ニュージーランド発、新進気鋭の注目ブランドCHAPTER2(チャプター2)の取り扱い開始

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

CHAPTER2(チャプター2)というメーカーをご存知でしょうか?ロードバイクのイメージがあまりないニュージーランドを拠点とする新興バイクブランドです。今回VIKINGではチャプター2を正式に取り扱いを開始しました。正規販売店です。

正式にというのは、以前ユーザーさんにお持ち込みいただいた数台を組み立て納車させていただいた経緯もあったためです。私個人的になじみのあるブランドではありました。

チャプター2の創業者はすでにロードバイク界でも名が知られているブランド「ニールプライド」を立ち上げたマイク・プライドさんという方で、そのニールプライドで培った技術、知識、性能のすべてを注ぎ込んだのがチャプター2です。

チャプター2は直訳すると第2章という意味。ちなみに第1章の意味がニールプライドということです。マイクさんにとっての第2の人生が始まったとことを意味しています。

チャプター2はユーザー直販と販売店経由の2ルート

チャプター2の購入方法の特徴として、ユーザー直販というスタイルがあります。チャプター2公式HPで好きなモデルサイズを選び、決済をし、自宅に届くのを待つ購入方法です。このスタイルはCANYON(キャニオン)でも確立されており、ユーザーさんも増え続けていますが、チャプター2はCANYONのように完成車の販売ではなく、フレーム&フォークのみの販売のため、購入後別途組み立てが必要になります。購入後にちょっとハードルがあるわけです。

そこでもう一つの販路として、プロショップでの販売ルートを設けています。コンポーネントや組付けの精度が高いほどチャプター2の性能も最大限に発揮できるため初めてフレームから購入されるユーザーさんにとっては非常に安心できるルートです。

もちろんオーダーもプロショップで行うことができるので、バイクが完成後改めてショップに取りに行くというわけです。

フレームは定番モデルと限定モデルの2タイプ

ロードバイクブランドの大半はイヤーモデルがあり毎年カラーが変更になったり、数年に一度はフルモデルチェンジや新しいモデルがリリースされます。一方でチャプター2はイヤーモデルという概念はなく、現行のモデルが完売すると次のモデルが出てくるという仕組みをとっています。

具体的にチャプター2には個性ある二通りのカラーリングが用意されています。ひとつは定番カラーとなる「エセンシャル・エディション」と呼ばれ、熟考された上に生み出されたマット&グロスブラックカラーです。

そしてもう一つが「リミテッド・エディション」です。こちらは半年から8ヶ月周期で個性的なデザインが展開されます。限定生産のみであり、同じデザインは二度と作られない、まさにコレクションピースともなりうる存在です。

リミテッド・エディションの製造台数は全世界で500台以下に絞っており、カラーによっては生産数もっと少ないモデルもあります。数量限定モデルということです。ユーザーさん同士モデルがかぶることは非常に稀になるため所有欲は非常に高まるブランドではないでしょうか。さらには自分の最高にクールな機材をレース会場やトレーニングライドなどで自転車仲間に見てもらうのもまた重要なことですね。

他にも数台のスペシャル・エディションもリリースされており、カスタムペイントの美しさが目を引くフレームです。

2つのフラッグシップ「TERE」と「RERE」

ここからはチャプター2のモデル紹介です。

まずは「TERE」(テレ)。チャプター2創業とともにリリースされてきたモデルです。TEREとはニュージーランドに住んでいるマオリ族の言語(マオリ語)で”すばやい、迅速”と言う意味を持ち、コンパクトエアロ設計のフレームですが、見た目も乗り味もオーソドックスです。様々なロードバイクのライディングスタイルに対応できるオールラウンド型です。

リムブレーキ仕様:255,600円
ディスクブレーキ仕様:265,000円

※カスタムペイント仕様は¥268,270~
※各種電動コンポに対応

フレーム重量:950g (リム) & 1015g (ディスク) ※サイズM
フォーク重量:390g (リム) & 425g (ディスク)
BB:BB86.5

もう一つのモデルが「RERE」です。

完全なるエアロロードとして生み出されたRERE。こちらはマオリ語で「流れ」を意味します。オールラウンドのTEREと比べるとエアロダイナミクスに照準を置いたモデルです。

