メカニック視点で見るBMC SLR01 分解して分かった完成度の高いフレーム設計

こんにちは。東京・西新宿のロードバイクのメンテナンス、カスタマイズ、組み立て専門サービス「バイキング・ザ・メンテナンス」です。

BMCのロードバイクは、オーバーホール・分解・再組み立てを行うたびに、そのフレームの完成度の高さに感心します。今回作業した「Teammachine SLR01」も例外ではなく、メカニック目線で見て非常に手の込んだ、よく考えられた構造を持つフレームセットでした。

まず特徴的なのがシートポスト内部の構造です。Di2バッテリーは、単にシートポスト内の空洞に収めるのではなく、円形状に加工された専用スペースに固定される設計となっています。位置ズレの心配がなく、調整も不要で、「ポン付け」に近いレベル。細部まで考慮された設計ですね。

次に、BB内部を通るディスクブレーキホースの取り回し。ホースはフレーム内部できれいなラインを形成。BB内には専用ガイドが設けられ、しっかりと接着されています。そのためホースは真っ直ぐ、ストレスなく通すことができ、作業性も非常に高い印象です。ここまで作り込まれた配線・配管処理は、ショップ作業というよりも、工場段階で完成されている設計だなと感じました。

さらに興味深いのがハンドルの固定方法です。多くのブランドが2ボルト固定を採用する中、BMCでは3本のボルトを使用し、3Nmという低トルクを分散させて固定する構造を採用しています。使用する六角レンチは3mm。パーツへの負担を抑えつつ、確実に固定するための工夫が垣間見れます。

実際に分解し、再組み立てを行ってみると、作業のしやすさ、精度の高さ、そして全体の安心感が強く伝わってきます。BMC SLR01は、単に走行性能が高いだけでなく、メンテナンス性まで含めて完成度の高いフレームセットだと感じました。

このような設計のフレームであれば、ユーザーさんも安心してメンテナンスを任せやすく、長く乗り続ける上でのブランドの信頼感にもつながります。ショップメカニック視点から見ても「よくできたフレーム」と言える一台でした。

ロードバイクタイヤの性能はどこで変わるのか フラッグシップとセカンドグレードの違い

こんにちは。東京・西新宿のロードバイクのメンテナンス、カスタマイズ、組み立て専門サービス「バイキング・ザ・メンテナンス」です。

今回は少し小難しいお話をさせていただこうかと思います。ロードバイクのタイヤの選び方についてです。

フラッグシップタイヤの「速さ」と賞味期限について

ロードバイクのタイヤ選びで、多くの方がまず注目するのが各社のトップグレードである「フラッグシップモデル」だと思います。例えば、コンチネンタル GRAND PRIX 5000 に代表されるようなハイエンドタイヤは転がり抵抗が低く、反応は鋭く、軽さも体感できる。性能が高いことは間違いありません。

ただ、実際に長く使ってみると「ある時期を境に、あの気持ちよさが薄れていく」そう感じたことがあるユーザーさんも少なくないかと思います。これは決して気のせいではなく、ハイエンドタイヤ特有の設計思想や特徴によるものです。

タイヤは「摩耗」より先に「性能劣化」が始まる

フラッグシップタイヤのセールスポイントは以下の通りだと思います。

    ・非常に柔らかいコンパウンド
    ・しなやかなケーシング
    ・軽量化

こうした要素によって、新品時の転がりや反応の良さを実現しています。

その反面、

    ・コンパウンドの摩耗
    ・微細な異物によるカットの蓄積
    ・ゴムの弾性低下

といった影響を受けやすく、溝が残っていても「決戦レベルの性能」は比較的早い段階で落ちていきます。

体感的には、新品〜1,500kmがピークで、1,500km前後から「何か違う」と感じ始めるケースも少なくありません。使えなくなるわけではありませんが、「最高の状態で使える期間」は意外と短いのです。

セカンドグレードタイヤの「強み」

一方で、コンチネンタル・GRAND PRIXのようなセカンドグレードのタイヤはどうでしょうか。

フラッグシップと比べると、

    ・重量はやや重い
    ・転がり抵抗の数値は少し劣る
    ・コンパウンドはGRAND PRIX 5000と共通

こうした特徴があります。ただし重量増の影響により、

・ケーシングの疲労が出にくい
・性能低下のカーブがなだらか

という特性を持っています。

結果として、「しっかり走れる状態」を長い距離で維持しやすいというメリットがあります。

GRAND PRIX 5000よりピーク性能は低くても、ベースとなるパフォーマンスを安定して発揮できる期間が長いのです。

速さは「ピーク」ではなく「持続」で考える

プロレーサーやレースメインでロードバイクを使用していない一般ユーザーさんにとって、タイヤの性能は単純に「一番速いかどうか」ではなく、どのレベルの性能を、どれくらいの距離で維持できるかで考えるべきだと思っています。例えば下記のようなケースで考えると、

