FOCUS IZALCO MAX ヒルクライム決戦用にSRAM REDで軽量仕様に組み立て

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するロードバイクのメンテナンス、カスタマイズ専門店です。 

今回はドイツのFOCUS(フォーカス)のIZALCO MAXのフレーム。同社のフラッグシップモデルであり、日本限定アッセンブルのフレームを組み立てをいただきました。

フラッグシップモデルIZALCO MAX の日本限定モデル

特徴的なカラーリングのため、好みは分かれるデザインですが、エアロ形状である通常モデルとは異なり、線が細い印象のためヒルクライムでの強さを感じさてくれる1台です。

SRAM RED 機械式とMAVICキシリウムプロカーボンのコンビ

順に組み立てていきます。

メインコンポーネントは「SRAM RED」。eTAPではなく機械式REDです。自動的にSRAM=eTAPのイメージになってしまったため機械式が非常に新鮮に感じると同時に、最後に機械式を組んだのはいつだろうかと考え込んでしまいました。結果、思い出せません・・・。

ホイールはMAVICキシリウムプロカーボン。ヒルクライムには最適な選択のひとつですね。今回はリムブレーキ仕様なので他にもMAVICであれば「R-SYS」も選択肢に入るだろうと思います。

WISHBONE セラミックBBでカスタム

BBはSRAM純正ではなく、WISHBONE(ウィッシュボーン)製のセラミックBBをお選びいただきました。

IZALCO MAX のBB規格はPF30。SRAM REDのクランクもそれに対応したBB30/PF30用クランクです。このクランクに対応するウィッシュボーンのセラミックBBは「PF30SLS」という型番。例えばREDのクランクがGXP仕様であれば用意するセラミックBBの型番も変わってきます。やっぱりBBの組み合わせは複雑ですね・・・。

またメカニック目線としてプレスフィット式のBBはその時々によってサクッと圧入できる時と入りがきついときがあります。今回はちょっときつめでした。

ヒルクライム決戦用の完成

完成しました。

今回はFOCUS IZALCO MAX にSRAM RED機械式とMAVICキシリウムプロカーボンのコンビネーションで非常に軽量に仕上がったヒルクライム決戦用が出来上がりました。

フレームセットからの組み付け料金、納期

VIKINGではロードバイクの組付け作業を随時承っています。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

作業工賃:25,000円(税別)~ 
作業期間:1週間から10日

また、ロードバイク、MTB、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードなどジャンル問わずフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。

それでは。

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ピナレロF10×シマノ・デュラエースR9100× カンパニョーロ・ボーラウルトラ

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以下のハイスペックかつ安定感間違いなしの組み合わせでピナレロF10を組ませていただきました。

メインコンポーネント:シマノ・デュラエースR9100シリーズ
ホイール:カンパニョーロ・ボーラウルトラ クリンチャー

フレームセットからの組み付け料金、納期

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作業工賃:25,000円(税別)~ 
作業期間:1週間から10日

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TIME史上最軽量モデルALPE D’HUEZ カンパニョーロ・レコードEPSでアッセンブル

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ロードバイクユーザーさんの中で憧れのブランドのひとつに数えられ、レーシングブランドとしても名高い「TIME」。今回はTIMEのヒルクライムに最適化された「ALPE D’HUEZ」の組み立てをカンパニョーロ・レコードEPSで行いました。

ロードバイクのコンポーネントはシマノが圧倒的なシェアを誇りますが、TIMEに関して言えばカンパニョーロを積極的に取り入れてきた歴史があります。TIMEは基本的にフレームセットでの販売ですが、限定モデルの完成車にはカンパニョーロで採用し販売するなど、ユーザーさんのカンパ率が高いブランドです。

ブランド史上最軽量モデル ALPE D’HUEZ

TIMEのラインナップはすべて自国であるフランス生産であり、ALPE D’HUEZに至ってはブランド史上最軽量を実現しています。またフロントフォークはAKTIV フォークと称したダンパー内蔵の振動吸収システム採用し、乗り心地の良さとペダリング効率の向上に効果を発揮します。

BBは左右非対称設計のBB386を採用。

タイムが長年採用してきた独自のヘッドセット機構である「クイックセット」。専用工具を使用しベアリングの玉あたりを調整します。この機構により、コラム内にアンカーナットが不要となり、トルク管理のわずらわしさから解放されます。

カンパニョーロ・レコードEPSの組付け

レコードEPS 11速モデルをアッセンブルしていきます。配線の接続はシマノDi2とは異なり、バッテリーユニットからの伸びる配線と各パーツから伸びる配線をジョイントする接続方法です。