リムブレーキ仕様のみの展開で、現在エッセンシャル・エディション、リミテッド・エディションともに1台ずつの展開です。

リムブレーキ仕様のみ:286,100円

フレーム重量:998g ※サイズM
フォーク重量:398g
BB:BB86.5

※各種電動コンポに対応

オールラウンドかエアロか二者択一の実にわかりやすい展開です。カラーリングはこれからのロードバイクのトレンドとなりそうな雰囲気ももあり非常今後が楽しみでもあるブランドです。

ご購入、組付けは是非VIKINGで承ります。お問い合わせお待ちしています。

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CANYON ULTIMATE CF SLX 8.0 Di2 初期組立&納車

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回はCANYONのULTIMATE CF SLX 8.0 Di2 の初期組立と納車をさせていただきました。

CANYONの初期組立とは?

CANYONはインターネットを通じてユーザーさんに直販をするシステムをとっているブランドのため、基本的には組立もユーザーさん自身で行っています。そのためCANYONから送られてくるバイクは基本的な組み立てが終了して送られてきます。

しかし、ショップのスタッフがさらに手を加えることにより、さらに精度を高めることでCANYONの性能を十分に引き出すことができます。そのような初期組立サービスをVIKINGでは行っております。

また、たまに組付けの不備や調整不足のバイクもあり、そのまま乗り続けると危ないと感じるケースもあるため、初めてのロードバイクやメカに自信がない方はVIKINGのCANYON初期組み立てサービスを利用いただくことをおすすめしています。

詳しくは以下の関連記事をご覧いただくとわかりやすいと思います。

関連記事:ネット販売のCANYON(キャニオン) 全ラインナップの組立て、メンテナンス承ります。

今回選ばれたフレームカラーは「GRAN TOURISMO BLUE」。個人的にマットブラックの印象の強いCANYONですが、このブルーは他にない色味で非常にきれいですね。

コンポーネントはシマノ・アルテグラR8050シリーズ。電動ギアになります。もちろんDi2のバッテリーは最新のBT-DN110が装着されており、シンクロシフトをはじめとしたDi2の最新機能を楽しむことができます。

STIレバーは非常にコンパクトな設計。手の小さなユーザーさんでもしっかり握ることができ、安定したブレーキングができると思います。

ハンドルはCANYONの自慢のステム一体型ハンドル「H36 AEROCOCKPIT CF HANDLEBAR」。最近CANYONだけではなくエアロ形状のステム一体型のハンドルの需要が増えている気がしますね。

これはオプションですが、カーボン製のボトルケージを装着させていただきました。UCIプロチームの選手も多数愛用するELITE(エリート)のボトルケージです。価格はなんと税別3,270円。カーボン製ですがコンポジットカーボンを使用してるためコストを下げることができるのです。

色感もマットブラックなのでCANYONのフレームに非常にマッチしますね。重さは23g(軽い!)。

冒頭でもお伝えしましたが、VIKINGではCANYONの初期組立、その後のメンテナンスを承っております。CANYON購入後、しばらくしてメンテナンスが必要に感じたユーザーさんは是非VIKINGをご利用ください。

よろしくお願いします!

それでは。

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デローザのハイエンドモデルPROTOS。レコードEPSで純イタリアンレーシングバイクにカスタム

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回はイタリア3傑メーカーのひとつデローザのハイエンドモデルであるPROTOS(プロトス)の組付け依頼をいただきました。

デローザはもう説明不要ですよね。スポーツバイクの歴史をけん引してきた老舗メーカーです。ツール・ド・フランスをはじめとしたメジャーレースでも数々の栄光を勝ち取ってきたブランドです。ベルギーの英雄エディ・メルクスも駆っていたのも有名な話。

PROTOSはそんなデローザの中でもトップグレードに君臨し、いつかは乗ってみたいと思われている特別な1台です。

電子シフトレコードEPSでストレスフリーなシフトチェンジ

今回のプロトスの相棒、いわゆるコンポーネントはもちろんカンパニョーロ。現在はお求めやすいエントリーグレードが登場したことでシマノのコンポーネントも採用していますが、デローザは頑なにカンパニョーロにこだわり続けた過去があります。「デローザにはカンパ」と思っている往年のファンは多いはず。