    ・レースやイベント本番
    ・ヒルクライム
    ・「今日は絶対にベストを出したい日」

こういった場面では、やはりフラッグシップタイヤは大きな武器になります。

一方で、

    ・日常のライド
    ・トレーニング
    ・ロングライド
    ・常に安定した走りを求める場合

こうした用途では、セカンドグレードのタイヤの方が
満足度が高くなるケースも多いです。

どちらが良い・悪いではなく、状況により使い方を決めるということです。

まとめ

一番速いタイヤが、一番長く速いとは限りません。

「速い状態を、どれだけ長く保てるか」そこに目を向けると、タイヤ選びの考え方は大きく変わると思います。価格が安いからセカンドグレードの方を選ぶという考え方はなくなるかもしれません。

用途や走り方に合わせて、タイヤの「賞味期限」を意識したタイヤ選びをする。それが結果的に一番気持ちよく、無駄のない使い方だと考えています。

関連記事:コンチネンタルタイヤコーナー設置

油圧式と機械式 どちらのディスクブレーキシステムを選ぶ?

こんにちは。東京・西新宿のロードバイクのメンテナンス、カスタマイズ、組み立て専門サービス「バイキング・ザ・メンテナンス」です。

現在のロードバイク市場では、ブレーキシステムはほぼディスクブレーキに統一されており、新型・ニューモデルの完成車はほぼ例外なくディスクブレーキ仕様で展開されています。リムブレーキは一部の軽量モデルや継続モデルを除き、主流の座をディスクブレーキに譲ったと言ってよいと思います。

ディスクブレーキがロードバイクに本格導入された当初、油圧ディスクブレーキが前提でした。MTBで証明されてきた圧倒的な制動力、優れたコントロール性、雨天や長い下りでの安定感といったメリットから、ロードバイクも「ディスク=油圧」という図式がすでに決まっていたといっても過言ではないでしょう。

しかしここ数年、国内マーケットを中心に機械式ディスクブレーキが再評価され、油圧に対して存在感を強めてきているように感じられます。そこで今回は価格面で油圧式と機械式はどれほどの差があるのか?そこまでないものか?簡単に比較してみました。物価高、バイク高の現在、バラ完で組み上げるために予算を設定されているユーザーさんがほとんどです。ざっと参考になれば幸いです。

油圧式ディスクブレーキの特徴

  • 圧倒的な制動力・コントロール性
  • 悪条件(雨天・ロングライド)でも安定した制動
  • メンテナンスは油圧特有のブリードディング作業など専門知識・技術が不可欠
  • 機械式ディスクブレーキの特徴

  • メンテナンスが簡易(ワイヤー交換が主体)
  • 緊急時の現場メンテ対応がしやすい
  • 油圧式ほどの強力な制動力は期待しにくい
  • それぞれ以上のような特徴が存在しますね。

    実際のところ価格差は?

    では価格はどのようになっているのでしょうか。下記の組み合わせで小売価格を調べてみました。

    1.油圧式ディスクブレーキ:ST-R8170 + BR-R8170

                       VS

    2.機械式ディスクブレーキ:ST-R8150 + Growtac Equal

    まず1から。ST-R8170とBR-R8170合わせると税抜112,159円。

    2のST-R8150は税抜47,332円、Growtac Equalは税抜33,220円で税抜合計80,552円。

    その差額は31,607円。

    さてこの差をどうとらえるかですね。各ブレーキの特徴と価格差を見極めてのパーツ選びが始まります。束の間の楽しくも悩ましい時間をお過ごしください!

