11速化へ カンパニョーロ フリーボディ交換

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今日はカンパニョーロの10速までしか対応できなかったホイールを11速化に工事。

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右の白いフリーボディが11速対応のシマノギア用、右が今まで使用していた10速のシマノギア用です。11速対応の方がフリーボディが若干長いですね。ギアの歯一枚分といったところでしょうか。

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今回作業したホイールはカンパニョーロ BORA ONE(ボーラワン)です。

ちなみにカンパニョーロのシマノギア対応のフリーボディは2種類存在するので注意です。

FH-BO015X1
FH-BU015X1

の2種です。FH-BO015X1は2010年以降のカンパニョーロホイールほとんどに対応しているフリーボディです。FH-BU015X1は2013モデルのVENTO(ヴェント)、KHAMSIN(カムシン)用となります。

交換の際はどちらかを選択してください。

それでは。

低価格帯のロードバイクもコンポーネント交換でワンランク上へ

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サーヴェロやスペシャライズドなど有名なスポーツバイクメーカーのカスタマイズを行っていますが、メーカー品にこだわらずユーザーさんが大事に乗ってる自転車であれば喜んでメンテ、カスタムを承っています。

今回は、私も知らないメーカーのコンポーネント組換えを受注しました。このようなメーカーはスポーツバイクショップでは販売されておらず、ホームセンターのような量販を行うところか、おしゃれ雑貨などを販売するセレクトショップで売られている場合が多いのが特徴です。

また、デザイン性を重視しているためコンポーネントの性能や重量を二の次にしている傾向があるのです。今回はフレームのデザインは気に入ってるが、性能を上げたいという要望をいただき、コンポーネントとホイールを組み替えることにしました。

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最初に付いていたパーツを取り外すとこのような感じです。細くてクラシックの印象を与えるスチールフレームですね。これにシマノのティアグラを付ける予定です。

また組み付けの様子はレポートします!

ブロンプトンのオーバーホール&メンテナンス承ります!

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先日お預かりしたブロンプトンのT-TYPEのオーバーホールを取り上げます。おそらく購入後15年は経っているだろうUKメイドのフレームです。以前ブロンプトンはリーズナブルな台湾製モデルも生産していました。それと同時期のモデルだと思いますが、こちらは列記としたMade in England のモデルです。

各パーツを分解へ

まずは各パーツの状態をチェックしながら分解をはじめていきます。

チェーン、スプロケット部分

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チェーンは自転車で一番汚れが目立つ部分と言っても過言ではありません。オーバーホールでは最終的に新しいチェーンに交換をし、スプロケットも光沢が戻るレベルまで磨き上げます。

クランク、チェーンリング部分

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チェーン、スプロケットと同様にクランク部分も油汚れが目立つ箇所です。

BB部分

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普段はクランクの陰に隠れて見えないのがBB部分。ブロンプトンのBBは純正から他社製で回転効率が高いものにカスタムすると、スピードアップにつながりおすすめです。

トップチューブ部分

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ブロンプトンの折り畳みも気もとなる部分のトップチューブです。他社の折りたたみ自転車はこの部分の強度不足により破損するケースが見受けられますが、ブロンプトンはしっかり強度アップを測っているため安心できます。

ホイール部分

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今回スポークが2本折れていたので交換です。

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リアホイールはブロンプトンには欠かせない内装3段ハブ仕様となっています。内装ハブとはスポーツ自転車に多く採用される外装ギアと違い、ホイールの中心にあるハブの中にギアの歯車を組み込んで変速するシステムのことです。

その内装ハブを細かく分解し、洗浄、グリスアップを行います。

ケーブル類

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シフトケーブル、ブレーキケーブル共に新品交換します。ブレーキアウターケーブルが裂けて内部が錆びてしまっています。

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ブロンプトンT-TYPEはリアキャリアにダイナモライトが搭載されたモデル。ダイナモとはペダルをこぐ力を利用し発電させるシステムのことです。

時間が経つと配線の接触不良も出てきているので、今回は配線を新しいものに交換することに。

これらの汚れ、劣化部分を重点的にチェックし、分解すると以下のようになります。

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ブロンプトンは他の自転車と違い、作業スタンドを使う際は逆さに固定すると作業がしやすいんです。実際、イングランドでの製造工程でもフレームを逆さにして組み付けを行っています。フレーム単体になるとMTBのようにも見えてきますね。

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その後、ハンドル、ステム、フロントフォークとヘッドパーツも外していきます。

分解したパーツを洗浄へ

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分解、洗浄した後のフロントフォーク。ヘッドパーツのグリスも古くなって固着していたので新たなグリスを塗りなおします。

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内装ハブのベアリング、スポールパーツのパーツ構成です。一般的なスポーツバイクの外装ハブと違い、かなりがっちりとした作りです。内装ハブは一見頑丈そうに見えますが、ハブ内部に泥や雨水が入ると急に動きが悪くなったり、異音が出てきたりします。