今回はカンパニョーロに強いこだわりを持ったユーザーさんではありませんでしたが、電子シフトであるEPSを体験してみたいということでした。個人的な見解ですが、カンパニョーロの従来の機械式と電子シフトEPSの変速性能を比べてみるとEPSの方に軍配が上がると思っています。機械式にあったカンパ独特の「クセ」が消え、シフトチェンジにスムースさが増したのがEPSという感じです。

フロントディレイラーは機械式に比べて大きめなデザイン。機械式の方がスリムですが、変速性能やセッティングはEPSの方が圧倒的に楽になっています。

リアディレイラーは機械式と比べても大きさやデザインに大差がありません。それにしてもカーボンを多用するこの造形は非常に美しく、カンパニョーロの真骨頂のような気がしますね。

EPSの構造でシマノの電動シフトDi2と大きく異なる点が、エレクトリックケーブルの接続方法です。シマノは基本的にエレクトリックケーブルが両端で接続できるようになっていますが、EPSはインターフェース(Di2でいうジャンクションA)とバッテリーが基地局になり、そこから各コンポーネントにつなげていく仕組みです。

上の画像は、インターフェースから伸びたケーブルがエルゴパワーに接続される様子です。接続部分はエルゴパワー内のスペースに収納される仕組みです。またバッテリーからもリアディレイラー、フロントディレイラー、インターフェースの3か所にケーブルが伸びています。

ブレーキはダイレクトマウントを採用

PROTOSのフレームで特徴的なひとつとしてブレーキが挙げられます。プロトスはディスクブレーキ用フレームもありますが、リムブレーキ仕様はダイレクトマウント式を採用しています。

シマノよりも後発となったカンパニョーロのダイレクトマウントブレーキですが、後発だけにかなり成熟された作りとなっています。まずはフレームへの装着のしやすさ。シマノのダイレクトマウントは左右別体型なので装着にちょっとしたコツが必要ですが、カンパは六角レンチで簡単に装着できます。また、左右両方にスプリング調整ボルトがあるので、セッティングやメンテナンスがしやすい構造です。

純イタリアンレーシングバイクの完成

EPSに加えホイールもカンパニョーロのシャマルウルトラをアッセンブル。フレームを際立たせるにはリムハイトが低いホイールがぴったりですね。シャマルウルトラはオールラウンドに使用できるホイールなので、登り、平坦、ロングライドと様々なシチュエーションの対応してくれるアルミホイールです。

サドルはサンマルコ、ハンドル回りはDEDAということで、準イタリアレーシングバイクが完成です。

フレームセットからの組付け、随時承ります

VIKINGではロードバイクの組付け作業を随時承っています。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

作業工賃:25,000円(税別)~ 
作業期間:約1週間

また、ロードバイク、MTB、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードなどジャンル問わずスポーツ自転車のフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。

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登りも平坦もオールラウンドで楽しめるCANYONのULTIMATE CF SL 組み立て。

VIKING the MAINTENANCEでは、インターネット専売ブランドであるCANYON(キャニオン)の購入後の組み立てサービスを承っております。今回はULTIMATE CF SLのDi2完成車の組み立て依頼をいただきました。

シマノ・アルテグラR8050(Di2)シリーズをメインコンポーネントに据え、ホイールはDT SWISSのリム高の低い登り向きのアイテムで、独特なハブのラチェット音が特徴です。もちろん平坦でも問題なく楽しめるホイールです。

Di2は最新のファームウェアにアップデート。Di2はPCやスマホを介して様々な設定が可能です。ギアの操作方法やサイクルコンピューターの操作まで非常に多機能です。

関連記事:ユーザーにとって非常に魅力的な機能が満載のDi2とワイヤレスユニットの話

ホイールはDT SWISS製。DTのクイックシャフトはホイールの脱着がしやすく個人的に好印象です。

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剛性感があるブレーキキャリパーは効きとコントロール性が高く、ブレーキに一番大事な要素である信頼性が抜群です。タイヤはコンチネンタルのフラッグシップモデルである「グランプリ4000S」。下りのグリップ性に定評がありますね。

