LITESPEEDのカーボンフレームにワイヤレスシフト「SRAM Red eTap」をカスタム

シェアする

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

チタン加工とカーボン技術の両方を兼ね備えたブランド

今回はチタン加工の技術ではトップクラスを誇るアメリカのブランド「LITESPEED」(ライトスピード)のフレームに最近ユーザー数が徐々に増えているワイヤレスシフト「SRAM Red eTap」 をカスタムさせていただきました。

関連記事ロードバイク コンポーネント SRAM スラム Red eTAP の実力。

LITESPEEDはチタンフレームが有名ですが、2010年代より空力を意識したカーボン製のエアロフレームも積極的に投入しています。今回のフレームもチタンではなくカーボンフレームでのオーダーです。

まず最初に行うのが、元々装着されていたコンポーネントやパーツの取り外しです。今回はホイールも交換したためフレームとハンドル以外は全て取り外しています。

Red eTap 化は従来のパーツの取り外しからスタート。

Red eTap の取り付け

Red eTap の取付は比較的簡単に行うことができます。というのも機械式シフトのようにワイヤーが存在しないことやDi2をはじめとした他社製の電動ギアに使用されるエレクトリックケーブル(配線)がRed eTapには必要ないからです。

他社の電動ギアと明らかに異なる点がワイヤレスということ。
ディレイラーに取り付けられている赤いパーツを取り外しバッテリーを装着する仕組み。

バッテリーは前後のディレイラーとeTapレバーの3点に独立して設けられており、前後ディレイラーのバッテリーは共通のものが使用され、レバーのバッテリーはボタン電池で対応している構造です。

赤いパーツはバッテリーを装着したら必要なくなるものではなく、長期間自転車を使用しない時にディレイラーからバッテリーを取り外して保管して置く際に必要になります。ディレイラーとバッテリーの接触部を守る役割を果たすのです。

前後ディレイラーのバッテリーは同じもの。長期間使用しない場合は、
バッテリーを外し赤いパーツを取り付けておくことで接触部を守ることができる。

カスタム完了

無事作業完了です。今回はRed eTap にブレーキやクランク、スプロケットもSRAM Red でアッセンブルしました。SRAMはシマノ製品との互換性があるパーツが多いので、シマノとのミックスコンポーネントも可能ですが、やはりRedシリーズで統一した方が良い印象に仕上がりますね。

この辺りは予算に合わせて、フルSRAMにするかシマノとのミックスにするか考えてみたらよいかと思います。

カンパニョーロやシマノともまた違ったデザインを持つSRAM。
アメリカメーカーがつくるディレイラーといった印象です。

新たに投入したホイールは、MAVICのCosmic Pro Carbon Exalith(コスミックプロカーボンエグザリット)です。リムハイトは45mmでオールラウンドに使用できるホイール。フルカーボンではなくブレーキ面はアルミをPEO加工(エグザリット)したハイブリットホイールです。

時速40km前後に到達すると空気を切り裂く独特な音がするのも非常に魅力的なホイールです。

ホイールはMAVICのコスミックプロカーボンエグザリットをチョイス。

最後に

VIKINGではフレームの組換えやコンポーネントの交換を随時承っています。

作業期間:1週間~10日
基本工賃:25,000円~(パーツは別途料金)

フレームやパーツの持ち込みも大歓迎です。持ち込み料もいただいておりません。また西新宿Tech Labにお持ち込みできない場合はこちらからピックアップに伺うこともできます。合わせてご検討ください。

是非お気軽にお問い合わせください。

それでは。

Sponsered Link







コメントの入力は終了しました。