サイクリングをもっと楽しく。STRAVAを使って走行データを解析

チームメイトや仲間同士でライドに行ったり、トレーニングをするというのはサイクリストにとって非常に充実した時間を過ごせる良い時間だと思います。しかし、その仲間たちと予定が合わず一緒に走れない時もあるはずです。そのような時は一人でライドに励むことになりますが、やはり充実感に欠けたり、孤独を感じたりとモチベーション作りが大変ですよね。

そうならないためにも、私は「STRAVA(ストラバ)」を使用し一人で走る場合も複数で走る場合も同様に走行ログというものをつけモチベーションを保っています。

STRAVAはすでにロードバイカーを中心にサイクリストの中ですごく有名なアプリなので、ご存知の方は多いと思いますが、今回はまだ使ったことのない人向けに簡単な内容・使い方をご紹介します。

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STRAVAとは?

STRAVAとはGPSを駆使し自転車とランの走行データを解析できるアプリ。SNSのようにフォロー、フォロワー形式になっており、友人とデータの共有が楽しめます。アプリはPC版とスマートフォンなどのモバイル版(iOSとAndroid両対応)がありお互い同期をさせながら楽しみます。

STRAVAをはじめるにあたって以下のステップがあります。

1.STRAVAアプリをダウンロードし新規登録

こちらはPCでのログイン画面。Facebookやgoogleのアカウントでもログインできます。スマートフォンの場合はiOS、androidともに使用可能です。

まずは、アイコン画像や自転車のデータ等のプロフィールを入力します。使用している自転車のモデル名やその重さなど、個人データを入力していきます。

2.「アクティビティを記録」をタップ

ライドをスタートするタイミングで、スマートフォンでSTRAVAアプリを起動させます。「メニューバー」を開き、「アクティビティを記録する」ページをタップするとGPS取得モードになります。

さらに画面下の「赤い丸」をタップすると、アクティビティ=走行データの記録が開始されます。あとはスマートフォンをサイクルジャージの後ろポケットなどにしまっておくだけです。

3.ライドが終了したら

ライドが一通り終了し、自転車から降りるときに、ライドの記録も停止させましょう。

 

 

上の画像のように、「■」をタップするとライドを停止できます。さらに走行を続ける場合は、また「赤い丸」が表示されるので、それをタップすれば問題ありません。

 

ライドをアップロードするために、ライドのタイトルや走行中に撮影した写真があれば追加します。入力が終わり「アクティビティを保存」をタップすると今回のライドの内容がアップロードされます。

4.アップロードされたライドログの共有と分析

STRAVAにアップロードされたライドはスマートフォンでは以下のように表示されます。

距離や平均速度などの基本的データはもちろんのこと、ある決められた区間(セグメントと言います)においてSTRAVAユーザー同士でタイムを競い合うことができる機能もあります。

上の画像がセグメントごとのタイムです。すでに1度走っているセグメントは2回目以降自己記録が更新されると「PR」のロゴが表示されます。さらに同じセグメントを走ったユーザーのタイムも見ることができます。

ライドしたコースの起伏や、スピードの分布を確認することで、次回もっと速く走れるように対策もとれます。

ただ漠然と走ったり、サイクルメーターのみを使用して走るよりもこのSTRAVAを利用すると、毎回のライドが楽しくなったり、良いトレーニングにもつながると思います。

また、クロスバイクやミニベロでも十分楽しめます。ダイエットや運動のために自転車通勤をしているユーザーさんにもSTRAVAは効果的ではないでしょうか?

もし、まだ使ったことないのであれば、一度試してみても損はないと思います。

それでは。

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楕円チェーンリングのROTOR Q-rings。そのメカニズムとは? 

