インパクト抜群!RIDEA ビッグプーリー C38

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先日のサイクルモードの影響もあったでしょうか。ビッグプーリーのご用命をたくさんいただいています!

一番人気はやっぱり「RIDEA」C38はアッパー13T,ローアー18T でインパクトは抜群です!インナーローも使いやすくやっぱり回りが軽い!

回転系のカスタムは色々ありますが、ビッグプーリー化は効果を感じやすい部分だと思います。
是非ご検討を!

BHレーシングラインのトップモデル「G7 DISC」に「SRAM RED eTAP HRD」の無線油圧化カスタム

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ロードバイクが詳しいユーザーさんは「BH」ご存知ですよね?100年の歴史と伝統を持つスペインのブランドです。発祥は拳銃などの軽量銃器を生産するメーカー。しかし、市民へ武器ではなく生活を豊かにするものづくりが出来ないかと日々模索し、試行錯誤を繰り返す毎日の中から軽くて、機敏で、信頼できる自転車を作りはじめ現在に至っています。

2015年現在、BHグループは63社を抱える大企業へと発展し、銀行などの金融業、大型バイクの世界シェア9割にも及ぶバイクのシートメーカー、スポーツクラブなどで愛用されるフィットネスメーカー、特殊CNC切削機器の製造メーカー、BMWやBOSCHとのパートナーシップにおけるスポーツサイクル開発と生産などのコングロマリットです。

今回はそのBHのロードレーシングラインのトップモデルであるG7 DISCをフレームから組ませていただきました。

G7 DISCとSRAM RED eTAPで無線油圧化

SRAM RED eTAPがすっかり浸透し、さらにディスクブレーキブームも影響してかeTAP HRDを選択するユーザーさんも見られます。市場価格ではRED eTAP HRDはシマノDi2ディスクよりも価格の面でデメリットはありますが、やっぱりギアがワイヤレスになることはユーザーさんにとって非常に所有欲が湧いてくる大きな要素なのだと思います。

今回もそのような理由でRED eTAP HRDをアッセンブルさせていただきました。

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RED eTAP HRDのレバーの印象ですが、シマノDi2 ディスクに比べて大きな印象です。比較的手が小さなユーザーさんでもシマノのDi2ディスクレバーは握りやすいのが特徴ですが、RDE eTAP HRDのレバーは手が大きめのユーザーさん、もしくは欧米のユーザーに焦点を当てている気がしました。

リアディレイラーはRED eTAPのWiFLiタイプに。いわゆるロー側のスプロケットを大きくできるロングケージ仕様です。スプロケットは互換性のあるシマノ・アルテグラに。個人的にSRAM純正スプロケットよりもシマノ製のスプロケットの方が変速性能が高いイメージです。チェーンはKMCのダイアモンドコーティングを採用。

ディスクキャリパーとホースの接続部分はいわゆる「バンジョー」方式で、こちら側のホースカットは基本的にできない構造です。ディスクローターもSRAMのCENTERLINE X ローターをアッセンブル。

ディスクホースはもちろんフレーム内装で、eTAP用のアウター受けの目隠しも装着。

電動シフトのセッティングとLEZYNE GPS

クランクとチェーンリングはROTORに。G7ディスクはエアロロードバイクの側面もあるため、チェーンリングはQ-ringsのエアロタイプがぴったりですね。余談ですが、非円形チェーンリングと電動シフトの組見合わせはセッティングが難しい場合があります。今回もRED eTAPのフロントディレイラーの本来の調整方法とは別に、非円形に最適化した調整を行っています。

ハンドル回りは3Tでまとめました。ハンドルはエアロノヴァにgpsはLEZYNEの最新モデルMEGA XL GPSをマウント。GPSさえあれば知らない土地でも安心してライドに集中できるでしょう!

コンポーネント、パーツのアッセンブルともによくまとめられた仕様だと思います。最後にホイールはDT SWISS のアルミモデルであるER1600 SPLINEでチューブレスレディ化しています。

今後間違いなくロードチューブレスが主流になるでしょう。特に一般ユーザーにとってパンクのリスクが激減するのはうれしい限りです。もちろん乗り心地の滑らかになり、空気圧も幅広く調整できるようになります。

フレームセットからの組付け、随時承ります

VIKINGではロードバイクの組付け作業を随時承っています。

作業工賃:25,000円(税別)~ 
作業期間:約1週間

以上に加えてフレームセット、コンポーネントなどのパーツ代がかかってまいります。またフレーム、パーツのお持ち込みも承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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エアロロード人気でステム一体型ハンドルが人気の兆し「シマノPRO ステルス EVO」