最近のカーボンフレームに多い、振動吸収性を意識した細いシートステーがダウンチューブの太さと比べるとさらに際立つ印象です。

CANYONの新規購入組み立てに加え、その後のメンテナンス、オーバーホールも承っています。お気軽にお問合せください。

それでは。

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便利なサイクリング・エクスプレス完成車組立サービス「DE ROSA SK Pininfarina」

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回は人気イタリアブランド「デローザ」のロードバイクを納車させていただきました。モデルはSK Pininfarina(ピニンファリーナ)です。

ピニンファリーナとは工業製品のデザインを中心に手掛けるイタリアの企業で、85年以上の歴史を持つイタリアンデザインの象徴でもあります。フェラーリのデザインでも有名な会社ですね。そのピニンファリーナとのコラボレーションで生まれたモデルが「SK Pininfarina」です。

サイクリングエクスプレス完成車組立サービスとは

ご購入いただいたお客様は、サイクリングエクスプレスの完成車組立サービスを利用され、VIKINGにてお渡しさせていただきました。

サイクリングエクスプレスの完成車組立サービスとは、海外自転車通販大手のサイクリングエクスプレスにてロードバイク、MTB等の完成車を購入した際に、送り先を日本国内のサイクリングエクスプレス提携のショップにすることで組立まで行ってからお渡しするサービスです。

通常、完成車は基本的に5~7割で組まれた状態で送られてきます。スポーツ自転車の組立てに慣れたユーザーさんなら問題はないかのしれませんが、初めてロードバイクを購入する方やメカはちょっと苦手という方にとって、完成車組立サービスはピッタリだと思います。

組立工賃は9,900円

サイクリングエクスプレスの完成車組立サービスの組立工賃は税込9,900円です。工賃のお支払いはサイクリングエクスプレスでの自転車購入の決済時に一緒にお支払いいただく形となります。そのためVIKINGでは工賃はいただかず、お渡しのみとなります。

私も自転車はリアルショップで購入することが一番だと思っていますが、価格を考えると通販は非常に魅力的だと思います。リアルショップでは購入に向けてスタッフさんが色々教えてくれるので、安心して選ぶことができますが、通販の場合は自分で調べないといけないことも多く大変ですが、その反面、知識は蓄えられると思うので通販も有効的だと思っています。

完成車組立サービスはユーザーさんが安心して通販を利用できるためのサービスです。サイクリングエクスプレス組み立てサービスについてご質問等ありましたらこちらまで遠慮なくお問い合わせください。

関連記事:サイクリングエクスプレスの組立てサービス開始のお知らせ

それでは。

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コルナゴのエアロロードバイク「コンセプト」をDi2とボーラウルトラの組み合わせで最高の1台にカスタム

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

FACEBOOKでもご紹介していましたが、今回コルナゴのエアロロードバイクであるCONCEPT(コンセプト)の組付けを承りました。

コンセプトは1987年にフェラーリ社とのコラボレーションによって登場したモデルであり、カーボン製フレームに内蔵ケーブル、BB内装7段変速、油圧ブレーキ、サスペンションシートポストなど当時では考えられない最先端技術が集約されたモデルであったものの、量産には至らなかった経緯があります。

それから30年の時を経て誕生した現代型「コンセプト」は最新の空力技術を駆使しエアロロードバイクとして設計されています。また高い制動力を誇るダイレクトマウントブレーキ、専用エアロシートポストなど、タイムトライアルやトラアスロンでも十分対応できるポテンシャルを秘めています。

さらにペインティングのコルナゴの得意とするところです。C60などコルナゴ伝統のアートを描くパマ・ペイント社に委託し、ダウンチューブに描かれた迫力あるペイントは圧巻です。

シマノ・デュラエースR9150シリーズのアッセンブル

コルナゴと言えばカンパニョーロのグループセットをアッセンブルするユーザーさんが非常に多いですが、今回はエアロロードバイクということで、より操作性が高いDi2をチョイスされました。シマノ・デュラエースR9150です。