こんにちは。西新宿の自転車メンテナンス、カスタマイズ、出張修理専門サービスのVIKING the MAINTENANCE です。

今日の作業はMERIDA(メリダ)のREACTO(リアクト)シリーズにスペインのメーカーであるROTOR(ローター)の楕円チェーンリングとクランク、さらにはBBの装着を承りました。

ROTORの楕円チェーンリング(Q-rings)を使用することで、ぺダリングパワーの効率化が謳われています。まず最初にそのメカニズムをちょっと解説します。

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パワーを効率よく伝達するメカニズムとは

チェーンリングにぺダリングのパワーが最大にかかるポイントは2か所です。その場所とは右のクランクで4時あたりに来たときです。4時を超えていくと、徐々にぺダリングパワーが減少します。

Q-ringsはぺダリングパワーが最大になる4時の部分に最大ギア(楕円が縦長)が来るように設置することで推進力を獲得しながら、ぺダリングパワーが一番減少する場所には最小ギア(楕円が横広)を設置しパワーロスを無くそうという考え方です。

力が最大にかかる部分には、最大ギアをしっかり使い、力が掛からない部分は最小ギアを使用しチェーンを素早く通過させます。そうすることで、パワーロスを最小限にして最大ギアに早く到達できる仕組みなのです。

パワーロスを最小限にすることで、筋肉の疲労が真円のチェーンリングよりも抑えることができ、より長時間、長距離のライドにメリットが出てきます。

Q-ringsは真円のチェーンリングよりもスピードアップできるアイテムというわけではなく、ぺダリングパワーが最大になる部分に効率よく伝達するアイテムなのです。

OCPの設定で最大ギアの位置を変更

Q-ringsはクランクに取り付けるボルト位置を変更することで、最大ギアが来る位置を調整することができるOCP(OPTIMUM CHAINRING POSITION)を採用しています。

ポジションを変化させることで、ユーザーさんのライディングスタイルやポジションに合わせたセッティング可能になるという仕組みです。

写真は今回取付させていただいたエアロ形状のQ-ringsで実際に設定したものです。最大ギアが4時の部分にくるポジションである「OCP3」で設定しました(OCP3が標準設定)。ちなみにOCP2に設定すると4時よりも手前で、最大ギアになります。逆にOCP4であれば4時よりも後に最大ギアに到達します。

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Q-ringsをTTバイクなどで使用する場合には、乗車ポジションが前乗りになるため、力がもっとも入る位置が4時より深い5時方向へ移動します。そのためOCPポジションを3から4に変更すると良いとされています。

逆にMTBのような後ろ乗りの場合は、OCPポジションを番号を若くすることで最大ギアを早めに持ってくることができます。

革新的パーツの乗り心地はどうか

Q-ringsを導入するか否かは、ペダルを回した時の印象も大事になってきます。特にチェーンリングが楕円形のため、漕ぎ心地が気になるとこですよね。

チェーンリングが楕円だとしても、クランクの回転が楕円になるわけではありません。Q-ringsによってチェーンが上下運動をするイメージです。

初めて乗った時は、最大、最小パワーのポイントで力のOn・Off感は感じましたが、しばらくすると違和感もなくなり、真円のチェーンリングを回している感覚とほとんど変わらない印象です。

Q-ringsをはじめとした楕円のチェーンリングは、ビンディングペダルやサスペンション、STIレバーなどのブレーキ・シフトの一体型レバーと同じくらいの革新的パーツを言われています。

私も使っていますが、かなり実感を得られるカスタムパーツだと思います。一度試してみる価値は大きいと思いますよ。

セラミックBBの効果とは

また、ROTORのチェーンリングとBBをセットで使うとよりパフォーマンスが高まります。

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特に今回はROTORのセラミック製のベアリングを使用したBBをチョイスしたので、クランクを回した時の回転力が、通常のスチールベアリングのBBよりも向上しています。

それにより、データ上同じギアにおいて、スチールベアリングのBBより回転抵抗が少なく踏み込むことができるようになるので、疲労の軽減を含めて長時間ペダルを回し続けるロングライドに期待が持てるパーツです。

しかし一方で、最近のカーボンフレームはBBの規格が乱立していて、ユーザーさん側からしてみたら全く理解不能と言っても過言ではありません。購入時は細心の注意が必要です。

 

