【コルナゴCLX】愛車を美しくさせるケーブルカットとバーテープ交換

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こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回はCOLNAGO(コルナゴ)のカーボンロードバイク「CLX」のメンテナンス、コラムカットそして、バーテープ交換です。一見地味な作業に思えるかもしれませんが、愛車を美しく見せるためのちょっとした心遣いも行っています。

コラムをカットすることでケーブルが余る

コラムカットをするとワイヤーケーブルに余分が生まれます。そのままでもライドに大きな支障は出ないと思いますが、車体をきれいに見せるには、余分なケーブルをカットしたいところですね。しかし、一度インナーケーブルを抜くことになるので、再度ギア調整が必要になりことと、その分作業料金も変わってきます。そのためお店によっては対応が様々かもしれません。

VIKINGの場合は、コラムカットの際にケーブルが大きく余ってしまえば、ケーブルの長さを整えるのかどうか一度お聞きしています。今回は、カット前から余分に余っていたので、「絶対カット!」となりました。

こちらはコラムカット前の画像です。カット以前からワイヤーケーブルが余って大きく弧を描いている(遠回りしている)のがわかるでしょうか。完成車の場合、比較的ワイヤーケーブルに余裕を持たせて梱包されることが多く、今回もその類ではないかと思います。

そしてこちらが、ケーブルの長さを適正に整えた画像です。遠回りしていたケーブルが最短ルートを通っている印象ですね。ちょっとした軽量化にも貢献になります。この場合は正面からだとコルナゴのクローバーが隠れやすくなりますが、ちょっと角度を変えればしっかり見えますのでご心配なく。

また輪行バッグに入れる際にハンドルを90度曲げても問題ないことを想定してカットしています。

関連記事:CANYON(キャニオン) AEROAD CF SLX のメンテナンスとワイヤーケーブル調整

ロゴ付きバーテープの注意点

次にバーテープ交換です。手軽さゆえショップで頼まずに個人的に巻いているユーザーさんも多いアイテムですね。一昔前まではコルクかレザーくらいしかバリエーションはなかったのですが、最近は色々な素材、タッチ(手触り)などが増え、選ぶのが非常に楽しくなっています。

その中でも個人的には一番巻きやすい素材はコルク製だと思っています。適度な伸縮性があり、ドロップハンドルの曲がりがきついところなどもしっかりシワを出さず巻くことができるからです。でもカッコ良かったり、斬新なバーテープは巻きやすいコルクではなく、斬新または特徴的な素材のものが多いです。

今回装着したバーテープはサドルで有名なfi’zi:k(フィジーク)のSUPERLITE 2㎜厚。滑り止め効果が高く、手触りがフラットバーのグリップのようなラバー系のタッチが特徴です。比較的伸縮性がある方なのですが、伸びるからと言って必要以上に力を入れてしまうとちょっとした問題が起きてしまいます。

バーテープを巻く際にしわが出ないように引っ張って巻いてしまうと、このようにフィジークのロゴも一緒に伸びてしまい、ちょっとカッコ悪くなってしまいます。またこれ以上引っ張ってしまうと最悪切れてしまう可能性もあります。

ロゴや文字が入っているバーテープを巻く時はシワを出さないように引っ張りつつも、ロゴや文字が変形しないよう注意が必要です。

このような感じが理想的でしょうか。バーテープの種類の中には、まったく伸縮性がないタイプもあり、巻くのが相当苦労するモデルも存在します。気に入ったバーテープの見つけ方は、自分で巻いた時に巻きやすいかどうかも重要になってくるかもしれませんね。シワだらけで巻き方も雑になってしまうと、やっぱり美しくなりません。

最後に全体メンテナンスを行って今回は完了です。

それでは。

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