電動ケーブルとジョイント部はDi2よりも太めで、強そうな印象ですが、逆にケーブル内装ハンドルにアッセンブルする際は太さが裏目に出て、通すのが若干困難になる可能性も否定できません。ハンドルとの相性になるでしょう。

完成しました。改めてアッセンブルパーツは以下の通りです。

グループセット:カンパニョーロ・レコードEPS
ホイール:カンパニョーロ・ボーラウルトラTU
ハンドル:DEDA
サドル:サンマルコ
チェーン:KMC

今回チェーンはカンパニョーロ純正ではなくKMCのX11SLチェーンをチョイス。ALPE D’HUEZですからチェーンも軽量にということですね。

ちなみにALPE D’HUEZの意味はご存知ですよね。よくツール・ド・フランスの超級山岳に選ばれる有名な峠の名前です。ALPE D’HUEZを制するか否かで総合優勝の行方が大きく左右される重要な局面でもあります。

フレームセットからの組み付け料金、納期

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作業工賃:25,000円(税別)~ 
作業期間:1週間から10日

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噂の中国ブランド「ROLLING STONE」のカーボンロードバイクとは?

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今回はまだ日本に正式に展開をしていないブランドをご紹介します。

ブランド名は「ROLLING STONE」(ローリングストーン)です。英名ではありますが、中国は上海を本拠に構えるカーボンフレームメーカーです。公式ホームページはこちら。

VIKINGではこのローリングストーンを今月より取り扱いを開始します。

UCI認定のエアロロードフレーム

中国メーカーのカーボンフレームと聞くとまだ不安と思われる方は多いと思います。しかしモデルによってはフレームのUCI認定もとっていますし、アジアではローリングストーンを使用するチームも存在します。

ローリングストーンの一番の魅力は何といっても10万円前後でフレームセットが入手できるコストパフォーマンスです。公式サイトを確認すると非常に多くのラインナップを抱えており、逆に選択肢が多くて困るほどです。

ディスクブレーキモデルが今月入荷

またディスクブレーキ仕様のフレームも今月(2019年2月)中に入荷予定です。世の中ディスク志向が高まっていますが、ローリングストーンもこの辺りはフォローできています。入荷次第またお知らせします。

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ビアンキ「INFINITO CV DISC」カウンターヴェイル搭載でロングライド向きの1台

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VIKINGでは正月ムードもすっかり消え、メンテナンス、カスタム、オーバーホールのいつもの流れが戻ってきました。ここ最近はオーバーホールのご要望が多く、寒い時期の特徴を感じますね。従来自転車屋さんは寒い時期にグッと売り上げが減ってしまう傾向にありますが、今はどうなのでしょうか?ほかのお店さんの状況はあまりよくわからないので気になる部分でもあります。

さて、2019年になりましたが、今回の話題は年末にお渡しさせていただいた1台をご紹介します。昨年かかわらせていただいた案件でまだ紹介できていないのがたくさんあるので、これからしばらくは2018年中の話題になるとことをお許しください。

ビアンキ INFINITO CV

今回組ませていただいたバイクは皆さんご存知イタリアの超老舗ビアンキの「INFINITO CV DISC」です。INFINITO シリーズはビアンキのロードバイクラインナップでもロングライド向きに位置し、CV(カウンターヴェイル)と呼ばれる素材を採用し、振動吸収性を高めた特徴があります。

ちょっと詳しく説明すると、カウンターヴェイルとは、振動を除去する他に類を見ない革新的なカーボン素材。マテリアル・サイエンス社と共同開発することで生まれたカウンターヴェイルシステムは、独自のカーボン繊維構造と粘弾性を持ち、フレームとフォークの剛性と強度を向上させながらも最大80%の振動を除去することができると言われています。

エラストマーなどのラバー素材やサスペンションを使用し衝撃吸収をするのではなく、カーボン素材そのものの振動吸収性を高めた画期的な素材ということ。しかもビアンキが特許を取得しているため、他のバイクメーカーにはまねできない素材というわけです。

このカウンターヴェイルはINFINITO CVだけではなく、ビアンキのフラッグシップ的な存在であるSPECIALISSIMAやOLTRE XR4にも採用され、今やビアンキの代名詞ともなっています。

メインパーツはカンパニョーロ

いまや完成車はすべてシマノがアッセンブルされていると言っても過言ではありません。逆にメインパーツにカンパニョーロを選ぶということはフレームから組付けるということになりますが、カンパニョーロには根強いファンがいます。今回のユーザーさんもそのひとり。