そのためグリスをしっかり塗ることが重要で、防水、防塵に強い堅めのグリスを内部全体に塗り込みます。さらにハブを細かく分解し部品ひとつひとつに洗浄、グリスアップを施します。

※内装ハブを分解する場合は高度な知識を擁する部分なので、個人で作業しないことをおすすめします。

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洗浄、グリスアップした内装ハブを再度組付けます。当初よりも大分きれいになっています。このタイミングで折れた部分のスポークを交換し、振れ取り作業を行います。

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アルミ製のリムも多少の小傷は残りますが、光沢が復活しました。

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フェンダーの裏も幸い大きな傷もなくここまできれいになりました。

全てのパーツの洗浄が終了し組付け後、最後に純正ケーブル、チェーン、ブレーキシューなどの消耗品を新品に交換し取り付けます。

オーバーホール完了

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約15年間、大きなメンテナンスをしていなかったブロンプトンでもここまできれいに復活しました。やはりフレームとホイールがしっかりした自転車は半永久的に乗れるといっても過言ではありませんね。

折りたたみ自転車のデメリット部分として折り畳み部の強度不足、経年劣化があるのと、その部分が破損してしまうともう乗れないなんてこともあるのですが、ブロンプトンは強度が高いクロモリフレームを採用していることと、折り畳み部の強度、溶接がしっかりなされていることでその心配がありません。イギリスで1台1台しっかり組まれているというのも安心化につながっています!

オーバーホールの金額と納期のご案内

今回の作業は当社のオーバーホールプランであるCメンテナンスで作業させて頂きました。長年メンテナンスしてこなかったケースや、久しぶりに自転車引っ張り出そうとお考えの方、または毎日の通勤や定期的にレースに参戦している方など自転車をフル稼働させている方にもCメンテナンスはおすすめです。

工賃30,000円~、別途パーツ代で作業させて頂いております。納期はお見積り確定後、1週間ほどいただいております。

VIKING the MAINTENANCE ではブロンプトンの完成車の販売はしておりませんが、純正パーツ、カスタムパーツ等のお取り扱いはしておりますので、オーバーホールをはじめ、カスタマイズ等の相談は遠慮なくお申し付けください。パーツお持ち込みも歓迎です。逆に面白いパーツがあれば教えてほしいくらいです。

それでは。

チェーン、スプロケも徹底クリーンング!最短3日で自転車オーバーホール!

カンパニョーロ アテナ11Sのチェーン&スプロケットのBefore & After。

オーバーホールの見せ場のひとつ、駆動系の徹底クリーニング。全体の作業の中での時間と手間がかかる場所でもありますが、ユーザーさんが一番感動してくれる場所でもあるんです。

やっぱりきれいになると気持ちが良いですね。最近は多段化で歯数も増えたりとチェーンとスプロケットの掃除には非常にやりがいを感じています!

リンク:VIKING the MAINTENANCE 作業工賃表

定期メンテもしくはオーバーホール随時承っております。オーバーホールに関しての納期は補修パーツ等揃った段階で最短3日でお渡しします。是非ご検討ください!

それでは。

Cervelo(サーヴェロ)P3 駆動系メンテナンス

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先日、トライアスロンで使用率の高いブランド、Cervelo(サーヴェロ)のP3をお預かりしました。以前のブログでS3を紹介した際に触れましたが、サーヴェロは今やロードバイクのメジャーブランドとして評価されていますが、もとはトライアスロンのフレームの開発が有名なブランドでした。

先日引退したロードレーサーのファビアン・カンチェラーラも以前サーヴェロのフレームを使用し、レースに参戦していました。

トライアスロン特有の油汚れ

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今回お預かりしたP3がこちら。shimano電動シフトDi2仕様で、クランクは楕円チェーンリングで有名なROTOR(ローター)です。

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チェーンとスプロケットがオイル過多でかなり汚れてしまっています。

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リアディレイラーのプーリー(歯車)もこの通り汚れが乗っかっています。

なぜこのようになったのか。トライアスロンはスイムの後に自転車に乗るため体中濡れながら走ります。フレームやパーツに潮水等が浸水することで錆びや劣化を防ぐために、通常のロードバイクと比べて粘度の高いオイルを使用したり、量を増やしたりと対策をするのです。

駆動系を分解

 

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チェーンを外し、ROTORの3Dクランクを外します。シマノのクランクはNonドライブ側(左クランク)を外して分解しますが、ROTORの3Dクランクは右側の赤いボルトで脱着をします。

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クランクの内側は普段見えない場所だけに結構な汚れが確認できます。ちなみにBBは回転効率が上がりスピードアップが望めるセラミックスピード社製のBBを使用しています。

ひとこぎ、ひとこぎで実感できる人とそうでない人はいますが、後で距離やタイムを見てみると大きなメリットを確認できます。

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左クランクも外し、BBに付いていた古いグリスを拭き取ります。

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左クランクを洗浄します。スピンドル(シャフト)はアルミ製で定番の30mmサイズ。