電動シフトのシェアではライバルメーカーの先を行くシマノ。同メーカーの最上級モデルのR9150はストレスフリーなギアチェンジとシンクロシフトなど電動だからこそできる多彩な機能が設けられています。

STIレバー、前後ディレイラー、バッテリーをの配線が全て集まるジャンクションB。
ビルトインバッテリーBT-DN110を使用することでシンクロシフトにも対応できる。

BBはクリスキングのセラミックを

コンセプトのBB規格はコルナゴ独自規格のスレッドフィット82.5。でもこの規格のBBはほぼ世にありません。そのためアダプタを装着することで、多数派のBB86に変換しています。

BB86になったことで、BBの選択肢が広がり、クリスキングのセラミックBBを装着できるようになりました。クリスキングはヘッドパーツやハブにも非常に高い精度を持って作られているアメリカンブランド。クリスキングのセラミックBBは専用工具を使い定期的にグリスアップも可能なので常にべストな状態でぺダリングができます。

スレッドフィット82.5にアダプターを装着することでBB86に変換できる。

CULTベアリングで高回転を実現ボーラウルトラ

ホイールはカンパニョーロのボーラウルトラ50。ボーラウルトラシリーズはカンパニョーロのロードホイールのフラッグシップモデルです。カーボンリムはもちろんのこと特筆すべき点はハブのベアリングです。こちらもBBと同じくセラミック製のベアリングを使用していますが、セラミックベアリングでも摩擦抵抗を限りなく抑えるために特殊加工したCULT(セラミック・アルティメット・レベル・テクノロジー)を採用しています。

セラミック・アルティメット・レベル・テクノロジーの略であるCULT。特殊加工によりグリスを一切必要としない。

このCULTベアリング、特にフロントホイールを軽く回すだけで、永遠に回転し続けるのには驚きです。また通常セラミックベアリングにも固着や焼き付き防止のためにグリスを塗りますが、CULTは特殊加工を施しているためグリスの必要がありません。

フレームセットからの組付け、随時承ります

VIKINGではロードバイクの組付け作業を随時承っています。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

作業工賃:25,000円(税別)~ 
作業期間:約1週間

また、ロードバイク、MTB、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードなどジャンル問わずフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。

最高の1台が完成しました。

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ニュージーランド発の新興ブランド「チャプター2」。アルテグラでまとめたエアロロードバイクが完成!

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

CHAPTER2(チャプター2)というバイクブランドをご存知ですか?今ひそかに注目を集めているカーボンフレームのニュージランドの新興メーカーです。

創業者はすでにロードバイク界でも名が知られているブランド「ニールプライド」を立ち上げたマイク・プライドさんという方で、そのニールプライドで培った技術、知識、性能のすべてを注ぎ込んだのがチャプター2です。

チャプター2は直訳すると第2章という意味。ちなみに第1章の意味がニールプライドということです。マイクさんにとっての第2の人生が始まったとことを意味しています。

関連記事:ニュージーランド発、新進気鋭の注目ブランドCHAPTER2(チャプター2)の取り扱い開始

ロードバイクにぴったりなネーミング「TERE」

ラインナップは現在1種類。TERE(テレ)と呼ばれるモデルです。「テレ」とはニュージーランドの先住民族である、マオリ族の言葉で「速い、鋭い」という意味を持つ言葉。まさにロードバイクにぴったりのネーミングですね。

チャプター2は他社のようにイヤーモデルの概念がありません。大手メーカーのように大量生産をせず、市場のニーズに合わせてフレキシブルに新しいモデルを投入することで、ブランドの価値や注目を集めることが狙いです。

チャプター2をアルテグラR8000で

早速、シマノ・アルテグラR8000シリーズで組ませていただきました。

シートポストはエアロ形状になっており、シートクランプもトルク管理がしやすい形状です。

シートチューブ下部には、ニュージーランドデザインの文字があしらわれています。

ダウンチューブは空気抵抗を抑制するために角ばった形状です。

BBの規格はプレスフィットの中で多数派のBB86。今回使用したBBはWISHBORN(ウィッシュボーン)製のセラミックベアリング仕様です。

アルテグラR8000シリーズのリアディレイラーです。最上位モデルデュラエースのデザインをほとんど踏襲したと言っても良いでしょう。以前からMTBのリアディレイラーに採用されてきたシャドーディレイラーをロードコンポーネントにも採用しました。

