空力性能と快適性を確保したエアロロードバイク「Cervelo(サーベロ) S3 DISC」

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こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。 

Cervelo のエアロロードバイク S3 DISC

今回はカナディアンブランド「Cervelo(サーベロ)」のエアロロードモデルの「S3 DISC」を組ませていただきました。もはや説明不要のビッグブランドです(お値段もね)。

S3 DISCは各ロードバイクブランドのフラッグシップに多用されているケーブルフル内装仕様のフレームです。一般的にこのようなフル内装フレームは組み立てが難しく、時間がかかるとされています。確かにケーブル外装仕様のフレームよりも倍近く時間がかかりますが、ロードバイクに精通したメカニックで作業工程をしっかり理解すればスムーズに組むことができます。

このようなフル内装フレームを手に入れたけど組み立てで困っているユーザーさんがいらっしゃいましたら是非VIKIKGへお問い合わせください。

フル内装仕様の肝はステムとフォークコラム

サーベロS3も同様にフル内装仕様はほどんどすべてのケーブル類がステム内に集約されています。今回コンポーネントはシマノ・アルテグラDi2でしたのでステム内にはDi2のエレクトリックケーブルとディスクブレーキホースが格納されています。さらにワイヤレスユニット(EW-WU111)もステム内です。結構渋滞気味ですが性能に全く影響はありません。(※画像をわかりやすくするため明るめに撮影)

さらにサーベロS5 DISCのステムの固定方法は従来のステムのようなトップボルトやフォークコラムと固定するボルトは存在せず。スレッド式で中から固定する構造となっています。

ステムの中から出てきたエレクトリックケーブルとディスクブレーキホース。

ハンドルにはケーブルを沿わせる溝が作られており(ハンドルは非ケーブル内装式)、ステムからきれいなラインでシフトレバーへ直結します。

サーベロといえばBB RIGHT

乱立したBB規格も中でもサーベロは一貫してBB RIGHTです。画像のようにドライブ側にカップがオフセットしていますが、非ドライブ側(左)は面一でプレスされます。選んだBBはROTOR製のセラミックBBです。

ブレーキはもちろん油圧式。シマノ・アルテグラBR-R8070です。ブリーディング(オイル通し)の精度を高めることで制動力やブレーキタッチをさらに向上させます。

リア三角の仮組が終わりこれから最終調整に入っていきます。

空力性能と快適性を確保したエアロロードバイクが完成

モデル:Cervelo S3 DISC
コンポーネント:シマノ・アルテグラDi2
ホイール:DT SWISS ERC 1400 SPLINE® 47
タイヤ:IRC フォーミュラプロチューブレス 

エンデュランス系のホイールを履くことで、S3 DISC本来の空力性能と快適性を確保した1台が完成しました。

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