関連記事:【プラクシスワークス】スペシャライズドのOSBBにシマノクランクを装着

 

今回のメリダ・リアクトは「BBright」というBB規格を採用したフレームでした。さらにこのROTORのセラミックBBは、シマノ製のクランクに採用されるクランクのスピンドル径が24mmに対応したBBになります。

ROTORのセラミックBBは赤いカラーが目印でノーマルのスチールベアリングBBはブラックという具合に差別化しています。

フレームへは専用工具を用いて圧入(プレス)をし装着します。

ROTORの製品は、専用工具を使用する場合もあるため、個人での装着はおすすめしません。パーツのお持ち込みも喜んでご対応しますのでまずはお問い合わせ頂ければと思います。

今回は少し難しい話題になってしまいました。

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リアの多段化で、フロントギアをシングルに。SLX【FC-M7000】

こんにちは。西新宿の自転車メンテナンス、カスタマイズ、出張修理専門サービスのVIKING the MAINTENANCE です。

シマノのMTBコンポーネントにおいてミドルグレードに位置するSLXシリーズ。ロードで例えるなら105グレードと同等の扱いでしょうか。コストパフォーマンスも高いためおすすめがしやすく、本格的なトレイルライドも快適にこなせる性能を持った非常に優等生なコンポーネントです。

SRAMでは12速がリリースされるなどリアの変速数が多段化し、ローギアの歯数もかなり大きいのが出てきています。それによってフロントギアをシングル化する動きが急速に高まっています。そしてSLXもフロントシングル化に対応できるためのラインナップをそろえています。

FC-M7000-1(クランクのみ)
サイズ:170,175mm(チェーンライン+3mmもあり)
参考価格:税別9,118円

SM-CRM70
サイズ:30,32,34T
参考価格:税別3,076円

カスタム随時承っております。詳しくはこちらまで。

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冬のライドに欠かせないインナーウェア【ASSOS LSスキンフォイル】

こんにちは。西新宿の自転車メンテナンス、カスタマイズ、出張修理専門サービスのVIKING the MAINTENANCE です。

ロードバイクを乗る上で一番厳しい季節と言われているのが真冬。体に染みわたる寒さに加え、路面の凍結など注意する点はたくさん存在します。そんな悪条件が重なれば、おのずとライドの回数も減りがちですが、逆に真冬の厳しいコンディションで快適に走れる工夫をすることを楽しみの一つに考えても良いのではないでしょうか。

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冬のライドに重要なのはインナーだ

assos-skinfoil

私は、厳しい寒さを和らげ、快適なライドに転換するためのひとつのアイテムとして、インナーウェアを重要視しています。もちろん温かいアウタージャケットも重要ですが、このジャケットを生かすも殺すもインナーウェアにかかってると言っても過言ではないからです。

私が使用しているインナーウェアのブランドはASSOS(アソス)です。ご存知の方も多いと思いますが、ASSOSは高機能と快適性をうたったスイスのサイクルウェアブランド。他社に比べると比較的価格は高めですが、たくさんの技術、機能が組み込まれたウェアは一度着たらほかのブランドはもう選べないと言われるほどです。

画像のインナーウェアはASSOS スキンフォイル LS.ウィンターというモデルで、ASSOSではインナーウェアのシリーズをスキンフォイルと呼んでいます。

外気温に合わせて、最適なインナーを選ぶ

冬用のインナーウェアで、ただ冬用と表示されたものではどれくらいの気温まで対応できるのかイマイチピンときませんよね。スキンフォイルは夏用のインナーウェアも含めて、着用を推奨する気温帯を示してくれています。

assos-skinfoil2

公式サイトでも確認できますが、商品のパッケージにも表記されています。ASSOS スキンフォイル LS.ウィンターはマイナス4℃から8℃までが着用範囲内とされています。0℃から5℃までが一番おすすめの気温帯というのがわかると思います。

東京やその近郊でのライドであれば、この気温帯のインナーウェアが一番使い勝手が良いのではないでしょうか。実際に着ると保温性が高く、汗の吸収力も早いので、汗冷えを感じることはありません。

