    今回は、CARRERA(カレラ)のラインナップの中でも長い歴史を持つ「Phibra Next」のフレーム交換とバラ完をご依頼いただきました。Phibraといえば、あの独特な“弓なりのフレーム形状”が強い印象を残すモデル。一目見ただけで「Phibraだ」と分かるほど個性の強いフレームセットです。

    ■ 今回採用したコンポーネント

    今回の組立では、非常に珍しい選択としてSHIMANO 105(5700シリーズ / 10速) をメインコンポに採用しました。すでに廃盤したモデルであり、アフターマーケットでも部品の生産・販売は終えています。

    ホイールは Campagnolo BORA ONE。カーボンリムで軽量ながら、ハブボディをアルミにすることで“ウルトラ”よりもコストを抑えた、バランスの良いモデルとなっています。タイヤはなんと チューブラー。クラシックな乗り味と軽量性が楽しめる仕様で、今回の構成の中でも大きなアクセントとなりました。

    今回のブレーキはリムブレーキですが、より制動力と剛性に優れた ダイレクトマウント(DMブレーキ) を採用。通常のナット式キャリパーブレーキよりも効きが安定し、高速域のコントロール性にも優れています。

    ■ ガラスコーティング仕上げ

    フレームにはクレストヨンドのガラスコーティング「ガラスの鎧」を施工。塗装面の艶が引き締まり、今後の汚れや微細な傷に対しても強い保護力を発揮します。Phibra Nextの艶感とマット感の両方がさらに引き立つ仕上がりになりました。

    ■ ハンドル:ワンバイエス 一体型ステムハンドルへ変更

    ハンドルはワンバイエスのステム一体型ハンドル を採用。

      ・空力
      ・剛性感
      ・ハンドリングのダイレクト感

    これらが大きく向上し、Phibra Nextのシャープなフレームデザインとも非常に相性が良い選択です。

    ■ クラシック × モダン が融合した面白い1台に

      ・特徴的な弓なりフレーム
      ・クラシックな10速コンポ
      ・チューブラータイヤ
      ・DMブレーキの制動力
      ・ガラスコーティングで艶感アップ
      ・最新感のある一体型ハンドル

    これらが組み合わさることで、伝統と先進性が共存する非常にユニークな1台 に仕上がりました。組み合わせの妙が光る、まさに“バラ完の楽しさ”が詰まったバイクです。

    おわりに

    バイキング・ザ・メンテナンスでは、ロードバイクのバラ完・組み付け作業を随時承っております。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

  • 作業工賃:30,000円(税別)〜
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    シックに、個性的に。CANYON Endurace CF SLXが完成した美しい一台

    こんにちは。西新宿のロードバイクカスタムショップ、バイキング・ザ・メンテナンスです。

    今回は、Canyon(キャニオン) Endurace CF SLX をベースにしたロングライド向けバラ完(フル組付け)をご依頼いただきました。数あるエンデュランス系のバイクの中でもトップクラスの快適性と軽さを兼ね備えたフレームで、長距離ライドに最適な一台です。

    今回のEndurace CF SLXは、マットブラック基調のシックなカラーリングが特徴。落ち着いた佇まいながら、近くで見ると細部の質感や仕上げが際立ち、強いオリジナリティを放っています。そこへ特徴的なホイールやバーテープを組み合わせることで、全体の雰囲気にしっかり個性をプラスしています。

    ■ パーツ構成

    ・フレーム:Canyon Endurace CF SLX

    ・コンポーネント:SHIMANO ULTEGRA Di2(R8100シリーズ)

    ・ホイール:HUNT カーボンホイール

    ・タイヤ:Continental Grand Prix 5000(クリンチャー)

    ・チューブ:TPUチューブ(軽量かつ高耐久)

    ・バーテープ:Ciclovation(シクロベーション)