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ステム一体型ハンドルが少しづつ浸透してきていますね。エアロロードバイクも色々選べるようになってきていますので自然の流れかもしれません。一昔前はステム一体型ハンドルと言えばチネリのRAMが有名でした。もちろん現在もありますが、当時はデザインも含めて衝撃を受けたのを覚えています。

LOOK586にPRO ステルス EVO

今回はLOOKの586にシマノPRO ステルス EVO ハンドルバーをカスタムさせていただきました。

ステム一体型ハンドルの大変なところは、様々な組み合わせでサイズが存在することでしょうか。例えばステム長100㎜とハンドル幅42㎝の組み合わせや110㎜と44㎝など多数の組み合わせが存在します。このシマノPRO ステルス EVOで合計21のサイズが存在します。製造するメーカーは大変ですね。

ケーブルはハンドル内蔵式であるものの比較的通しやすく、ケーブル交換などのメンテナンス時も効率よく行うことができます。

ロードバイクのカスタム常時承ります

今回の様なハンドルカスタムなどロードバイクのカスタムはひと通り承っています。パーツのお持ち込みのカスタムも承りますので、どこかでお安く見つけてきたパーツで取り付けをご希望のユーザーさんは是非お問い合わせください。

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サイクリングエクスプレス ロードバイク組み立てサービスでLOOK 765 を納車

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海外自転車通販大手サイクリングエクスプレスの「完成車組み立てサービス」でLOOK765の組み立て、納車をさせていただきました。このサービスはユーザーさんがサイクリングエクスプレスで完成車を購入し、組み立てサービスを選ぶことで、提携するショップに直送され組み立てを行ってから納品させていただく非常に便利なサービスです。もちろん提携するショップは選ぶことができます。

サイクリングエクスプレスの完成車組み立てサービスは、初めての方でも安心してネットでロードバイクを購入できるサービスです。ロードバイクは対面販売を行うショップで購入するのが一番であることは間違いありませんが、売り切れや入荷待ちで気に入ったモデルがすぐに手に入らないときに、このようなサービスを発見したら比較対象になるかと思います。

関連記事:サイクリングエクスプレスの組立てサービス開始のお知らせ

サイクリングエクスプレスの完成車組み立てサービスの詳細ページはこちら

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ワンランク上のトレーニングにはパワーメーターを。シマノ・デュラエース FC-R9100-P

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シマノの参入により、購入する側としては選択肢が広がり面白くなってきたパワーメーター市場。自分のライドスキルをサイクルコンピューターやPCを介して可視化できることで、より効率的なトレーニングができる非常に優れたアイテムですね。

VIKINGでもシマノ・デュラエースのパワーメーターが入荷しています。今回はチェーンリング無しのクランクアームのみでクランク長はサイズは170㎜。

FC-R9100-P 170㎜ 参考価格:144,469円(税込)

クランクアームのみで購入する目的として、

1.既存のR9100クランクのチェーンリングを再利用しコストを抑える
2.他社ブランドのチェーンリングを装着するため

これら2つが考えられるのですが、2のケースの方が多いでしょう。楕円チェーンリングメーカーであるROTOR、RIDEA、バロックギアなどを使用しているユーザーさんにではないでしょうか。デュラエースのパワーメーターはそういった他社製のチェーンリングも問題なく装着できる懐の深さはさすがですね。

デュラエースのパワーメーターは左右のクランクにひずみゲージが内蔵され、クランクシャフト内にリチウムイオン充電池や電子部品を収めている構造。センサーユニットは非常に小さく通常のクランクと見間違えるほどです。

左クランクのセンサーも非常に薄い作り。チェーンステーとのクリアランスが大きく確保されるため、今までフレームの形状でパワーメーターが装着できなかったモデルも問題なく対応できるレベルです。

バッテリーはリチウムイオン充電池を採用し、バッテリーライフは300時間ほど。頻繁に充電する必要もなく、リンクさせているサイクルコンピューターや右センサーで充電残量を確認することができます。

あとやっぱり魅力的なのが価格だと思います。サイクルパーツの中でもぐパワーメーターはホイールに次ぐ高額なアイテムと言えますが、シマノのパワーメーターは左右センサーが付いた中ではお求めやすい価格に設定されており、初めてのパワーメーターにもおすすめではないでしょうか。

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DIYではちょっと手は出せない?専門知識と技術が必要なプレスフィットBBの交換