    セラミックBBを守るために クランク取付で必ず気をつけたいこと

    こんにちは。東京・西新宿のロードバイクのメンテナンス、カスタマイズ、組み立て専門サービス「バイキング・ザ・メンテナンス」です。

    写真はWISHBONE(ウィッシュボーン)のセラミックBB。左側のBBの銀色になっている円形傷は、クランクボルトの締めすぎや、クランクとBBが金属同士で接触した際に発生するものです。これによりベアリングへ余計な横荷重がかかり、ゴリ感・ザラつきが出てしまっていました。

    クランクの取り付け方次第で、BBは確実に傷みます。対策は、クランク側にOリングなどの緩衝材を入れること、もしくは締め込みすぎない適正トルクが必須。

    シマノ製クランクはクランク側に樹脂でカバーされたOリングが装着されてます。これが緩衝材となりBBを傷つけない仕組みとなっています。一方で他社製のクランクによってはOリングが無くBBと直接接触するモデルもあります。このような場合は慎重に適正トルクでクランク取り付けボルトを取り付けなければ、このような傷が入りベアリングを痛めかねません。

    BBは横方向の力に弱く、取り付け次第で寿命と性能は大きく変わります。セラミックBBを守るために クランク取付で必ず気をつけたいことを紹介しました。

    それでは。

    冬の洗車は苦行なのか?・・・ TREK EMONDA SL6

    こんにちは。東京・西新宿のロードバイクのメンテナンス、カスタマイズ、組み立て専門サービス「バイキング・ザ・メンテナンス」です。

    トレック・エモンダ SL6のオーバーホールをスタート。まずは軽くパーツを外して、洗車から入ります。

    結構汚れていますね~。レースシーンでは1レースごとに洗車を行うと言いますが、一般ユーザーさんはそんなことはほぼできません。ですので機会がないとこのように汚れがたまっていってしまいますね。

    夏の屋外洗車は正直気持ちいい作業なんですが、冬はなかなか修行。手はかじかむし、バイキングはお湯も使えないので、体にきます。

    とはいえ、外でやるのは洗車だけ。車屋さんやバイク屋さんなんて、整備自体を外でやってるところも多いですし、それを思えば文句言ってられません。「洗車くらいでで音を上げるな」と、自分に言い聞かせながら黙々とやってます。

    というわけで、まずは洗車完了。

    洗車でここまできれいになります。ある程度バラした状態で一気に洗うと、フレーム全体の汚れがよく落ちるんですよね。ただ目の行き届かない奥の部分にはまだまだラスボス的な汚れが待っていることでしょう。ここからさらに細かくバラして、ラスボス退治からのグリスアップや各部チェックに進んでいきます。

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    Cervélo SOLOIST ‐ R5とS5の“あいだ”にある合理的レーシングロード

    こんにちは。東京・西新宿のロードバイクカスタムショップ、バイキング・ザ・メンテナンスです。

    今回はCervélo SOLOIST(サーヴェロ・ソロイスト) Dried Amaranthカラーをフレームから組み付け、いわゆる「バラ完」のカスタムをいただきました。

    R5とS5の“あいだ”にある合理的レーシングロード

    Cervéloのロードバイクラインナップは、大きく分けると軽量オールラウンドのR5、純エアロロードのS5、そしてその中間に位置するのが今回バラ完させていただいたSOLOISTです。

    ソロイストは、かつてサーベロがプロレースの現場で培ってきた「エアロ=扱いにくい」「軽量=遅い」という相反する関係を解消するために生まれたモデル。空力性能・重量・剛性・価格のバランスをうまく実現させています。このバランスというのがロードバイク楽しむユーザーの中の大多数であるホビーライダーに完全にマッチすると思います。

    ソロイストの最大の特徴は、R5ほど軽さに振らず、S5ほどエアロに振らないという絶妙な設計思想。簡単にまとめると下記のイメージを持っていただくと良いかもしれません。

  • フレーム重量:R5より重いが、S5より大幅に軽い
  • エアロ性能:R5より明確に高く、S5に迫るレベル
  • 価格帯:R5,S5より抑えめ
  • 乗り味:オールラウンド・ロングライド・イベント,レース対応可
  • 少々乱暴に言い換えれば、

  • ヒルクライムだけ → R5
  • 平坦高速だけ → S5
  • 全部そこそこ速く走りたい → SOLOIST
  • サーヴェロも最も多くのライダーにとって、最も速い選択肢と位置づけていて、実際にレース・ロングライド・トレーニングまで幅広く使える万能性を持っています。上記のロードバイク楽しむユーザーの中の大多数であるホビーライダーにうってつけというわけです。