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シマノ・アルテグラDi2のバッテリーマウントです。走行中はもちろんバッテリーを取り付けますが、この通り中に汚れが入り込んでいます。水分を使って拭き取ることはできないので、乾いたウェスを使用し丁寧に汚れを拭き取ります。

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チェーンは新品交換ではなく、クリーニングで対応しました。ケミカルメーカーのWAKO’S(ワコーズ)の汚れ落としを使用し、ブラシでこすります。

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カセットスプロケットも同様の作業をします。

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ホイールのクリーニングと回転状況をチェック。ホイールバランスもしっかり見ます。ハブ内のベアリングの回転力がデフォルトのままだったので、セラミック系で回転力が増すグリスを塗り直し完了です。

クリーニングを終えたら組み付けへ

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ディレイラーを取り付けるシーン。プーリーもしっかりクリーニングしました。

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カセットスプロケットも新品時の光沢がよみがえりました。

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ブレーキケーブルは新しいものに交換です。

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組付け後のCervelo P3です。画像ではわかりにくいのですが、フレームの塗装はマット(艶消し)なんです。マットホワイトは汚れを落とすのにちょっと苦労します…。

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ROTORの3Dクランクもこの通り。チェーンがここまできれいになると清々しく感じますね。

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ブレーキケーブルを交換したことで、一部バーテープを張り替えています。

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サーヴェロと言えばこの楕円形に薄く伸びたシートポストですね。これが空気抵抗軽減の一因となります。

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トライアスロンのフレームはロードバイクと違ってセッティングが異なります。特にレース前になると防水や防錆を気を付けるためオイルの使い方などが変わってくるのです。

この時期はトライアスロンのレース、大会も落ち着く時期ですので、春のシーズンに向けてお持ちのトライアスロンバイクをメンテに出してみてはいかがですか?

レース後、自転車をそのまま保管しているのであれば、早急にメンテナンスすることをおすすめします。汚れによって部品が劣化することが十分考えられるからです。

トライアスロンバイクは安いものではありませんし、毎年新しいフレームを使う人はほとんどいないと思うので、レース後や練習後のメンテナンスは長く使い続けるのに非常に重要です。是非ご検討ください。

わからないことなどありましたら、お問い合わせいただけると嬉しいです。

それでは。

初めてでも簡単 チェーンのクリーニング方法教えます。

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今日はメンテナンス初心者のユーザーさんにも簡単にできるチェーンクリーニングを紹介しようと思います。

簡単、時短には使いやすいアイテムを

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メンテナンスやクリーニングを初めてやる人ほど、使いやすい工具やケミカルなどの使用したほうが良いんです。また限られた時間とスペースの中でやるときも同様です。

良い工具や便利なアイテムを使うことで、メンテ時間の短縮に大きく貢献できます。仕事が早いプロのメカニックも、それを達成するために良い工具やアイテムを使っているのです。

しかしプロのメカニックほどの技術力は無理、自分は「毎日安全、快適に走れるレベルを保てれば」ということであれば、今回ご紹介するチェーンクリーニングの方法は、初心者の方でも使いやすいアイテムを使用するのでピッタリかもしれません。

まず今回使用するアイテムをご紹介します。

使用する道具の紹介

1.パークツール サイクロン(CM-5.2)参考価格:税抜3,520円

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チェーンにほとんど手を触れずクリーニングできる便利グッズです。ペダルを回転させながら中のブラシがチェーンのコマの中の油汚れや金属片をかき出してくれます。

2.シトラスチェーンブライト 参考価格:税抜2,200円

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サイクロンの中に入れるチェーン洗浄剤です。洗浄力は抜群です。

3.パークツール ダミーハブ(DH-1)参考価格:税抜3,200円

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後輪を外した後にチェーンラインを作るために取り付ける道具。仮のスプロケットの役割です。これを使用することで、サイクロンの作業が格段に楽になります。

4.チェーンチェッカー 参考価格:税抜800円

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チェーンの伸びを確認するための工具です。

5.自転車丸洗いクリーナー 参考価格:税抜1,000円

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ケミカルメーカーであるエバースがリリースする水なしで自転車全体のパーツをクリーニングできるケミカルです。シェービング剤のような泡状のケミカルです。

以上5点をメインで使用していきます。

サイクロンの実力

では実際に作業を始めてみましょう。

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こちらは作業前のチェーンとスプロケットの様子です。かなり油汚れで黒ずんでいますね。これは早いところきれいにしてあげたい。

では作業を開始しましょう。

まず、リアホイールを外し、リアエンド部分にダミーハブをセットします。次にサイクロンにシトラスチェーンブライトを適量入れて、チェーンに取り付けます。

ここからは動画を撮ったのでこちらをご覧ください。

動画の後半に、サイクロン内の油汚れが飛び散っていくのが確認できると思います。金属片やごみ、ちりはサイクロンの底にマグネットが配置され、そこにたまっていく仕組みです。

ペダルを回転させる目安は、20~30回転くらいがちょうどよいと思います。サイクロンで一通りチェーンを洗浄し、ウェスを使ってチェーンについた汚れを拭き取ります。

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するとこのようにチェーンの汚れが驚くほど落ちています。サイクロンにシトラスチェーンブライトを入れ、ペダルを回しただけです。初めてやってこれくらいきれいになれば満足感はあるのではないでしょうか?

