ボトルの出し入れに新しい発想「FIDLOCK マグネットボトル」を比較検証

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こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回はアクセサリーの紹介です。ロードバイクを乗る皆さんは当たり前にボトルとボトルケージは使用されていると思います。いろいろなメーカーや素材も様々ですが、基本的にはボトルを抜き差しするあのスタイルですよね。

今回はどれくらいのユーザさんに共感を得られるか分かりませんが、「FIDLOCK」と呼ばれるブランドの新しい発想を持ったボトルシステムを紹介します。

画期的なバックルシステムを提案するドイツメーカー

FIDLOCKはマグネットを採用しバッグやベルトのバックルをはじめとした製品を世に送り出しているドイツメーカーです。そのためどちらかと言えばボトルの性能ではなくボトルのマウントに比重をかけているブランドです。

どんなボトルシステムを提案しているのかこちらの動画を見ればすぐに理解できるでしょう。

この通り、マグネットでボトルを吸いつけて固定するシステムです。これにより従来のボトルよりも着脱が容易であり、時間短縮にもつながっていきます。ボトルの出し入れ時にどうしてもバイクが不安定になってしまうというユーザーさんには安心して使用できるのではないかと思います。

台座は上下が決められているので装着の際は「UP」の表示を見て取り付けします。

ボトル側はマグネットの磁力でも大きな固定能力を持っていますが、さらにロックシステムを併用することで万が一の脱落にも備えています。取り出し方法はボトルをつかんで時計回りにひねります。この一定方向でしか取り出しはできない構造となっています。

個人的な見解として、マウント方法以外にボトルの精度も上がるともっと魅力的なアイテムになると思います。例えば飲み口の形状です。FIDLOCKのボトルの飲み口はベーシックな開閉式で飲む際に開け閉めが必要です。例えばキャメルバック製のボトルは手で握ることで飲み口が開き、楽に飲むことができますよね。このような機能的なボトルが開発できればよりユーザーさんは増えていくと予測します。

ロードバイクユーザーが気にする重さは?

またFIDLOCKのマグネットボトルの重さを気にする方もいると思います。マグネットを採用しているのでそれなりに重いのでは?と。そこでFIDLOCKマグネットボトルと他社のボトルとボトルケージの組み合わせで比較してみました。

FIDLOCK マグネットボトル:147g

キャメルバック プディウムチルボトルとエリート VICO カーボンボトルケージ:165g

結果的にマグネットボトルの方に軍配が上がりました。キャメルバックのポディウムチルは高性能ボトルだけあって、保冷効果や飲み口の形状が影響してシンプルなボトルよりも重くなる傾向があるんですね。まぁ飲み物を入れてしまえば結果的に重さはあってないようなものと片付けられてしまうかもしれませんが、念のため比較してみました。

FIDLOCK マグネットボトル600ml:参考価格4,968円(税込)

スローピングフレームやレディースサイズのフレームなどの狭いフロント三角内でも容易に着脱できるように開発。従来のボトルケージではなく、新しいマグネットホルダー式のドリンクボトルセットです。

強力マグネットがボトルを近づけるだけで、台座まで誘導。時計回りにボトルをひねるだけで取り外しと操作も簡単。マグネットとロッキングシステムでダブルロックされたボトルは、オフロード走行でも問題なく使用可能です。

通常在庫していますのでメンテナンスの際にでもご確認ください。

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