    価格とカスタムベースとしての魅力

    SOLOISTはR5やS5に比べ、フレームセットの価格が抑えられている点も大きな魅力です。
    その分、

  • ホイールに予算を回す
  • コンポーネントを上位にする
  • 自分好みのカラー、ギミックを取り入れる
  • といった 「走りに直結するカスタム」や「自分カラーを表現」するのにバラ完ベースとして組み上げるのが楽しくなるモデルです。

    メインコンポーネントはアルテグラ,ホイールはRISERVE

    メインコンポーネントはみんな大好きシマノ・アルテグラのR8100Di2。バイクの心臓部として間違いのない選択。

    ホイールはRESERVE。UCIワールドチーム「Team Visma | Lease a Bike」で使用されているブランドというとわかりやすいかもしれません。他社と同様にCFD解析や風洞実験を駆使して、ロードのみならずグラベル、MTBにおいても高性能ホイールをリリースしています。リムのグラフィックデザインは行わず、バルブ付近のロゴステッカーのみというのがが印象的です。

    サドルはPrologo NAGO R4 PAS。サドルは人それぞれ好み、相性が異なりますが、判断基準は長時間の安定性、快適性につきます。私も数年前からプロロゴユーザーです。

    ガラスコーティングをダブルコーティングで施工

    今まで紹介した画像でお気づきの方も多いかもしれませんが、クレストヨンドのガラスコーティングであるガラスの鎧、カミナリノ鎧をダブルコーティングでしっかり施工し、フレームの防御力と輝きをアップさせています。

    さらにホイールのリムにも施工しています。リムはマット塗装なので、コーティングにより艶が出ることはありませんが、リムはオイル汚れの飛散、ディスクブレーキパッドのブレーキダストにより想像以上に汚れます。

    断面が少ないアルミリムやロープロファイルのホイールは影響が少ないものの30㎜以上のリムハイトがあるカーボンホイールにおいては、ガラスコーティングを施工しておくとフレーム同様に汚れの付着を抑制できます。

    バラ完、カスタム随時受付中

    今回はロードバイクしいてはサーヴェロに詳しいユーザーには当たり前な内容となりましたがソロイストの特徴を交えてご紹介しました。今後は定期的なメンテナンスを通じて、コンディションを維持しながら、しっかりと乗り込んでいただければと思っています。

    ロードバイクライフをより楽しく、より快適に。 今後とも全力でサポートいたします!

    バイキング・ザ・メンテナンスでは、ロードバイクのバラ完・組み付け作業を随時承っております。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

  • 作業工賃:30,000円(税別)〜
  • 作業期間:1週間〜2週間
  • また、ロードバイクはもちろんグラベル、ミニベロ・クロスバイク・シングルスピードなど、ジャンルを問わずフルメンテナンス・オーバーホールも承っております。お気軽にご相談ください。

    それでは。

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    ELVES FALATH EVO バラ完組立 ULTEGRA Di2×8LIENカーボンホイール

    こんにちは。東京・西新宿のロードバイクカスタムショップ、バイキング・ザ・メンテナンスです。

    今回は ELVES(エルヴス) FALATH EVO を、フレームセットからのいわゆる「バラ完」にて組み立てさせていただきました。

    ELVESはアジアブランドの中でも近年特に注目度が高く、急速に存在感を増しているメーカーのひとつです。基本的にはオンライン直販を中心としたブランドでありながら、ユーザーの好みに応じたカスタムペイントをオーダーできるという、他社にはなかなかない魅力的なサービスを展開している点も大きな特徴です。

    バイキング・ザ・メンテナンスでは現在ELVESの正規販売店ではありませんが、メーカー公認の組み立て受入拠点として、これまでにも多数のELVESバイクの組み立て・仕上げを担当してきました。フレーム構造やケーブルルーティンのクセも把握しており、安心してお任せいただける体制を整えています。

    関連記事:ELVES FALATH EVO バラ完組立 走りを引き出す施工とカスタム

    関連記事:空力サスペンション設計とは?ELVES FALATH EXPを紐解く。

    コンポーネント:シマノ・ULTEGRA R8100 Di2

    メインインコンポーネントには SHIMANO ULTEGRA Di2(R8100シリーズ) を採用。12速化された最新世代のDi2は、変速スピード・正確性ともに非常に高く、レースからロングライドまで幅広く対応できる信頼性の高い電動コンポーネントです。バイキングでは一番カスタム機会が多いコンポーネントでもあります。

