純正からのグレードアップにWISHBONE(ウィッシュボーン)のセラミックBBはどうでしょう?

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こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。 

回転系のパーツにセラミックベアリングを採用するカスタマイズがVIKINGでも人気です。セラミックベアリングにすることで通常のスチールベアリングよりも摩擦抵抗を減少させる効果があります。

セラミック化することで性能を引き上げることができるパーツはBB、ハブ、ディレイラープーリーがメインになります。完成車でロードバイクを購入すると特にこれらのパーツは通常のスチールベアリングの場合が多いので、是非セラミック化をおすすめしたいのです。

CANYONにWISHBONE(ウィッシュボーン)のセラミックBBをアッセンブル

緑色のグリスはシマノ純正グリス

今回はBBのセラミック化をさせていただきました。バイクはCANYONのULTIMATE CF SLX。非常に良いバイクですよね。

フレームのBB規格は「BB86」でもともとはシマノ純正BB(SM-BB92-41B)がアッセンブルされていました。SM-BB92-41Bは両ワンのカップが樹脂製でベアリングはスチール製。シマノ純正BBの特徴は回転性能を高めるのではなく、耐久性や防水・防塵性を意識した傾向になります。グリスもしっかり封入されています。

シマノのBBが重いとよく言われる理由はこのグリスが大きな要因となっています。グリスの粘性によって回転抵抗が生まれてしまうのです。BBをセラミック化すればグリスの粘性があったとしてもベアリングの回転効率が良いのでよく回るということになります。

BB86規格に対応したウィッシュボーンのセラミックBB

今回お選びいただいたBBはWISHBONE(ウィッシュボーン)のセラミックBB。ウィッシュボーンは台湾のパーツブランド。とりわけBBのラインナップは非常に多く、乱立するBB規格のほぼすべてに対応したブランドです。

さらに大きな特徴は、カーボンなどのプレスフィット式フレームにBBを装着する際に、圧入と締め付けの両方で行うことです。左右のBBが独立しているのではなく中心で合体することで、剛性アップやきしみ音の予防などに効果があります。

まず圧入していきます。

さらに専用工具で締め付けていきます。

クランクを装着し完成です。装着には専門知識と技術、工具が必要になるので、DIYではあまりおすすめしません。パーツのご購入も含めて是非VIKINGにご相談いただければと思います。

セラミックベアリングのカスタムは愛車の最終的なカスタムといっても過言ではないかもしれません。1歩も2歩も先の走りを手に入れたいユーザーさんは大注目のアイテムですね。

それでは。

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