ディスクブレーキももちろんカンパニョーロ。オイルの充填方法もシマノやSRAMとほとんど手順は変わりません。そうはいっても油圧ディスクブレーキシステムはデリケートな部分なので、DIYよりはプロのメカニックに任せた方が安全です。

チェーンも「チェレステ」に合わせたKMCのDLCダイアモンドコーティングチェーン。

歴史を感じさせるビアンキのヘッドバッジ。

差し色のピンクがちょうどよいアクセントになっています。

今回はビアンキ INFINITO CV DISCを組ませていただきました。カウンターヴェイルを採用したロングライド向きの1台に仕上がったと思います。

フレームセットからの組付け、随時承ります

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作業工賃:25,000円(税別)~ 
作業期間:1週間から10日

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今後のロードバイクの方向性を示す1台。エクイリブリウムサイクルワークス「E1 ディスク」

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非常にカッコ良いエクイリブリウムサイクルワークスが完成しました。諸事情によりフレーム製作に1年以上費やしたユーザーさんの思いがすごく詰まった1台になった思います。

それでは早速工程を見てきましょう。

レイノルズ953を使用したステンレススチールフレーム

フレームの全体像です。ピンクのペイントが施されていますが、実はフレーム素材はステンレスです。ステンレスはチタンと同じく素材感を際立たせるためクリア(透明な)塗装で仕上げることでことが多いのですが、今回はあえてペイントを採用されました。

ハンドル回りは軽量パーツブランドENVEで。軽さもさることながらENVEのブランドイメージがバイクの高級感へとつながっていきますね。

ヘッドパーツはクリスキング以外ありえません。やっぱりフレームが引き締まります。

SRAM Red eTAP HRD は今後のスタンダードか

コンポーネントはSRAM Red eTAP HRDを採用。

HRDなのでもちろんブレーキはディスク仕様です。

レバー側に接続するホースの先端部分です。この部分にオリーブと呼ばれるホースをかしめるスモールパーツをねじ込んでいきます。

さらに専用の注射器を使用しキャリパーをはじめブレーキシステム内にオイルを注入していきます。自転車用のディスクブレーキオイルは主にグリコール系(DOT)鉱物系(ミネラル)の2つが採用されており、SRAMは前者、シマノは後者を採用しています。またVIKINGではメーカー純正のディスクブレーキオイルを使用しています。今回はSRMA純正のグリコール系オイルということです。

オイルラインがつながり、ディスクローターを装着した時の様子です。ちなみにローターはシマノ製。

ダイレクトマウントクランクでフロントシングル化

クランクはSRAMでもシマノでのもなくEASTON(イーストン)製のダイレクトマウントクランクです。SRAMが率先してきたクランクのダイレクトマウント化がMTBに大きく普及し、ついにロードバイクにも波及してきました。リアディレイラーの多段化でフロントに複数のギアの必要性が薄れてきたためですね。チェーン落ちなどのトラブルも激減しますし、軽量化にもつながっていくわけです。

さらにこのイーストンのチェーンリングに注目。歯がチェーンの保持力を強化するため、厚歯と薄歯が交互に配置されるナローワイドテクノロジーという画期的な構造です。もちろん11速チェーンが使用可能で今回はKMC製のダイアモンドコーティング(DLC)チェーンを装着しています。

今後のロードバイクの方向性を示す1台

完成しました。明るいカラーリングのステンレスフレームに黒でまとめたコンポーネントたち。ワイヤレスシフト、ディスクブレーキ、スルーアクスル、フロントシングル、さらにチューブレスタイヤ・・・今後のロードバイクの方向性を位置づけるような1台になったと思います。

年末年始のお休み

12月30日(日)~2019年1月4日(金)

ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。

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デローザ SK ピニンファリーナとカンパニョーロ レコードEPSの組み合わせ

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今回はデローザのSKピニンファリーナをフレームから組み立てです。デローザはもう説明不要ですよね。スポーツバイクの歴史をけん引してきたイタリアの老舗メーカーです。ツール・ド・フランスをはじめとしたメジャーレースでも数々の栄光を勝ち取ってきたブランドです。ベルギーの英雄エディ・メルクスも駆っていたのも有名な話。

さて今回デローザ SKピニンファリーナにアッセンブルするメインコンポーネントはカンパニョーロです。正確に言えばカンパニョーロ・レコードのグループセットです。さらには同社の電子シフトであるEPS(エレクトリックパワーシフトの略)仕様で組み立てていきます。これも細かいところですがカンパニョーロの場合、シマノのような電動シフトとは言わず、「電子シフト」と言います。