    今回のポイントは、快適性 × 走行性能 × 個性 のバランスの良さ。Endurace CF SLXの長距離適性を活かしつつ、ULTEGRA Di2の正確な変速、軽量TPUチューブ、HUNTホイールの伸び感が加わることで、ロングライドをより軽快に、より楽しくしてくれる仕上がりとなったと思います。

    キャニオンのロードバイクといえば、空力性能に優れたAeroad(エアロード)や、軽量でヒルクライムでも抜群のパフォーマンスを発揮するUltimate(アルティメイト)が高い人気を誇ります。

    その一方で、Endurace(エンデュレース)は少し控えめな印象を持たれることもありますが、実際にはロングライド性能・快適性・扱いやすさという点で非常に完成度の高いシリーズです。

    そして今回のように、ホイールやコンポーネント、バーテープといった細部までカスタムを施すことで、エンデュレースでもしっかり“個性”と“存在感”を引き出せることがお分かりいただけると思います。一見シンプルなモデルだからこそ、カスタム次第で表現できる幅が広いのがエンデュレースの魅力だと感じています。

    エンデュレースにお乗りのユーザーさんへ「少し雰囲気を変えたい」「もっと自分だけの1台に仕上げたい」そんなご相談がございましたら、ぜひバイキング・ザ・メンテナンスへお気軽にお寄せください。

    おわりに

    バイキング・ザ・メンテナンスでは、ロードバイクのバラ完・組み付け作業を随時承っております。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

  • 作業工賃:30,000円(税別)〜
  • 作業期間:1週間〜2週間
  • また、ロードバイクはもちろんグラベル、ミニベロ・クロスバイク・シングルスピードなど、
    ジャンルを問わずフルメンテナンス・オーバーホールも承っております。
    お気軽にご相談ください。

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    TREK Madone SLR を高精度バラ完&ダブルコートで完成

    こんにちは。西新宿のロードバイクカスタムショップ、バイキング・ザ・メンテナンスです。

    今回ご依頼いただいたのは、TREK Madone(トレック マドン) SLR Gen 8(Project One) のフレームセットからの組立(いわゆるバラ完)です。

    Madone SLRはTREKのロードラインナップの中でも最上位に位置するエアロロードモデルで、空力性能・剛性・快適性を高次元で融合した一台です。エアロードバイクの先駆け的存在ですので、ご存じの方は多いでしょう。

    ■ Project One とは

    TREK Project One は、ユーザーの好みに応じてカラーリングやコンポーネントを自由にオーダーできるカスタムプログラム。通常ラインとは異なり、受注生産で一台ずつ仕上げられるため、塗装品質の美しさと仕立ての丁寧さが特徴です。今回のフレームもProject One特有の高精度な塗装と、細部まで行き届いた仕上げが際立っていました。

    ■ ガラスコーティング施工

    塗装保護と艶出しのため、クレストヨンドの「ガラスの鎧」、「カミナリの鎧」を使用したダブルコーティングを施工。

    フレーム全体を脱脂・下地処理後、ベース層とトップ層の2層構造で硬化させています。ガラスコーティングはバイキン・ザ・メンテナンス自慢の施工カスタムです。

    • ベース層:深い艶、耐久性、高密着性を付与。
    • トップ層:光沢性・撥水性・帯電防止性を向上。

    結果として、塗装の透明感が一段と際立ち、金属的な光沢を帯びた艶感が得られました。Project Oneの塗装を長期間保護しつつ、美しさと整備性の両立を実現しています。

    ■ 組立とパーツ構成

    メインコンポーネントは SHIMANO DURA-ACE Di2(R9200シリーズ) を採用。セミワイヤレスによる変速精度と、言わずもがな機械式では得られないスムーズな操作感が特徴です。近い将来フルワイヤレスになることは間違いないでしょう。