    ホイール:8LIEN カーボンホイール

    ホイールには、近年徐々に認知度を高めている 8LIEN(エイリアン)カーボンホイール を組み合わせました。FALATH EVOはご覧の通り、非常に先鋭的でアグレッシブなエアロ形状を持つフレーム。その特性を最大限に引き出すため、ワイドリムかつディープリム設計のホイールは相性抜群だと思います。

    トレンドをしっかり押さえたリムプロファイルに加え、デカールにはレインボーカラーを採用。性能面だけでなく、視覚的なインパクトや個性もしっかりと演出しているのではないでしょうか。

    まとめ

    エアロ性能を前面に押し出したELVES PALACE EVOに、最新世代のULTEGRA Di2とディープリムカーボンホイールを組み合わせた、非常に完成度の高い一台に仕上がりました。直販ブランドだからこそ可能な自由度の高いフレーム選びと、それを確実に形にする組み立て技術(慢心か笑?)。今回もELVESらしい魅力をしっかり引き出せたかなと思います。

    バイキング・ザ・メンテナンスでは、ロードバイクのバラ完・組み付け作業を随時承っております。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

  • 作業工賃:30,000円(税別)〜
  • 作業期間:1週間〜2週間
  • また、ロードバイクはもちろんグラベル、ミニベロ・クロスバイク・シングルスピードなど、ジャンルを問わずフルメンテナンス・オーバーホールも承っております。お気軽にご相談ください。

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    CHAPTER2の原点「TERE」を再構築!メカニカルディスクで仕上げたバラ完ロード

    こんにちは。東京・西新宿のロードバイクカスタムショップ、バイキング・ザ・メンテナンスです。

    今回ご紹介するのは、CHAPTER2(チャプター2) TERE(テレ)ディスクモデルをベースにしたバラ完(フレームからの組立)です。

    ■ CHAPTER2 TEREとは

    CHAPTER2 TEREは、チャプター2がブランドとしてデビューした際に発表された記念すべきファーストモデルです。当店でもチャプター2の取り扱いを開始した初期から販売実績があり、非常に思い入れの深いモデルでもあります。

    関連時期:チャプター2 コンパクトエアロロード「TERE」にカンパニョーロ・最新レコード12速で武装

    当初はリムブレーキモデルとディスクブレーキモデルの両方が展開されていましたが、現在ではフレームは完売し、TEREというモデル自体もラインナップから姿を消しています。

    フレーム形状は、当時のカーボンロードとしては主流だったトップチューブが水平なホリゾンタルデザインを採用。クラシカルでありながら、CHAPTER2らしいモダンさを併せ持つ独特のシルエットが特徴です。

    さらに特筆すべきはペイント。艶ありと艶消しを巧みに使い分けたペイントワークにより、光の当たり方で表情が変わる非常にコントラストの効いた仕上がりとなっています。

    ■ フレーム・フォーク・ホイールのガラスコーティング施工

    今回のフレームは新品ではなく中古で入手されたものでした。そのため、細かな擦り傷や使用感は一部見受けられましたが、

      ・徹底したクリーニング
      ・当店人気サービスのガラスコーティング施工

    を行うことで、傷は目立ちにくくなり、艶と深みのある輝きを取り戻しています。ガラスコーティングはフレームセットに加え、ホイールのリムにも施工。ディスクブレーキのパットから出るダストや汚れに対応するためです。また飛び石による小傷も最小限に抑える狙いもあります。

    結果として、新品と見間違えるほどの美しい仕上がりとなり、ユーザーさんにも大変ご満足いただきました。

    ■ コンポーネント構成

    メインコンポーネントには、SHIMANO ULTEGRA Di2 R8100シリーズを採用。アルテグラは昔から変速性能・信頼性ともに抜群の完成度を誇りますね。

    ブレーキについては、あえて油圧ディスクを使用せず、GROWTAC EQUAL(グロータック イコール)メカニカルディスクブレーキを選択。油圧ブレーキと比較すると、ブレーキタッチや初期調整・メンテナンスの頻度は多少増えますが、大きなトラブルが起きにくいといったメリットもあり、実走行における制動力や安全性に大きな不安はありません。

    ■ コックピット・仕上げ

    バーテープはシクロベーション 2トーンモデル。 下ハンドル側がシルバーから始まり、上に向かってブラックへとグラデーションしていく、同ブランドの定番カラー。フレームデザインとも相性が良く、全体の統一感を高めています。

    ■ まとめ

    2025年末の納車となりましたが、「2026年を気持ちよく迎えられる一台」としてお渡しできてうれしい限り。今後は定期的なメンテナンスを通じて、コンディションを維持しながら、しっかりと乗り込んでいただければと思っています。

    ロードバイクライフをより楽しく、より快適に。 今後とも全力でサポートいたします!