スプロケットは泡で洗浄

チェーンの洗浄を終えたあとはスプロケットの洗浄です。チェーンのみの洗浄で終わらせても良いですが、せっかく洗浄したチェーンに汚れが付いたスプロケットを取り付けてしまうと、汚れ移りしてしまうのでスプロケットもしっかり洗浄します。

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このように自転車丸洗いクリーナーをスプロケット全体に均等にかけていきます。

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ラベルにもありますが、自転車丸洗いクリーナーはこのようにパーツを泡だらけにして、2,3分放置します。そして、時間が経ったらウェスを使って泡を拭き取ります。

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すると油汚れがとれたスプロケットが顔を出します。新品の輝きまで望めませんが、黒くまとわりついていた汚れが落ちていますね。

チェーンの伸び具合をチェック

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ここでチェーンチェッカーを使用します。コマ同士の間に差し込んでいくのですが、右側が奥まで入り込んでいますが、左側は奥まで入り切っていませんね。

これが左右両方入り込むとチェーンが広がっている(伸びている)ということになります。この状態ならまだそれほど伸びていないようです。

ただし、チェーンの交換時期は伸びだけではありません。仮に伸びていなくても、ある一部分がねじれていたり、削れている箇所が多ければすぐに交換をおすすめします。

実際このチェーンは下側の削れが見受けられたので、そろそろ交換をおすすめしたい時期です。

最後にチェーンオイルをつけて完成

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チェーンの伸びをチェックしたら、チェーンオイルをチェーンの1コマ、1コマに塗っていきます。この1コマ、1コマが大事です。チェーン全体にオイルを塗ってしまうと、にじみ出た余分なオイルが新たな汚れに付着する原因を作ります。スプロケットにも塗る必要はありません。

また、サイクロンを使用した後、さらにチェーンをきれいにしたければ自転車丸洗いクリーナーをチェーンの洗浄に使用してもOKです。

室内でやる場合は、汚れた液体が床に垂れることが多いので、新聞紙やウェスを敷いておくと良いでしょう。そうすれば床を掃除したりする余計な仕事が増えません。

最後に

以上が初めてでも簡単にできるチェーンのクリーニングでした。今回ご紹介した5つのアイテムをそろえると、合計で10,000円ちょっとです。

たまにしかやらないというならお店に任せても良いと思いますが、月に1度くらいの間隔でチェーンクリーンングを行うのであれば、アイテムをそろえて自分でやってしまった方が安上がりの場合もあります。

今回の作業で何かご質問等あれば、是非お問い合わせください。お待ちしています。

それでは。

これを知っておけば安心!ロードバイクのメンテナンスに必要な7つの工程。

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今回はVIKING the MAINTENANCE が普段から行っている一番基本的な定期メンテナンスをおさらいします。自分でメンテナンスをはじめてみようと考えている人にわかりやすいように、作業手順に則ってご紹介します。

もちろん誰も最初からすべて完璧にはできません。わからないところはVIKING the MAINTENANCEまでお気軽にお問い合わせいただければと思います!

メンテナンスの基本工程は7段階

以下のように基本的なメンテナンスと言っても意外と作業工程があるのに驚くかもしれません。

1.タイヤのチェック、タイヤの空気圧の確認

2.ホイールの振れ取りとクイックリリース等の車軸の締まり具合の確認

3.ハンドル周り、シート周り、クランク周りの確認

4.前後ブレーキの確認、調整

5.前後ディレイラーの確認、調整

6.チェーンへの注油

7.フレーム、フォークの汚れ落とし、ワックス塗布

以上を順を追ってご紹介していきます。

1.タイヤのチェック、タイヤの空気圧の確認

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まず最初にやっておきたいのが、タイヤ全体のチェックです。摩耗によって割れていないか、パンクの原因となるガラス片、小石などが刺さっていないかなどチェックします。

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タイヤのチェックが終わったら、自転車のメンテナンスの基本である空気入れを入れます。

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ただ漠然に空気を入れてはいけません。使用しているタイヤのサイドの部分に適正の空気圧の表記があります。これを参考にして入れていきましょう。

2.ホイールの振れ取りとクイックリリース等の車軸の締まり具合を確認

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ホイールの振れ取りは、左右におよそ0.5mm以上横に振れていれば調整の目安になります。振れ取りの作業はニップル回し(写真の赤い工具)という専用の工具が必要です。ホイールによってニップル回しのサイズは様々なので作業する際は確認が必要です。

※例えばシマノのホイール、カンパニョーロのホイール、MAVICのホイールなど皆異なったニップル回しを使用します

振れ取り自体の作業も経験が必要な部分が多いので、最初はショップスタッフに任せて徐々に覚えていく方が良いでしょう。VIKING the MAINTENANCE でも振れ取りやホイール組のワークショップも随時開催していく予定です。