    タイヤはみんな大好きContinental Grand Prix 5000(クリンチャー仕様) を装着。耐パンク性能と転がり抵抗の低さを高次元で両立した、超定番ハイエンドロードタイヤです。クリンチャー運用により、整備性の高さと実走時の信頼性を確保。下記に紹介するオニベアリングとの組み合わせにより、加速の伸びと巡航時の軽さが際立ちます。

    ■ 鬼ベアリング

    フレームのポテンシャルを最大限に引き出すため、駆動・回転部には鬼ベアリング(ONI BEARING)を採用。BBおよびホイールハブに組み込むことで、以下の効果を確認しています。

    • 回転抵抗の低減:標準ベアリング比で約30〜40%の摩擦低減。
    • 耐久性の向上:高精度研磨+特殊グリースにより、高温時でも性能維持。
    • スムーズな初期回転:組み込み直後から軽いフィーリングを発揮。

    ■ 仕上がりとインプレッション

    最終チェックでは、駆動系・制動系ともにストレスのない動作を確認。Madone特有の一体型コクピットやシートマスト周辺も精度良く組み上がり、長期にわたりハイパフォーマンスを楽しめる完成度に仕上がったでしょう!

    おわりに

    TREK Madone SLRの持つエアロ性能と高級感、そしてガラスコーティングをまとったProject Oneならではの塗装クオリティを、最大限に引き出すことができたと思います。

    バイキング・ザ・メンテナンスでは、ロードバイクのバラ完・組み付け作業を随時承っております。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

  • 作業工賃:30,000円(税別)〜
  • 作業期間:1週間〜2週間
  • また、ロードバイクはもちろんグラベル、ミニベロ・クロスバイク・シングルスピードなど、
    ジャンルを問わずフルメンテナンス・オーバーホールも承っております。
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    空力サスペンション設計とは?ELVES FALATH EXPを紐解く。

    こんにちは。西新宿のロードバイクカスタムショップ、バイキング・ザ・メンテナンスです。

    今更説明不要かもしれませんが、エルヴスバイクはダイレクトマーケティングでフレームセットを販売しているイマドキのメーカー。バイキング・ザ・メンテナンスはエルヴスバイクの公認組立メンテナンス受け入れ店として数多くのエルヴスバイクを組み立てきました。

    今回はエルヴスバイクの2025年の新製品、UCI規格に準拠したエアロロードレーシングフレームである「FALATH EXP」(ファラス EXP)を組ませていただきました。

    空力サスペンション設計とは?

    ファラス EXPの設計理念は「空力サスペンション設計」です。一見相反する構造のように思えますが、フレームの後ろ側にしなやかさと速さを両立させる仕組みを組み込んでいます。リアシートステーは走行中の振動を吸収しながらも、空気抵抗を抑える形状になっており、最新のコンピュータ設計(トポロジー最適化)によって、空力性能と快適性の両方が最大限に引き出されるようにデザインされています。

    さらに特徴的なのが「逆三角形エアフローチャネル(ITAC)」と呼ばれる構造です。シートステーとシートチューブがつくる三角形の空間を利用し、気流の流れを整えることで風の抵抗を減らし、乱れを抑えています。その結果、走りがよりスムーズになり、ライダーのパフォーマンス向上につながります。

    つまり一言でまとめると、しなやかに振動を吸収しつつ、空気抵抗を減らして効率よく進むためのフレーム設計 というイメージです。

    仕様と料金まとめ

    BIKE:ELVES FALATH EXP
    COMPONENTS:Shimano 105 Di2
    WHEEL:ELVES OROME
    TYRE:Continental GP5000
    ガラスコーティング:ガラスの鎧、カミナリの鎧(ダブルコーティング)

    最後にバイキング・ザ・メンテナンスではロードバイクのバラ完、組み付け作業を随時承っています。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

    作業工賃:30,000円(税別)~ 
    作業期間:1週間から2週間

    また、ロードバイク、MTB、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードなどジャンル問わずフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。

    それでは。

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