    バイキング・ザ・メンテナンスでは、ロードバイクのバラ完・組み付け作業を随時承っております。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

  • 作業工賃:30,000円(税別)〜
  • 作業期間:1週間〜2週間
  • また、ロードバイクはもちろんグラベル、ミニベロ・クロスバイク・シングルスピードなど、ジャンルを問わずフルメンテナンス・オーバーホールも承っております。お気軽にご相談ください。

    それでは。

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    2026年 あけましておめでとうございます。

    あけましておめでとうございます。
    バイキング・ザ・メンテナンスです。
    本年もどうぞよろしくお願いいたします。

    1月8日(木)より新年営業始めてまいります。

    昨年の走り納めライドは、房総へ行ってきました。

      ・気温が比較的安定している
      ・凍結の心配が少ない
      ・クマが出ない
      ・激しい登りが少ない
      ・多少のグラベルも楽しめる
      ・都心から車で約1時間

    こうした条件が揃っていることから、房総を選択。
    1日目は山間部、2日目は沿岸部を走ってきました。

    ただ、今回は房総らしくないコンディション。
    初日は時折太陽が顔を出すものの気温は10℃未満。
    思っていた以上に厳しい寒さの中でのライドとなりました。

    2日目は晴れたものの、強い北風が向かい風に。
    日差しがあっても体は冷え、結果的に両日ともハードな内容に。

    それでも無事に走り切ることができ、怪我もなく終えられたことには達成感があります。

    鍛えられた年末ライドとなりましたが、気持ちよく新年を迎えることができました。

    本年も皆さまの自転車をできる限る乗りやすくするために邁進してまいります。
    改めまして、よろしくお願いいたします。

    バイキング・ザ・メンテナンス
    石橋

    ELVES FALATH EVO バラ完組立 走りを引き出す施工とカスタム

    こんにちは。西新宿のロードバイクカスタムショップ、バイキング・ザ・メンテナンスです。

    今回は ELVES BIKES FALATH EVO(ファラスエボ) を組み立てのご依頼。組み立て前の段階でフレームには ガラスコーティング(ダブルコーティング) を施工し、フレーム本来の造形を際立たせる深い艶と高い保護性能を付与しました。

    ■ ガラスコーティング(ダブル施工)

    下地処理後、2層構造でコーティングを行うことで、塗装面の透明感と光沢感が大きく向上。汚れの付着を抑え、日常のメンテナンス性にも優れた仕上がりとなっています。

    ■ KMC ダイヤモンドライクコーティング チェーン

    チェーンには KMCのダイヤモンドライクコーティング(DLC)チェーン を採用。シマノ純正チェーンではなく、変速のキレ・静粛性・摩耗耐性 に優れる点を評価してチョイスしています。

    実走では
    ・変速がスパッと決まる
    ・掛かりの渋さが出にくい

    といったメリットがあり、レース・高強度ライドともに相性の良い選択です。私も長年チェーンはDLCです。

    ■ DURA-ACE R9250 × カーボンドライジャパン ビッグプーリー(最新Ver.)

    リアディレイラーは DURA-ACE R9250 をベースに、Carbon Dry Japan ビッグプーリーキット SVS (Super Veloce Sports)を組み合わせています。

    ロー側ギアでの回転の滑らかさが向上し、摩擦抵抗の低減によるペダルフィーリング改善が明確。レースシーンはもちろん、ロングライド時の疲労軽減にも効果的なカスタムです。

    ■ コックピット・操作系 バーテープ(左右カラー違い)

    バーテープはユーザーさんのご希望で左:ブラック/右:グリーン の左右異色仕上げ。意外とありそうでなかったカスタム。個性をさりげなく主張するポイントになっていますね。

    まとめると

    ELVES FALATH EVO の高いフレーム性能をベースに、駆動系・外観すべてにおいて「走りの質」を高めるカスタム内容となりました。

    VIKINGでは、フレーム特性や用途に合わせたバラ完組み立て・施工カスタムをご提案しています。お気軽にご相談ください。