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ホイールが真っ直ぐにはまっていないと、ブレーキやギアなど車体全体の調整がしっかりでません。画像のようにクイックリリースのレバーにゆるみがないかチェックします。このようにまず前後車輪がしっかりはまっているのを確認してから全体のチェック、調整へと進むことになります。

仮に、ブレーキやギアの調整を行ってから、ホイールが真っ直ぐ取り付けられていなかった場合、また初めから調整のやり直しになってしまいます。2度手間で余計な時間を食ってしまうので、作業順序(ルーティンワーク)が非常に重要になってきます。

タイヤ、ホイールは自転車のパーツの中で唯一地面と接触している部分です。乗り物として成立するために一番不可欠な部分なのです。

3.ハンドル周り、シート周り、クランク周りの確認

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ハンドル回りがしっかり締まっているか、六角レンチで締まり具合をチェックします。

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ステムの部分も忘れずにチェックします。ロードバイクの場合、フォークコラムがカーボン製の際は、締め過ぎるとカーボンに亀裂が入ってしまうことがあるので注意が必要です。もしカーボンのフォークコラムの場合は普段占める力の8割程度に抑えておきましょう。

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シートポストの締まりをチェックします。ここもカーボンフレームたチタンフレームの場合はしめすぎるとフレームが変形してしまうので力加減は注意が必要です。

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クランク周り(チェーンリングボルト)の確認をします。フロントチェーンリングを押さえているボルトです。5つタイプと4つタイプがあります。

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クランクアームの取付ボルトの締め付け確認です。取付ボルトの形、スタイルはクランクを製造しているメーカーによって異なりますが、写真のようなシマノ製品のユーザーが一番多いと思われます。

4.前後ブレーキの確認、調整

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ブレーキパッドの角度と締まりをチェックします。ブレーキ面に対してパッドが平行になっていることが前提です。このときブレーキレバーを握りながら調整すると作業がしやすいです。

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次にブレーキワイヤーがしっかり締まってるかチェックします。ブレーキパッド同様、ブレーキレバーを握りながら締め付けると作業がしやすくなります。

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ワイヤーの先がほつれていますね。この場合はワイヤーごと交換しても良いですが、このように先端にエンドキャップをつけて対処する方が早いです。ショップでブレーキワイヤーのエンドキャップと言えば出してくれると思います。5個セットで100円くらいとお財布にも優しいですね。

5.前後ディレイラーの確認、調整

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フロントディレイラーのワイヤーの取付ボルトが締まっているか確認します。

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ギアが入りにくい場合はアジャストダイアルで調整します。インナーギア(軽い方)からアウターギア(重い方)に入りにくい場合は、ワイヤーが緩んでいる可能性が高い為、ワイヤーケーブル上にあるアジャストダイヤルをワイヤーが締まっていく方向に回していきます。その際にギアが入るか確認しながら90度(4分の1回転)ずつ回していくのがポイントです。

※ギアの調整やセッティングはメンテナンス初心者から中級、上級者への最初の壁とよく言われますので最初は無理をせず、やり方がわからなければVIKING the MAINTENACEもしくは最寄りのショップへ相談するのがおすすめです。

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リアディレイラーのワイヤーの取付ボルトの締まりもを確認します。

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フロントギア同様、ギアが入りにくい場合はアジャストボルトで調整します。トップ側(重い方)からロー側(軽い方)に入りにくい場合は、ワイヤーが緩んでいる可能性が高い為、リアディレイラーに付属しているアジャストボルトを左方向に回していきます。その際にギアが入るか確認しながら90度ずつ回していくのがポイントです。

※フロントギア同様、ギアの調整やセッティングはメンテナンス初心者から中級、上級者への最初の壁とよく言われますので最初は無理をせず、やり方がわからなければVIKING the MAINTENACEもしくは最寄りのショップへ相談するのがおすすめです。

6.チェーンへの注油

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チェーンオイルはドライ用、ウェット用など用途に合わせて様々な種類が存在します。VIKING the MAINTENACEは日々のメンテナンスにおいてドライオイルをおすすめしています。また自転車イベントやレースに参加するときは、途中でオイル切れを起こすと自転車のパフォーマンス低下が心配されるので、直前にウェットオイルを塗布することをおすすめしています。

2つのオイルの特徴は

ドライ用オイル・・・チェーンに汚れが付きにくくきれいに保てますが、乾きやすいため頻繁に注油が必要です。

ウェット用・・・粘度が高いためオイル効果の持続性はありますが、+路面の砂やほこりを拾いやすいのでクリーニングに手間がかかる難点があります。

どちらも1回試してみてから使いやすい方を選んでみてはどうでしょうか。

注油方法は、チェーンの1コマずつしっかり注油していくのがコツです。(写真はドライ用)

7.フレーム、フォークの汚れ落とし、ワックス塗布

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自転車も見た目がきれいか、そうでないかで印象が随分変わってきますよね。せっかく高い自転車を乗っていてもほこりや汚れが溜まっていたらカッコ良さも半減します。

そうならないように最後の仕上げ、フレーム全体の汚れ落としとワックス掛けは大事です。人間でいう身だしなみですかね。いつも働いてくれる感謝の気持ちを込めながら、拭いてあげましょう!