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ロードバイクのカスタムはホイール・タイヤ交換、バーテープ交換、チェーン交換、サドル交換など様々ですが、自転車の良いところはDIYでできる部分が多いところですね。もちろん乗り物ですから安全性が第一であることは揺るぎないのですが、自分でカスタムをすることでバイクに愛着が増すだろうし、ライドへのモチベーションにもつながります。

でもやっぱりプロのメカニックに任せてほしいところも多いのが事実。今回はDIYでは手が出しにくいプレスフィットのBB交換についてご紹介します。あくまでカスタムの流れをご紹介しているだけで、インストールマニュアルではありませんのであしからず。

BB30クランクからシマノ105に変換するプラクシスワークス

キャノンデールのCAAD8完成車のクランクとBBを交換することでシマノ105クランクが装着できるようにするカスタムです。BBの規格はキャノンデールに多いプレスフィット(圧入)タイプのBB30。完成車にもともとアッセンブルされていたクランクはイタリアのFSA社のモデルでした。FSAのクランクのスピンドル(クランクシャフト)は30㎜、シマノクランクは24㎜のため、BBそのままでは装着ができません。

そこで今回チョイスしたBBがこちら。

 プラクシスワークス コンバージョンBB BB30

BBとクランクをメインにリリースするプラクシスワークスのコンバージョンBBです。コンバージョンBBとはわかりやすく言えば、非シマノクランクからシマノクランクにするためのBBです。特に先述のスピンドル径が異なるクランクからシマノクランクへ変換にするには最適なBBです。言い方は違えど他社でも変換BBはリリースされています。

FSAのクランクを外した後の画像です。ベアリングの内径は30㎜です。24㎜のシマノ105クランクが合わないことが分かると思います。

専用工具を使用しベアリングを抜き出します。

新たに装着するプラクシスワークスのコンバージョンBBを装着します。工具はシマノやカンパニョーロで使用するBB工具と同じものです。

左右のBBを装着し右クランクをはめた状態です。シマノクランクの24㎜シャフトがぴったりはまるようになっていますね。

左クランクも装着し完了です。画像の流れだと非常に簡単そうに見えますが、ベアリングなどの回転系パーツを扱うため作業は慎重に行う必要があります。また頭では理解していてもちゃんとした工具を利用しなければ正しく装着できません。BBのカスタムは専門知識と技術を持った方が行うのがベストだと思います。

BBや回転系のカスタムもおまかせ

今回はBBに通常のスチールベアリングタイプをお選びいただきましたが、BBにはセラミックベアリングと呼ばれるより回転抵抗を軽減した特別なモデルもあります。ケイデンスの向上やパワーの温存、疲労の軽減など様々なメリットがあります。

さらにリアディレイラープーリーのオーバーサイズ化、いわゆるビックプーリーカスタムもセラミックBBと同じく摩擦抵抗軽減に大きく貢献します。カスタム内容としてはかなり高度でマニアックな方向となりますが、ライドへのメリットは「大」です。是非ご検討してみてはいかがでしょうか?もちろん装着もさせていただきます。

セラミックBB、ビッグプーリーともに通常在庫もしていますので、一度見てみるのも良いかもしれませんよ。

関連記事:純正からのグレードアップにWISHBONE(ウィッシュボーン)のセラミックBBはどうでしょう?
関連記事:CANYON ENDURACE CFのデュラエース化とヒルクライムを意識したビッグプーリーカスタム。

それでは。

SRAM RED eTAP 仕様の魅力的なコンパクトエアロロードバイク「チャプター2 TERE」 

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VIKINGでは数少ない取り扱いブランドかつ大事なブランドのひとつ「チャプター2」。今回チャプター2 TEREのリムブレーキ仕様で1台組ませていただきました。フレームカラーはグリーン&アクア。チャプター2らしい配色です。

ちなみにTEREとはチャプター2の故郷であるニュージーランドの先住民であるマオリ族の言葉で「速い、素早い」の意味を持つといわれています。

まずフレームから見ていきましょう。TEREのフレームセットはステムとコラムスペーサーも付属してきます。ステム長は選んだフレームサイズによって自動的に決められてきます。今回ポジションの関係上、付属のコラムスペーサーでは足りなかったため、別途用意し増やしました。

チャプター2にはより空力を意識した「RERE」というエアロロードフレームもあるのですが、TEREもREREほどではないものの空力を随所に意識したフレームです。「コンパクトエアロロードバイク」という言い方もできます。