伸縮性が高い生地を使用しているため、2サイズまたいで着用できるのもメリットです。175㎝で65kgの私はIサイズ(M)を使用しています。

気温に応じてインナーウェアが選べることで、インナーウェアを重ね着をして寒さ対策をする必要もなくなり、非常に快適な着心地を得ることができます。気温が0℃から5℃では、スキンフォイルとアウタージャケットの2枚でOKだと思います。(※アウタージャケットは種類によりますが、防風で、裏起毛のタイプがおすすめです。)

季節に応じて汗の処理を最適化

アクセサリーとしてネックウォーマーを使用すれば、首元からの冷気も抑えられます。暑くなれば外してジャケットのポケットにしまうこともできるので、こういった小物もうまく使い分けていくと良いでしょう。

ASSOSのスキンフォイルシリーズは、汗の処理を季節に応じていかに最適化するかを一番に考えたインナーウェアです。ライドは暑すぎても、寒すぎてもダメですよね。常に体感気温を一定に保つための機能がスキンフォイルには組み込まれています。

さらに進化した最新モデル

 

ls_skinFoil_winter-l1スキンフォイル evo7 LS.ウィンター
参考価格:税別14,900円

写真で紹介したスキンフォイル LS.ウィンターは、旧モデルになり、現在はスキンフォイル evo7 LS.ウィンターと呼ばれるさらに高機能化したインナーウェアがリリースされています。

スキンフォイル LS.ウィンターと比べ、暖かさはそのままに生地を薄くし、軽量になっているのが特徴です。また、首元のファスナー廃し、よりシンプルなスタイルとなっています。

厳しい冬のライドは、防寒のためウェアを着こんでしまいがち。ASSOSの高性能なインナーウェアを選ぶことで、着用枚数をできるだけ減らしながらも、汗の吸収や体熱を一定に保つことができるので選ぶ価値は高いと思いますよ。

皆さんはどんな冬用のウェアを着ていますか?

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ロードバイクの空気入れにはコレ パナレーサー ワンタッチポンプ

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

自転車を持っているなら必ず必要なポンプのお話です。

ロードバイクの空気って入れにくいですよね?

ロードバイクをはじめとしたスポーツ自転車は主に仏式と言われる空気口(バルブ)を採用していることが多く、その仏式に対応している空気入れを使用する必要があります。しかし、仏式バルブはママチャリなどに採用される英式とは違って空気を入れる際にひと手間かかる場合があるんですよね。

pump-lever.JPG

仏式に対応している空気入れの種類によって、バルブへの空気入れの差し方が異なるため、初めて仏式に空気を入れるユーザーさんや女性のユーザーさんにとって使いにくいと思ったことでしょう。

空気入れをバルブに挿した時にレバーを上げるのが硬くてできない、ポンプを差したけど奥まで入っていなかったため抜けてしまったなど小さなトラブルをよく聞きます。エントリーのユーザーさんの空気入れ最大の関門がここなのではないでしょうか?

ワンタッチで仏式バルブに楽々フィット

そんな初めてのユーザーさんでも簡単に空気を入れることができる画期的な空気入れがパナレーサーから発売されています。

pana-onetatchパナレーサー ワンタッチポンプ(BFP-02AGEZ)
参考価格:税別4,700円

ワンタッチでバルブに取り付けができる、便利な口金を採用した空気入れです。取り付けはバルブに押し込むだけ、取り外しは反対側を押し込むだけと非常に簡単です。

pana

ゲージ下部にエアリリースボタンが付いており、空気圧の調整ができます。空気を入れすぎたときや微調整をするときに使用します。

pana-pomp-ケージの下の赤い部分が空気圧調整ボタン

仏式バルブに簡単にそれもワンタッチで空気入れができるなら、初めてのユーザーさんでも扱いやすいですよね?ワンタッチポンプはアルミ素材とプラスチックでできているので、非常に軽量です。車に自転車を積んで現地でツーリングするときやレース会場に持って行くのに便利かもしれません。