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今回のチェーンオイルは右の赤いドライオイル。フレームの汚れ落とし兼ワックスは左のSHOWROOM というもの。ともにFINISHLINE(フィニッシュライン)社のものを使用しました。FINISHLINE社のケミカル類は種類が大変豊富で、用途によってしっかり選べるので実は私も重宝しているメーカーです。

まとめ

以上1から7までのメンテナンスを順にご紹介しました。これらメンテナンスの順序は非常に重要で、2でも説明しましたが間違えると余計な作業や時間が掛かったりするのでスマートに行いたいところです。

コツは最初にルーティーンを覚えて、毎回繰り返すことです。そうすれば失敗しないメンテナンスができるようになります。毎日通勤でロードバイクを使う場合は、2週に1度、週末のライドのみであれば距離に寄りますが、月に1度の周期でメンテナンスを行ってください。

定期的にメンテナンスを行うことでメンテ不足で起こる重大な故障などを未然に防ぐことができます。

VIKING the MAINTENACEでは随時自転車のメンテナンスを行っております。お気に入りの自転車を長く使い続けるために是非メンテナンスをお待ちしております。作業料金等はこちらでご確認いただければと思います。

それでは。

ロードバイクのメンテナンス VIKINGが用意する予算に合わせた3つのコースとは?

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VIKING the MAINTENANCE では初心者のかたでも簡単にメンテナンスや修理のお申込みができるように、メンテナンスのパッケージプランをご用意しています。月に1度のメンテナンスから、数年に1度車体の分解、清掃を行うオーバーホールなど、主に3つのプランをご用意しています。

1~2か月に1度のメンテはAコース(税抜10,000円)

毎日の通勤や週末のサイクリングなど、自転車をよく使用する方にはAコースをおすすめします。作業内容は、

ギアの調整、
ブレーキの調整
各部ネジ、ボルトの増締め
ホイールの振れ取り
注油
駆動系周りのクリーニング

以上6点を重点的に行うメンテナンスです。チェーンのクリーニングに関しては、スプロケット、クランク、ディレイラー等の駆動系パーツをすべてクリーニングします。

Aコースの価格が税別10,000円です。作業中に交換すべきパーツが生じた場合の部品代は別途かかります。

年に1度はケーブル交換すべし Bコース(税抜15,000円~)

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こちらは上記のAコースの作業に加え、ギア、ブレーキのケーブルの交換を行うことでさらにパワーアップさせた内容となっています。ケーブル代もすべて込みの価格でご案内します。ただし、カンパニョーロ純正ケーブルやシマノの高性能ケーブルなどに関しては通常よりも割高なため、追加料金がかかりますのでケーブルを選ぶ際に改めてご案内します。

また油圧ディスクブレーキの場合、ブレーキホースの交換は基本的に行なわず、ディスクブレーキオイル交換のみとなります。また状況に応じてディスクブレーキパッドの交換もさせていただきます。

そのためBメンテナンスは自転車の仕様により作業工程が異なるた料金がいくつかのパターンに分かれます。

電動シフト&リムブレーキ仕様:税抜15,000円~
機械式シフト&リムブレーキ仕様:税抜20,000円~

電動シフト&油圧ディスクブレーキ仕様:税抜15,000円~
機械式シフト&油圧ディスクブレーキ仕様:税抜20,000円~

数年に1度のフルメンテナンス Cコース(税別25,000円~)

Cコースはオーバーホール・フルメンテナンスです。

オーバーホールとは、お使いの自転車のすべてをパーツ単体までバラし、クリーニングや磨きをかけたり、注油や新しいグリスを塗り新車時のパフォーマンスかそれ以上の性能まで引き上げる作業です。まさに自転車の大掃除です。

使用するケーブルやケミカル類もこだわったものを使用するので、動きが良くなること間違いなしですよ。週末に必ず乗る方や1ヶ月500km以上走る方は、数年に1度ではなく年に1度は必ずオーバーホールを行うことをおすすめします。

※Bコースでのケーブル代は料金込みもしくは追加料金でしたが、Cコースのオーバーホールで交換が必要になったパーツは全て別途料金が掛かってきます。ちょっとわかりにくくて申し訳ないのですが¥25,000~は全て作業工賃としてお考え下さい。作業期間は2週間ほどでお渡しいたします。

関連記事:毎年1度は行いたいロードバイクのオーバーホール、フルメンテナンス。コースと作業工程のご紹介。

まとめ

以上が3つのメンテナンスパッケージプランです。いかがでしたでしょうか?改めて表にまとめてみました。ご自身の該当する車種が確認でkじたでしょうか?はじめての方もオーダーしやすい内容かなと思います。またCコースに関しては、一部作業内容を減らし料金を押さえたいという希望も承ります。