EPSのエレクトリックケーブルは装着方法に特徴があります。シマノDi2の場合ジャンクションAとBがケーブルの基地局となり各パーツにつながっていきますが、EPSの場合ジャンクションAにあたる部分はステム下に置くインターフェースのみでジャンクションBにあたる部分はEPSバッテリー内に集約されています。そのためエレクトリックケーブルの抜き差しはできても、ケーブル単体として取り外しができない構造となっています。

関連記事:デローザのハイエンドモデルPROTOS。レコードEPSで純イタリアンレーシングバイクにカスタム

完成しました。引き締まった印象ですね。

フレームセットからの組付け、随時承ります

VIKINGではロードバイクの組付け作業を随時承っています。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

作業工賃:25,000円(税別)~ 
作業期間:約1週間

また、ロードバイク、MTB、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードなどジャンル問わずスポーツ自転車のフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。

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BHレーシングラインのトップモデル「G7 DISC」に「SRAM RED eTAP HRD」の無線油圧化カスタム

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ロードバイクが詳しいユーザーさんは「BH」ご存知ですよね?100年の歴史と伝統を持つスペインのブランドです。発祥は拳銃などの軽量銃器を生産するメーカー。しかし、市民へ武器ではなく生活を豊かにするものづくりが出来ないかと日々模索し、試行錯誤を繰り返す毎日の中から軽くて、機敏で、信頼できる自転車を作りはじめ現在に至っています。

2015年現在、BHグループは63社を抱える大企業へと発展し、銀行などの金融業、大型バイクの世界シェア9割にも及ぶバイクのシートメーカー、スポーツクラブなどで愛用されるフィットネスメーカー、特殊CNC切削機器の製造メーカー、BMWやBOSCHとのパートナーシップにおけるスポーツサイクル開発と生産などのコングロマリットです。

今回はそのBHのロードレーシングラインのトップモデルであるG7 DISCをフレームから組ませていただきました。

G7 DISCとSRAM RED eTAPで無線油圧化

SRAM RED eTAPがすっかり浸透し、さらにディスクブレーキブームも影響してかeTAP HRDを選択するユーザーさんも見られます。市場価格ではRED eTAP HRDはシマノDi2ディスクよりも価格の面でデメリットはありますが、やっぱりギアがワイヤレスになることはユーザーさんにとって非常に所有欲が湧いてくる大きな要素なのだと思います。

今回もそのような理由でRED eTAP HRDをアッセンブルさせていただきました。

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RED eTAP HRDのレバーの印象ですが、シマノDi2 ディスクに比べて大きな印象です。比較的手が小さなユーザーさんでもシマノのDi2ディスクレバーは握りやすいのが特徴ですが、RDE eTAP HRDのレバーは手が大きめのユーザーさん、もしくは欧米のユーザーに焦点を当てている気がしました。

リアディレイラーはRED eTAPのWiFLiタイプに。いわゆるロー側のスプロケットを大きくできるロングケージ仕様です。スプロケットは互換性のあるシマノ・アルテグラに。個人的にSRAM純正スプロケットよりもシマノ製のスプロケットの方が変速性能が高いイメージです。チェーンはKMCのダイアモンドコーティングを採用。

ディスクキャリパーとホースの接続部分はいわゆる「バンジョー」方式で、こちら側のホースカットは基本的にできない構造です。ディスクローターもSRAMのCENTERLINE X ローターをアッセンブル。

ディスクホースはもちろんフレーム内装で、eTAP用のアウター受けの目隠しも装着。

電動シフトのセッティングとLEZYNE GPS

クランクとチェーンリングはROTORに。G7ディスクはエアロロードバイクの側面もあるため、チェーンリングはQ-ringsのエアロタイプがぴったりですね。余談ですが、非円形チェーンリングと電動シフトの組見合わせはセッティングが難しい場合があります。今回もRED eTAPのフロントディレイラーの本来の調整方法とは別に、非円形に最適化した調整を行っています。

ハンドル回りは3Tでまとめました。ハンドルはエアロノヴァにgpsはLEZYNEの最新モデルMEGA XL GPSをマウント。GPSさえあれば知らない土地でも安心してライドに集中できるでしょう!

