ロードバイクのコンポーネント交換 BASSOの場合

シェアする

こんにちは。西新宿の自転車メンテナンス、カスタマイズ、出張修理専門サービスのVIKING the MAINTENANCE です。

今回はユーザーさんのロードバイクのコンポーネント交換の様子をご紹介します。コンポーネントとは、自転車のギアやブレーキなど主に駆動系のパーツを指す言葉です。シマノ105とかカンパニョーロレコードなどは具体的なコンポーネントの名前という事になります。

タイトルのBASSOは70年代にイタリアで創業したロードバイクメーカーです。歴史はそこまで古くはありませんが、技術力に定評があり、カーボンフレームの精度はヨーロッパで高く評価されているんです。

今回はシマノティアグラのコンポーネントからカンパニョーロのアテナに交換です。アテナは新品ではなくユーザーさんの手持ちも自転車から外したコンポーネントを使用しました。

c6dab7_f1ad607d3ea0454b8b017de6ea3cc253-mv2

一気にシマノティアグラを分解してしまいました。写真を撮り忘れてしまいまして、現在はアテナのリアディレイラーを取り付けているシーンです。ちなみにティアグラは後ろのギアが10速なのに対しアテナは11速と一段多い構成です。ロードバイクのスタンダードは現在11段です。BASSOもようやくスタンダードの仲間入りという事ですね。

c6dab7_d006a750e24a486fbe891803ad43c2c2-mv2

フロントディレイラーはフレームにバンドするタイプです。カーボンフレームは直付けと言ってフレームにバンドするのではなく、専用の台座が用意されていてそこにマウントさせます。カーボンフレームの場合、アルミより強度が心配なので、できるだけ締め付けたくないためです。

カンパニョーロのフロントディレイラーはシマノよりも小ぶりで個人的に好きな形ですね。というか私はカンパニョーロ全般好きです。

c6dab7_e523ac1a8c444170bf50f3d68f2d68eb-mv2

ブレーキはスケルトンブレーキと言って、アルミが肉抜きされたデザインです。画像ではわかりにくいのですがお分かりいただけるか心配です。

c6dab7_a7f4b4ecb8014421a08bcef42678b9e9-mv2

ブレーキとシフトが一体化したレバー。カンパニョーロではこれをエルゴパワーと呼びます。シマノの場合はSTIレバーもしくはデュアルコントロールレバーと言います。

カンパニョーロのシフトレバーのブレーキタッチはシマノよりも柔らかく女性の握力でもしっかり握れる構造です。シフトチェンジは親指でシフトアップ、中指でシフトダウンさせる仕組みです。

このようにひとつひとつコンポーネントを組み付けていくとこのようになります。

c6dab7_5129a84231d54f2a93def0a98ad24a61-mv2

シマノティアグラを付けていた時はコンポーネントの色がシルバーで統一感がイマイチでしたが、アテナのブラックになると一気にレーシーなイメージに生まれ変わった感じです。ティアグラ仕様の画像が無くて比較しづらいと思いますがごめんなさい。

c6dab7_d51f83895e1b4efa9c2215cd1ad17c91-mv2

細かく見ていくと、アテナのクランクは細身でシンプルなデザインですね。

c6dab7_78f1cdaacfdf4ab7a4942e06812cf7ab-mv2

このタイミングでスプロケットも洗浄し、変速性能もアップしています。

さて、今回アテナの組付けを行ってきましたが、なんと今年からアテナのコンポーネントの生産が終わり、その後継モデルがリリースされたんです!それがこちら。

c6dab7_51bb77558ee247fb8d7b022c158903ef-mv2

c6dab7_d9b5e323cf074f88b85a69ddabf92839-mv2

c6dab7_c3181052f1a24fa88e935d2ee188d6a9-mv2_d_3114_2160_s_2

カンパニョーロ・ポテンザと言います。弊社にも入荷してきていて後日組立予定です。こちらも取り上げますので楽しみにお待ちください。

VIKING the MAINTENANCEは随時コンポーネントの交換作業やフルメンテナンスであるオーバーホールなどメンテナンス全般受け付けています。パーツに関しては弊社でご購入せずお持ち込みでも歓迎です。安心してご依頼ください。よろしくお願い致します!

それでは!

コメントの入力は終了しました。