また、ワンタッチポンプの口金のみでも販売があるので、既存のポンプのホースの径とワンタッチポンプの口金が一致すればリーズナブルに対応できますね。

以下、パナレーサーワンタッチポンプの一連の使い方です。非常に簡単な手順で空気を入れることができるので非常におすすめです。

おすすめはメーカー小売価格で5,000円前後

5,000円前後の空気入れはショップスタッフも使うほどの安定した性能があり、バリエーションも多いのでおすすめの価格帯です。某通販サイトではかなり安く販売してるところも有るので良い買い物をするためにも販売価格は要チェックですね。

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街乗り自転車には内装ギアもおすすめ!シマノ アルフィーネ11速

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

alfine-sg-s700

画像はシマノのスポーツバイク向け内装ギアコンポーネントであるALFINEアルフィーネ(機械式)です。ハブがディスクブレーキに対応しているなど、幅広いジャンルのフレームに装着が可能です。

内装ギアとは、後ろのハブ本体の内部に構成された歯車を動かすことで変速させるシステムです。シマノ・デュラエースや105等のコンポーネントのリアディレイラーは外装式と呼ばれ区別されています。

シティサイクルに採用されることが多い内装ギアですが、アルフィーネはスポーツバイク向けの内装ギアとして確固たる地位を築いています。

アルフィーネにはワイヤーを使用して変速する機械式とDi2と呼ばれる電動式の2つが存在します。今回は機械式アルフィーネ11速を使用しカスタマイズを進めていきます。

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クロスバイクにもメリットが高いアルフィーネ

アルフィーネをはじめとした内装ギアのコンポーネントは、個人的に通勤でクロスバイクやミニベロを使用しているユーザーさんにおすすめです。その理由として、外装ギアのようなチェーンの脱落が圧倒的に少なく、ギアの調整も比較的容易だからです。

外装ギアの場合、停止中は変速ができないのですが、内装ギアは停止中でも変速ができるという特徴もあります。

アルフィーネにした場合、たいていフロントギアを使用しなくなるため(取付けしない)フレーム全体もすっきりするのもメリット。ギアが11速もあれば通勤や街乗りは十分と言って良いでしょう。

アルフィーネはシティサイクル向けの内装ギアと違って、スポーツバイク向けに作られているため、精度や耐久性が高く、最近需要が伸びているディスクブレーキにも対応できるようになっています。

アルフィーネの基本パーツ

今回のカスタムで用意したパーツは以下の通りです。

内装11速ハブ(シマノSG-S700)

内装11速シフトレバー(シマノSL-S700)

スプロケット(シマノCS-S500)

プーリー等のスモールパーツ

チェーン

その他、フレームによってはチェーンの張りをコントロールするチェーンテンショナーが必要になります。また、スモールパーツの中には、回り止めワッシャーが含まれており、フレームのエンド形状によってそのタイプが異なりますので、選ぶ際には注意が必要です。

alfine-sml-parts            回り止めワッシャー
                   

チェーンはシマノ純正の9速を使用します。アルフィーネは11速ですが内装ギアなので、外装用の11速チェーン(デュラエースや105等)を選ばないようこちらも注意です。

ホイール組み

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アルフィーネ11速を導入する際、ほとんどの場合ホイール組からはじまります。アルフィーネハブがアッセンブルされた完組ホイールが販売されているケースもありますが、他のショップでもたいていホイール組を行うと思います。

組み方はシマノが推奨しているディスクブレーキのホイールを組む時と同じ方法で行います。

アルフィーネのギア調整方法

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アルフィーネも含めて内装ギアは、調整が容易であることがメリットです。機械式の場合、シフトレバーを6速目に設定して、画像のように上下の黄色の印が一致するようにワイヤーを調節するだけで、変速性能が出ます。