ダウンチューブのチャプター2の文字は塗装がマスキングされており、カーボンの繊維が見え隠れしています。

コンポーネントはSRAM RED eTAP をアッセンブル

今回はフレームを購入いただいたユーザーさんが乗っていた旧フレームからコンポーネントを移植することで組み上げました。移植したコンポーネントは「SRAM RED eTAP」です。いわゆるワイヤレスシフトですね。

SRAM RED eTAPを既存のフレームに導入する際に、クランクとチェーン、スプロケットはシマノと互換性があるためそのまま流用するケースが多いのですが、今回のクランクはSRAM REDなのでドライブトレイン系に統一感が出ますね。特にクランクは大きなパーツなので違いを感じる部分です。

カッコよく出来上がりました。ホイールの種類でバイクの印象も変わるのですが、MAVICの「コスミックプロカーボンエグザリット」を履くとこのようになるんですね。45㎜ハイトのセミディープリムです。

チャプター2 TERE スペックとオーダー方法

チャプター2 TERE RIM BRAKE の価格とスペックをまとめると、

CHAPTER2 TERE RIM BRAKE:255,600円~
(※ディスクブレーキ仕様は265,000円~)
Size:XS,S,M,L&XL
Weight:1,340g(Frame&Fork)
Tyre Clearance:25c
BB:Presfit BB86.5

チャプター2は公式HPで購入するのが一般的ですが、完成車ではなくフレーム販売のため、その後の組み立てやメンテナンスができる方でないと選ぶのは難しいブランドです。VIKINGではフレームのオーダーから組付けまですべて一貫して行うことができますので、チャプター2が気になっておるユーザーさんは是非VIKINGを是非ご利用してみてはいかがでしょうか。

関連記事:ニュージーランド発、新進気鋭の注目ブランドCHAPTER2(チャプター2)の取り扱い開始

関連記事:ニュージーランド発の新興ブランド「チャプター2」。アルテグラでまとめたエアロロードバイクが完成!

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ティアグラやソラからのグレードアップに最強のミドルグレード シマノ105 R7000シリーズ

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今夏にリリースされたシマノ105 R7000シリーズは最強のミドルグレードと言えるでしょう。ティアグラやソラからのグレードアップを狙ったユーザーさんのストライクゾーンだと思います。また最上位機種であるデュラエースのデザイン性を踏襲し、高級感も増してきます。

例えば、月に500㎞前後、もしくはそれ以上ライドするユーザーさんはデュラエースかアルテグラを強くおすすめしますが、105 R7000シリーズは月の走行距離はそれほどでも、イベントやロングライドを無理なく楽しみたいユーザーさんにピッタリでしょう。

またトレーニング用にセカンドバイクをくみ上げる際にもちょうどよいモデルかもしれません。

STIレバー
リアディレイラー
フロントディレイラー
クランク
BB
チェーン
ブレーキキャリパー
カセットスプロケット

以上の組み合わせで価格は約7万円~。アルテグラR8000シリーズは10万越えですが、105は低コストで11速手に入り、ディスクブレーキもチョイス可能です。また画像はブラックで紹介しましたが、シルバーの展開もあります。他のグレードにはない2色展開も105の大きな特徴ですね。

コンポーネントのカスタム随時承ります

VIKINGではコンポーネントの組付け、交換などカスタムを随時承っています。工賃はフルコンポの交換で、税別20,000円からとなっています。また近年多いコンポーネントを海外通販で購入された方の組付けも承っています。お持ち込みのご対応になると通常の工賃と異なりますので詳細はお問い合わせください。

それでは

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これからはチューブレスの時代へ。ロードチューブレスホイール、タイヤのおすすめな組み合わせとは?

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ロードバイク用のタイヤには「クリンチャー、チューブラー、チューブレス」の3種類が存在しますが、皆さんはどのタイプをお使いでしょうか?おそらくクリンチャーが圧倒的に多いのではないかと思います。次に軽量のカーボンホイールによく採用されるチューブラーが続くと思います。逆にチューブレスはまだまだユーザーさんの数が少ないように思えます。ということは今後の伸びしろに期待が持てる規格であることは間違いないでしょう。

チューブレスのメリット

チューブレスタイヤとは文字通りチューブを使用せず、タイヤのみで空気を膨らませる構造です。大きく分けてチューブレスとチューブレスレディの2つに分けることができ、前者はチューブレス専用ホイールとチューブレスタイヤを組み合わせて使用します。