ディレイラー本体が内側(ホイール側)にオフセットするシャドーシステムのおかげで、障害物のヒットをかわす効果があります。

ケーブルはもちろんフレーム内蔵式です。内蔵式はケーブルを通す作業に時間を要しますが、見た目は非常にすっきりするので、太めのデザインが多いカーボンフレームは絶対内蔵式ですね。もちろんDi2にも対応しています。

STIレバーも非常にコンパクトで、レバーの角度調整も可能なので、手が小さ目のユーザーさんもしっかり握ることができるでしょう。

アルテグラはR8000シリーズからフロントディレイラーの形状が大幅に変わっています。今まではアウターケーブルにワイヤーを調整するアジャスターが必要でしたが、その機能がフロントディレイラー本体で可能になり、アジャスターが不要になりました。

ブレーキキャリパーのクイックレバーがブレーキ本体と一体化するような構造になりました。

ホイールはシマノスプロケットに対応したカンパニョーロ・ゾンダでアッセンブル。将来的にボーラシリーズなどにアップグレードすることでさらなる軽量化と走行性能を手に入れることができるでしょう。

フレームセットからの組付け、随時承ります

VIKINGではロードバイクの組付け作業を随時承っています。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

作業工賃:25,000円(税別)~ 
作業期間:1週間から10日

また、ロードバイク、MTB、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードなどジャンル問わずフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。

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ロードバイクの最初の1台に最適。CANYON(キャニオン) ULTIMATE CF SLX

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

インターネットでメーカー直販という販売方法で人気を博しているCANYON(キャニオン)。弊社も車体の販売は行っておりませんが、CANYONを購入されたユーザーさんへその後のメンテナンスやカスタムは喜んで承っています。またCANYONの自転車を購入後、発送先をVIKINGにすることで組立やチューンナップしお渡しするサービスも行っています。

今回は購入後、発送をVIKINGにされたユーザーさんのCANYONをご紹介します。

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妥協のないアッセンブルパーツ CANYON ULTIMATE CF SLX 8.0

フレームはもちろんカーボン。CANYONらしいマットブラックを装ったシックな印象に加え、フレームが斜めに伸びるダウンチューブ部にはCANYONの文字が刻まれています。

シートポストとシートチューブを極限までスリム化することでしなりを生み出し、衝撃吸収に貢献します。実際に乗車し横から見るとはっきりとしなっているのが確認できます。まさにバネのような動きをし体重や路面からの振動を抑える構造です。

ホイールはMAVICのロングセラーモデルであるキシリウムシリーズの中でもミドルグレードであるキシリウムプロ・エグザリット。一見カーボンホイールと見間違えそうですが、リムはエグザリット加工されたアルミ素材で、スポークをカーボンとジクラルと呼ばれるアルミスポークで構成されたホイールです。前後ペアで1,355gという軽量に仕上がったホイールセットです。

コンポーネントはシマノ製で、アルテグラ6800シリーズを採用。アルテグラはデュラエースに次ぐシマノで2番目のロードバイクコンポーネントであり、ユーザー数も非常に多い人気コンポーネントですね。

ガラスコーティングの施工で傷に強いフレームへ

今回はフレームにガラスコーティングを施工。車やオートバイにもよく利用されるガラスコーティングですが、ロードバイクを始めスポーツ自転車にも有効的です。

本来の塗装面の上からもう一面の層ができることで、フレームを傷から予防し美しい状態を保つことができるのです。もちろん事故や転倒での大きな衝撃でできた傷に関しては防ぐとこはできませんが、ロードバイクを立てかけた際に付いたりする小さな小傷などはかなり予防できるんです。

ガラスコーティングの施工は、税別4,000円~(パーツのバラシ、分解工賃は別途)で承っています。今回のCANYONのモデルのようにマットカラーの塗装でも問題なくご利用いただけます。

最初のロードバイクにベストな1台

CANYONはメーカーがユーザーさんに直接販売するため、ライバルメーカーよりも販売価格を抑えられるというメリットがあります。アッセンブルされるパーツもコスパを考えたアイテムを採用せず、性能や使いやすさを重視した非常にバランスの良いチョイスです。

ラインナップも充実しているので、予算やコンポーネントの種類に合わせて選ぶことができ、初めてのロードバイクにも向いているメーカーですね。

それでは。

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クロモリを使用したオリジナルのロードバイクをオーダーしませんか?