機械式の外装ギアのように経験がものを言うワイヤーの細かな張りの調整は必要ないんです。

ミニベロにアルフィーネをアッセンブル

fooligan

今回カスタムさせていただいたフレームはキャノンデールのフーリガン。小径車の中でも個性的なルックスではありますが、非常に軽量なアルミフレームを使用しているため、キャノンデールのアルミ技術の高さををうかがい知ることができます。

alfine-wheel-5

アルフィーネの内装ハブは重量にデメッリットがありますが、変速音は外装と比べて格段に静かで変速のタイミングも非常にスムーズです。外装ギアはいわゆるチェーンを脱線させて変速させるため、金属音が必ず鳴ってしまうのですが、アルフィーネの場合、ハブ内で変速しているということもあり、走行中はそのような音が聞こえづらく静寂性を感じます。

alfine-sl-s700

シフトレバーは非常にシンプルな仕様。先述の通り、中間ギアに位置する6速でギアの調整を行います。

fooligan-folk

アルフィーネと直接関連はありませんが、キャノンデールの代名詞である片持ちフォークはこのミニベロのフーリガンでも採用されています。

最後に

話は少しそれますが、現在MTBシーンではフロントシングルギアの自転車が増えてきています。オフロードでのチェーン脱落等のトラブルを防止するにはフロントギアがそもそもない方が良いという考え方でもあります。

フロントギアがシングルになることで後のギアの数が多ければ多いほど幅広い漕ぎ心地が可能となりメリットは高まります。操作もシンプルになるでしょう。

街乗りで使うスポーツバイクもシンプルであり、機能性が高いコンポーネントが一番必要とされるような気がします。さらにトラブルが少なくメンテナンス頻度も外装に比べて少ない内装ギアシステムは、ユーザーさんに認知されていないだけで実はピッタリではないでしょうか。

アルフィーネカスタムは機械式、電動式ともに随時承っています。悩んでいる方、ぜひお問い合わせください。お待ちしております!

それでは。

Twitter:@viking1484
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ヘッドパーツと言えばクリスキング。

こんにちは。西新宿の自転車メンテナンス、カスタマイズ、出張修理専門サービスのVIKING the MAINTENANCE です。

ヘッドパーツと言えばクリスキング。今回はそんな話題です。

ロードバイクのユーザーさんには、ヘッドパーツと言われてもちょっとピンと来ないかもしれません。なぜなら最近のカーボンロードバイクのフレームセットや完成車にはヘッドパーツもセットになっており、敢えてこだわって選ぶ必要がないからです。

しかし、一度購入したフレームをできるだけ長く使い続けたい、一生乗り続けられるオリジナルのフレームをオーダーしたいなど、愛着を持って自転車を使い続けたいと思っているユーザーさんは、一度ヘッドパーツにもこだわって見てはどうでしょうか?

愛着を持った自転車を長く使い続けるには、それなりのスペックが重要となります。コンポーネントをはじめホイール、ペダルなど高いグレードを選ぶことで性能や耐久性が増す傾向にあるからです。

そして、ヘッドパーツも同様に自転車のその後が大きく左右されるといっても過言ではない重要なパーツです。

ヘッドパーツの王様、クリスキング

king-1
Chiris King NoThreadSet 1 1/8
参考価格:20,000円(税別)

では、どのようなヘッドパーツを選べば良いかという疑問が出てくると思いますが、「購入したフレームをできるだけ長く使い続けたい、一生乗り続けられるオリジナルのフレームをオーダーしたい」ということを踏まえると、Chris King(クリスキング)が間違いない最良の選択だと思います。

またカーボンフレームに多い、ベアリングと上下の玉押しだけのヘッドパーツと違い、クリスキングのヘッドパーツはフレームに圧入することでヘッド周りの安定感と強度アップが見込まれます。

もちろんベアリングの回転性能に関しても非常に高い性能を持っています。

クリスキングはアルミ、スチール、チタン等の金属系のフレームに非常にマッチするので、前述の通り「一生乗り続けられるオリジナルのフレーム」には非常におすすめなのです。

さらに、クリスキングは自転車パーツに詳しいユーザーさんにも一目置かれる存在なので、カスタムの際は検討の余地ありですよ!