例)たまたま先日ブレーキパッドを交換したので、パッド交換作業は必要ありません。

などあえて行う必要のない作業がありましたら料金を変更させて頂きますのでお申し付けください。

尚、A,B,Cの各メンテナンスプランは、お預かり作業となります。出張でピックアップはさせて頂きますが、お伺い先での作業は内容的、時間的にも難しくなりますのでご了承ください。

上記作業はこちらのフォームよりお問い合わせ、お申込みください。

それでは。

「洗浄、注油、交換」 自転車チェーンのメンテナンス3カ条。

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定期的なチェーンのメンテナンス、クリーニングはしていますか?もししていないならば、知らない間にチェーンを痛めつけてるかもしれません…。

自転車を前に進めるためにこれがないと無理という部分はたくさんありますが、中でもチェーンは不可欠な部分であることは言うまでもないですね。ディレイラーを介することで、あなたを遠くへ運んでくれるチェーンにちょっと敬意を払ってみませんか?

ここでの「敬意」というのは日々動ているチェーンに対して、行ってほしい4つのメンテナンス方法をご紹介です。

チェーンのクリーンニング

言うまでもなく、よりきれいに洗浄されたチェーンはシフトチェンジを快適にし、チェーンの寿命を長持ちさせることができます。一番良い方法は車体から、チェーン、スプロケット、チェーンリングを外して1つ1つ洗浄していくのがベストですが、専用工具を持ってないことが多いDIYメンテナンスの場合は、すべて外して洗浄というのは難しい場合があります。その場合は最低でもチェーンだけはきれいにすることを心がけましょう。

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そのための便利グッズがあります。このVIKINGブログでも何回か登場してきていますが、PARLTOOLのチェーンクリーナーが時間短縮にもなって非常に役立ちますよ。

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洗浄剤として同じパークツールのシトラスチェーンブライトは洗浄力も強くアルコール洗浄剤のような気化することもなくしっかり汚れを落としてくれます。シトラスチェーンブライトを適量チェーンクリーナーに入れ、手でペダルを回転させていくと、チェーンクリーナーの内部にあるブラシも回転し、チェーンの汚れをかきだしてくれる優れものです。

注油(Lubrication)をしよう

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チェーンを洗浄した後に行うのが注油(Lubrication)です。洗浄をしないで注油している人をよく見かけますが、洗浄をしてから注油というのがベストです。チェーンに油汚れが溜まった状態で、新しいオイルをかけても汚れ自体が消えるわけではないのでオイルの100%の効力を発揮することができません。

そのため私は常に汚れが付きにくいドライタイプのオイルを使用しています。一度洗浄を掛ければ、次の注油の際は洗浄作業を省くことができるからです。しかし、ドライオイルは非常に乾きやすいので頻繁に注油が必要です。ロングライドの際はドライオイルを小さい容器に詰め替えて持っていくようにしています。

チェーン1周分注油したら、チェーンの表面に浮いているオイルを拭き取ります。基本的にオイルはチェーンのコマの中に浸透していれば良いため、チェーンのサイドプレートなど表面に付着した油分はしっかり拭き取ることが、余計な汚れを招かないコツなんです。これも拭き取ったらもったないと感じて意外とやっていない方が多いですね。

チェーンも交換が必要

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チェーンもワイヤーと同様にギアチェンジやぺダリングを毎回続けることで伸びていきます。そして伸びたチェーンを使い続けると変速の誤作動や歯飛び、チェーンリング、スプロケットへの負担が増えていきます。

ロードバイクのチェーン交換の目安は約4000キロです。しかしライダーのこぎ方、癖、体重、速度などにより個体差が出てくるので、注油の際にチェーンメジャーを使って伸び具合をチェックすることをおすすめします。チェーンメジャーはメンテ工具としてスポーツバイクショップで簡単に手に入れられますよ。

チェーンリング、スプロケットは交換するの?

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最近はスプロケット、チェーンリングの歯を擦り減るまで使い続けるようなことはなくなった気がします。各コンポネントメーカーがしのぎを削ることでモデルチェンジの時期が頻繁に繰り返されているのが一つの原因かもしれません。

気づいたら自分のコンポネントが型落ちしていたなんているケースも少なくありません。選べる選択肢は増えたということで喜ばしい一面もあるんですけどね。

話を戻すと、スプロケットもチェーンリングも摩耗すれば交換する必要が出てきます。多い事例としてよく使う段が著しく摩耗するケースです。まんべんなくギアチェンジしながら走ることが理想ですが、こぎやすいギアをよく使ってしまうのはしょうがないところ。

交換時期の目安として登り坂で負荷をかけたときにギアが歯飛びし「ガシャン!」と大きな外れるような音がし始めたときや、歯が削れて最初よりも尖った状態になった時が交換の目安です。チェーンほど交換のタイミングは少ないですが、これらの兆候が出た場合は対応したいですね。

まとめ

以上がチェーンにまつわる「洗浄、注油、交換」3つのメンテナンスです。とても基本的なことで今日からできることですね。高級パーツをふんだんに使っていてもチェーン回りのメンテナンスを疎かにしてしまってはせっかくのパーツも宝のもち腐れです。定期的なチェックを心掛けたいですね。

そして、年に1回は自転車を丸ごと洗浄、メンテナンスする「オーバーホール」をした方が良いでしょう。オーバーホールになるとDIYでは難しいレベルになりますのでVIKING the MAINTENANCEにぜひお任せください!