コンポーネント、パーツのアッセンブルともによくまとめられた仕様だと思います。最後にホイールはDT SWISS のアルミモデルであるER1600 SPLINEでチューブレスレディ化しています。

今後間違いなくロードチューブレスが主流になるでしょう。特に一般ユーザーにとってパンクのリスクが激減するのはうれしい限りです。もちろん乗り心地の滑らかになり、空気圧も幅広く調整できるようになります。

フレームセットからの組付け、随時承ります

VIKINGではロードバイクの組付け作業を随時承っています。

作業工賃:25,000円(税別)~ 
作業期間:約1週間

以上に加えてフレームセット、コンポーネントなどのパーツ代がかかってまいります。またフレーム、パーツのお持ち込みも承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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サイクリングエクスプレス ロードバイク組み立てサービスでLOOK 765 を納車

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

海外自転車通販大手サイクリングエクスプレスの「完成車組み立てサービス」でLOOK765の組み立て、納車をさせていただきました。このサービスはユーザーさんがサイクリングエクスプレスで完成車を購入し、組み立てサービスを選ぶことで、提携するショップに直送され組み立てを行ってから納品させていただく非常に便利なサービスです。もちろん提携するショップは選ぶことができます。

サイクリングエクスプレスの完成車組み立てサービスは、初めての方でも安心してネットでロードバイクを購入できるサービスです。ロードバイクは対面販売を行うショップで購入するのが一番であることは間違いありませんが、売り切れや入荷待ちで気に入ったモデルがすぐに手に入らないときに、このようなサービスを発見したら比較対象になるかと思います。

関連記事:サイクリングエクスプレスの組立てサービス開始のお知らせ

サイクリングエクスプレスの完成車組み立てサービスの詳細ページはこちら

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SRAM RED eTAP 仕様の魅力的なコンパクトエアロロードバイク「チャプター2 TERE」 

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

VIKINGでは数少ない取り扱いブランドかつ大事なブランドのひとつ「チャプター2」。今回チャプター2 TEREのリムブレーキ仕様で1台組ませていただきました。フレームカラーはグリーン&アクア。チャプター2らしい配色です。

ちなみにTEREとはチャプター2の故郷であるニュージーランドの先住民であるマオリ族の言葉で「速い、素早い」の意味を持つといわれています。

まずフレームから見ていきましょう。TEREのフレームセットはステムとコラムスペーサーも付属してきます。ステム長は選んだフレームサイズによって自動的に決められてきます。今回ポジションの関係上、付属のコラムスペーサーでは足りなかったため、別途用意し増やしました。

チャプター2にはより空力を意識した「RERE」というエアロロードフレームもあるのですが、TEREもREREほどではないものの空力を随所に意識したフレームです。「コンパクトエアロロードバイク」という言い方もできます。

ダウンチューブのチャプター2の文字は塗装がマスキングされており、カーボンの繊維が見え隠れしています。

コンポーネントはSRAM RED eTAP をアッセンブル

今回はフレームを購入いただいたユーザーさんが乗っていた旧フレームからコンポーネントを移植することで組み上げました。移植したコンポーネントは「SRAM RED eTAP」です。いわゆるワイヤレスシフトですね。

SRAM RED eTAPを既存のフレームに導入する際に、クランクとチェーン、スプロケットはシマノと互換性があるためそのまま流用するケースが多いのですが、今回のクランクはSRAM REDなのでドライブトレイン系に統一感が出ますね。特にクランクは大きなパーツなので違いを感じる部分です。

カッコよく出来上がりました。ホイールの種類でバイクの印象も変わるのですが、MAVICの「コスミックプロカーボンエグザリット」を履くとこのようになるんですね。45㎜ハイトのセミディープリムです。

チャプター2 TERE スペックとオーダー方法

チャプター2 TERE RIM BRAKE の価格とスペックをまとめると、

CHAPTER2 TERE RIM BRAKE:255,600円~
(※ディスクブレーキ仕様は265,000円~)
Size:XS,S,M,L&XL
Weight:1,340g(Frame&Fork)
Tyre Clearance:25c
BB:Presfit BB86.5

チャプター2は公式HPで購入するのが一般的ですが、完成車ではなくフレーム販売のため、その後の組み立てやメンテナンスができる方でないと選ぶのは難しいブランドです。VIKINGではフレームのオーダーから組付けまですべて一貫して行うことができますので、チャプター2が気になっておるユーザーさんは是非VIKINGを是非ご利用してみてはいかがでしょうか。

関連記事:ニュージーランド発、新進気鋭の注目ブランドCHAPTER2(チャプター2)の取り扱い開始

関連記事:ニュージーランド発の新興ブランド「チャプター2」。アルテグラでまとめたエアロロードバイクが完成!

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