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回は当店が全面的におすすめしている、ハンドメイドフレームブランド「Equilibrium Cycleworks」(エクイリブリウムサイクルワークス)のご紹介です。

エクイリブリウムの魅力は、以前にも当ブログで大きく取り上げましたが、今回は先日オーダーいただいたモデルが完成したので写真を交えて取り上げたいと思います。

関連記事ハンドメイドで製作されるロードバイクの魅力とは?

関連記事エクイリブリウムからロード、グラベルを両方楽しめるモデルがリリース

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ユーザーフレンドリーなブランド

エクイリブリウムサイクルワークスは、東京・品川の工房で主にクロモリを使いハンドメイドでロードバイクやシクロクロスのフレームを製作しているブランドです。

ハンドメイドやオーダーメイドのフレームになると、職人気質が先行してしまいそうで、なかなか手が出しづらい存在かもしれませんが、エクイリブリウムサイクルワークスは、実にユーザーフレンドリーなブランドです。

今回オーダーいただいたフレームはビルダー(作り手)自らサイジングを行い、ベストなジオメトリーを導き出してもらいました。

コロンバスSLフレームを使用した軽量フレーム

今回使用したフレームはクロモリであるのはもちろんですが、その中でもイタリアの鉄鋼メーカーであるコロンバス社が製造している「SL」と呼ばれるパイプをチョイス。SLはコロンバスのパイプの中でも歴史ある種類で、過去にはデ・ローザの最高級クロモリフレームに採用されるなど、長い期間コロンバスのフレームを支え続けたパイプです。

クラシックなイメージでクロモリフレームを作りたければ、コロンバスSLはピッタリのパイプです。エクイリブリウムサイクルワークスでは乗り方やスタイルに合わせて色々なパイプを用意しています。コロンバスであれば他にも「SLX」、「SPX」などの種類が用意されています。

コンポーネントはカンパニョーロ「ポテンザ」に

自転車をフレームから組み上げる時に、重要かつ楽しみなのがコンポーネント選びではないでしょうか。今回はクラシックのイメージで、コロンバスパイプを使用することになった為、シマノではなくカンパニョーロを選びました。

グレードは2016年から登場した新モデルの「ポテンザ」です。今まで存在していたアテナがいったん廃盤になり、代わりにこのポテンザが仲間入りしてきました。アテナの直接的な後継モデルではありませんが、価格帯や構造はアテナを意識したものとなっています。

ハンドメイドだからできるフレームとパーツの一体感

ハンドメイドのメリットは、自分だけのオリジナル自転車が手に入るだけではなく、ほかにも魅力的な部分がたくさんあります。例えば、完成車で売られているモデルは、言い方は悪いかもしれませんが、価格に合わせたパーツの寄せ集めになっているモデルもあり、自転車としての見た目や乗り心地のバランスをあまり考慮していないケースもあるんです。

しかし、ハンドメイドは目指している乗り方やスタイルを決めてフレームを選び、それに合ったコンポーネントをはじめとしたパーツをひとつひとつ選んでいくことができるため、イメージ通りの自転車が完成するのです。

また、エクイリブリウムサイクルワークスはステムもオリジナルでオーダーでき、フレームからハンドルまでの一体感を生み出すような形状など自転車のカッコ良さや機能性を追求することができるのです。

塗装やデカールもイメージに通りに

塗装を行いデカール(ステッカー)を貼り付けるとフレームが完成するわけですが、その塗装やデカールもイメージに合ったものを選ぶことができます。特に選ぶ塗装カラーによって自転車のイメージが大きく変わるので、非常にたくさんのカラーや塗装方法が用意されています。