それでは。

ブロンプトンのオーバーホール&メンテナンスをご紹介

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

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今回は、先日お預かりしたイギリスの折り畳み自転車ブランド、ブロンプトンのT-TYPEの作業内容を振り返ります。T-TYPEは現行のブロンプトンのランナップにはありませんが、おそらく15年は経っているだろうUKメイドのフレームです。

以前ブロンプトンはリーズナブルな台湾製モデルも生産していました。それと同時期のモデルだと思いますが、こちらは列記としたMade in England です。

今回はこのブロンプトンを復活させるため、オーバーホールを行いました。

各パーツを分解へ

まずは各パーツの状態をチェックしながら分解をはじめていきます。

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チェーン、スプロケット部分。

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BB部分。

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トップチューブ部分。折りたたむ上で重要なポイントです。

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クランク、チェーンリング部分。ギアの歯は古いオイルと汚れで黒くなっています。

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ホイール部分、今回スポークも2本折れていたので交換です。長年のほこりが溜まってしまっています。

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リアホイールは内装3段ハブです。車輪の軸であるハブの中にギアの歯車があり、変速をするシステムです。もちろんハブの中を分解し、新たなオイルとグリスを塗りなおします。

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内装ギアを動かすシフトケーブルとブレーキケーブル共に交換です。ケーブルが裂けて内部が錆びてしまっています。

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ブロンプトンのT-TYPEはリアキャリアに車輪が回転することで発電するダイナモライトが搭載されたモデル。時間が経つと配線の接触不良も出てくるため、今回は配線を新しいものに交換することに。

これらの汚れ、劣化部分を重点的にチェックし、分解するとこうなります。

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ブロンプトンは他の自転車と違い作業スタンドを使う際は逆さに固定すると作業がしやすいんです。フレーム単体になるとマウンテンバイクのようにも見えてきますね。

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その後、ハンドル、ステム、前輪を支えるフロントフォークとヘッドパーツも外していきます。画像はヘッドパーツのベアリングです。ハンドリングを軽やかにするために、このベアリングにも新しいグリスを塗り込みます。

 分解したパーツを洗浄へ

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分解、洗浄した後のフロントフォークです。ヘッドパーツのグリスも古くなって固着していたので新たなグリスを塗りなおします。

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内装ハブのベアリング、細かいスモールパーツの構成です。一般的なスポーツバイクに採用される外装ハブ(外側にギア本体があるタイプ)と違いかなりがっちりとした作りです。

内装ハブは一見頑丈そうに見えますが、ハブ内部に泥や雨水が入ると急に動きが悪くなったり、異音が出てきたりします。そのためグリスをしっかり塗ることが重要で、防水、防塵に強い堅めのグリスを内部全体に塗り込みます。

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洗浄し、新しいグリスを塗り込んだした内装ハブを再度組付けます。当初よりもだいぶきれいになっています。このタイミングで折れた部分のスポークを交換し、車輪が真っ直ぐ回転するように振れ取り作業を行います。

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アルミ製のリムも多少の小傷は残りますが、光沢が復活しました。

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フェンダー(泥除け)の裏も幸い大きな傷もなくここまできれいに。

全てのパーツの洗浄が終了し組付け後、最後に純正ケーブル、チェーン、ブレーキシューなどの消耗品を新品に交換し取り付けます。

完成

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約15年間、大きなメンテナンスをしていなかったブロンプトンでもここまできれいに復活しました。やはりフレームとホイールがしっかりした自転車は半永久的に乗れるといっても過言ではありませんね。

フォールディングバイクのデメリット部分として折り畳み部の強度不足、経年劣化があるのと、その部分が破損してしまうともう乗れないなんてこともあるのですが、ブロンプトンはクロモリフレームを採用していることと、折り畳み部の強度、溶接がしっかりなされていることでその心配がありません。イギリスで1台1台しっかり組まれているというのも安心化につながっています!

最後に

今回の作業は当社のオーバーホールプランであるCメンテナンスで作業させて頂きました。長年メンテナンスしてこなかったケースや、久しぶりに自転車引っ張り出そうとお考えの方、または毎日の通勤や定期的にレースに参戦している方など自転車をフル稼働させている方にもCメンテナンスはおすすめです。工賃30,000円~、別途パーツ代で作業させて頂いております。納期はお見積り確定後、3~4日です。

 VIKING the MAINTENANCE ではブロンプトンの完成車の販売はしておりませんが、純正パーツ、カスタムパーツ等のお取り扱いはしておりますので、オーバーホールをはじめ、カスタマイズ等の相談は遠慮なくお申し付けください。パーツお持ち込みも歓迎です。逆に面白いパーツがあれば教えてほしいくらいです。

それでは。