クリスキングは様々なフレームのヘッド規格に対応できるラインナップを抱えているので、自分の規格に合うのかなどお問い合わせ頂ければおすすめのクリスキングをご紹介させていただきます!

もちろん圧入作業も承りますので、遠慮なくお申し付けください。

クリスキング公式HP:https://www.chrisking.com/

それでは

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初ライド行ってきました!

こんにちは。西新宿の自転車メンテナンス、カスタマイズ、出張修理専門サービスのVIKING the MAINTENANCE です。

新年の初ライドは、1月4日。年末年始で重くなった体をほぐしながら普段よりゆっくり走ってきました。

VIKING the MAINTENANCEから多摩川に向かい、そこから尾根幹(南多摩尾根幹線)を経由して橋本から津久井湖という普段からよく利用するルートを取りました。最後に半原峠を登り帰路です。

幸いこの日は、平年よりも気温が高く少々汗ばむ陽気でしたが、峠付近はやはり寒く寒暖の差を大きく感じたライドでした。

また、今年はVIKING the MAINTENANCEを営業しながらも月の走行目標600km目指していこうと思います。

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マイペースに自転車を楽しむためのメディア「FRAME」に記事を寄稿#4

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

マイペースに自転車を楽しむためのメディア「FRAME」に、自転車を始めて今までのライフスタイルが大きく変化した方のお話を寄稿しています。みなさんの周りにはいますか?

「私は自転車に乗って劇的に変わりました」
http://jitensha-hoken.jp/blog/2016/12/bicycle-lifestyle/

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MAVICのホイールメンテナンス 接触式シールベアリングとは?

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今日はホイールのメンテナンスです。作業したモデルはMAVIC(マヴィック)のR-SYS SLR(アールシスSLR)です。

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MAVICのハブって性能が良くないの?

MAVICのホイールはハブの性能が良くないため、回転が悪いと様々なところで聞きますが、ちょっと間違って伝わってるようなので、このタイミングで正解をお伝えします。

MAVICの完組ホイールのほとんどが、接触式シールベアリングと呼ばれるベアリングを使用しています。接触式シールとは、雨や雪、砂や泥などがベアリング内に侵入するのを防ぐため、ベアリングにシールを接触させているシステムのことです。

この接触によって、ベアリングの回転に抵抗が生まれます。なのでハブの性能が悪いというのは間違いで、雨や雪、砂や泥を侵入から守るためにあえて採用しているベアリングなのです。もちろん廉価のベアリングを使っているわけでもありません。

発生する抵抗も、スピードやケイデンスの数値が変わってしまうほど大きいわけでもありません。噂が独り歩きしてしまった格好ですね。

接触式シールべアリングの使用により回転に抵抗が出てしまうだけで、MAVICのホイールを選ばないというのはちょっともったいない気がします。MAVICのスポークやリムのテクノロジーは非常に高く、MAVICはそれだけで選ぶ価値が高いホイールメーカーです。

また、接触式ベアリングの抵抗を解消したいユーザーさんには、非接触式へのベアリングの交換をおすすめしています。しかし、オールコンディションでホイールを使用する場合は、接触式がのちのメンテナンスの含めると良いでしょう。

メンテナンス性が高いMAVICのホイール

R-SYS SLR のメンテナンスに戻ります。

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スプロケットを取り付ける部分であるフリーボディを取り外します。

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古くなったオイルを拭き取り、MAVICの純正オイルを塗ります。小さなバネみたいなのが見えると思います。これが爪のようになっており、フリーボディのラチェット音(ホイールを回転させるとカリカリカリと鳴る音)発生させます。

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フリーボディ内もしっかり洗浄し、グリスアップします。この中のギザギザしてる部分と先程の爪が引っかかることでラチェット音を発生させるのです。

MAVICのホイールメンテナンスは、工程も少ないため比較的短時間で作業できます。他社のホイールでも最近回転が悪くなったぁと思ったユーザーさんは是非お問い合わせください。ホイール全般メンテナンスします!

それでは。

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