納期と価格について

エクイリブリウムサイクルワークスのオーダーフレームの納期は約6ヶ月。パイプの仕入れを含めて一から行うので、現状は納期を半年いただいております。しかしイメージ通りかそれ以上の作品が出来上がると考えたら半年は短いと言えるかもしれません。

価格はフレームフォークセットで税別250,000円~。ディスクブレーキ仕様やBBやヘッドの規格を変更できたりします。

また今回紹介したクラシックなスタイル以外にも、クロモリを使用したエアロロードバイクやシクロクロスフレームのオーダーすることができます。ハンドメイドと聞くと昔っぽいフレームしか無いとイメージしがちですが、エクイリブリウムサイクルワークスは、現代のスポーツ自転車のスタイルに則ったフレームを製作していますのでエアロ形状やシクロクロスにも対応できるのです。

Equilibrium Cycleworks Order Frame Columbus SL
価格:フレームフォークセット 250,000円~
納期:約6ヶ月

エクイリブリウムサイクルワークスのお問い合わせはVIKINGで承ります。お見積りのご相談などお気軽にお問い合わせください。

LINK:Equilibrium Cycleworks 公式HP

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ロングライドイベントに向けて90kmのヒルクライム合宿を敢行

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。前回の「ロングライドイベントに向けて70kmのヒルクライム合宿を敢行」から1週間。今回はロングライドイベントに向けて「90km」の日帰りヒルクライム合宿を敢行してきました。

集合はおなじみ矢野口ローソン

多摩川サイクリングロードや尾根幹をよく走る人はご存知の「矢野口ローソン」。今回はここを集合としました。午前8時前後に到着するとロードバイカーの聖地のようなにぎわいっぷり。皆さんメンバーとの集合場所や補給場所に利用しているんです。(隣のかつやの主張が激しいのが気になる・・・。)

尾根幹とは

正式名称は南多摩尾根幹線(みなみたまおねかんせん)。多摩ニュータウンの南縁を東西に横断する形で東京都調布市の多摩川原橋から、東京都町田市小山町の町田街道までを結んでいる道路の通称。

多摩川サイクリングロード

旧穴守稲荷鳥居前(東京都大田区羽田空港)から始まり、羽村市の玉川上水取水堰まで続く道幅2mほどの自転車歩道専用道。狛江市内を除き、自治体によって整備されてはいるが、すべて繋がっている訳ではなく途中で一般道を走って合流するところもあります。

今回のヒルクライム合宿は私を入れて3名で走ることに

道志みちを中心とした90kmコース

今回のヒルクライム合宿のコースは以下の通りになりました。

1.矢野口
2.尾根幹
3.裏津久井
4.道志みち
5.厳道峠
6.上野原

以上のようにルートをたどりました。

当初の目的は、矢野口ローソンから尾根幹を走り、相模原市橋本を抜け、道志みちから最後の山伏峠に向かう予定でした。しかしメンバーからの「道志みちは長くて途中で飽きる」という発言により、ルートを変更し山梨県上野原駅まで走り、そこから輪行することに。

道志みちの神奈川県と山梨県の境である両国橋にて

峠という名の付くのは厳道峠だけでしたが、尾根幹は短い急坂が続き、裏津久井、道志みち4%前後の緩い登りが続く道です。そして今回ビックリしたのが厳道峠(かんどうとうげ)です。この名前は走り終わって知ったのですが、名前のごとく厳しい峠でした。きつい勾配もさることながら、路面には山肌から崩れた細かい岩が散乱していて、真っ直ぐ走ることができない箇所もあり、まさに過酷でした。雨上がりの後はかなり危険ですので、登るかどうかは正直自己責任ですね。

 厳道峠の平均勾配は9%以上。道も荒れていてまさに酷道

厳道峠を上り終えると富士山を拝めるビュースポットがあります。逆光で感じの富士山は写りませんでしたが、向こうに富士山がはっきり見えています。

最後は上野原まで走り昼食を食べ、輪行で帰宅。今回の獲得標高は約1500mで前回の足柄峠の時と大きく変わりませんでした。一日で獲得標高2000mはけっこう大変なんですね。次回はさらなる獲標を目指して登ってきます。

それでは。

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