後者は専用のリムテープとシーラントを使用し始めてチューブレス化できる専用ホイールに、チューブレスタイヤもしくはチューブレスレディタイヤを使用します。

チューブレスレディに必要な専用リムテープ

シーラントとは主に白色の液体で、空気の密閉度を高めるために使用します。チューブレスレディ規格の場合、このシーラントがないと基本的に空気が膨んでいきません。さらにシーラントがタイヤ内にあることで小さい穴が開いてもシーラントがうまく塞いでくれるため、パンクのリスクが非常に減少します。シーラントは耐パンク性を高める目的でチューブラータイヤにもよく使用されています。

また、チューブレスにすることで、クリンチャーの際に発生するタイヤとチューブの摩擦(ズレ)が起きないため、乗り心地が非常になめらかです。またリム打ちパンクも起きないので空気圧も低圧に抑えることができます。

盤石の布陣、シュワルベのチューブレスイージー

ここからはチューブレスタイヤと対応ホイール、その周辺パーツをご紹介します。と言っても選択肢を用意しているわけではなく、VIKINGのイチ押しのアイテムとなってしまいますが・・・。それらがこちら↓↓↓。

おすすめのタイヤとなるとどうしてもフラッグシップになってしまいますが、VIKINGではシュワルベのフラッグシップである「PRO ONE」(プロワン)がおすすめ。小売り希望価格は1本1万円を超えてきますが、タイヤに大事である「転がり抵抗」、「耐パンク性」、「グリップ力」が高いレベルで実現。さらにこれにチューブレス機能が加わるわけです。

タイヤの下にあるのがリムテープとシーラント、チューブレスバルブです。そうです、シュワルベ・プロワンはチューブレスレディタイヤ。シュワルベ社ではレディではなくチューブレスイージーと呼ばれています。リムテープは使用するチューブレスレディホイールのリム幅に合わせて複数サイズが用意されています。

シーラントはフィニッシュライン製で気密性が高く、乾きにくいのが特徴です。シーラントは一見地味な存在ですが、何でも良いというわけではありません。空気漏れを遅らせる高い気密性や固まらないように長期間液体のままでいられることが非常に重要になってきます。フィニッシュラインの「チューブレスタイヤシーラント」はタイヤシーラント剤ブランド「MULTI SEAL(TM)」と共同開発した自信作です。

チューブレスバルブもシュワルベを。こちらも気密性が高く使いやすい。残念ながら長さは1種類のため、ディープリムにはエクステンションが必要です。本当はロングバルブも用意してくれるとありがたいんですよね・・・。

性能とトレンドをしっかり押さえたリーズナブルなホイール

では次にホイールに移ります。

チューブレス、チューブレスレディに対応しているホイールはまだ選び放題と言えるほどのラインナップはありませんが、シマノのフラッグシップモデルであるデュラエースやアルテグラはチューブレス対応モデルが出ています。MAVICもUSTと呼ばれる独自のチューブレスシステムを開発し、リリースしています。カンパニョーロも2WAY-FITと呼ばれるチューブレス対応ホイールはだいぶ前からありますよね。しかしカーボンホイールとなると一気に限られ、高級ホイールになってしまいます。

今回は「安かろう=悪かろう」ではなく、性能とトレンドをしっかり押さえたリーズナブルなモデルとして「IMEZI PROJECT167ホイール」はいかがでしょうか。

 PROJECT167 カーボンクリンチャー40㎜TLRホイール 参考価格:129,000円

OEM生産で評判の高いギガンテックス社製のリムを使用し、ハブ、スポークはDT SWISSをアッセンブルです。リムハイトは40㎜の様々なライドに対応できるバランスの良い高さです。リム幅は26㎜のワイドリム仕様。推奨タイヤサイズは23㎜~からが公式ですが、個人的には25cから使用した方が安心です。前後セットの重量は1550gです。リムブレーキとディスク両タイプで選択が可能になります(画像はディスク仕様)。

■ リム高40㎜
■ リム幅26㎜(ワイドリム)
■ 推奨タイヤ幅25c~
■ 前後重量1,550g
■ リム、ディスク両タイプで選択可能

購入時にリムの167ステッカーのカラーを選ぶことができますので、バイクと相性が良いカラーを選ぶとよいでしょう。

IMEZI公式HP

IMEZI PROJECT167とシュワルベ・プロワンの組み合わせです。シーラントとバルブも先述のアイテムを仕様しています。この組み合わせはタイヤを入れる際に非常に固く手間どりますが、ポンプからの空気の充填がしやすいのが特徴。チューブレスは空気の入れ始めがなかなか入らず手を焼くことが多いのですが、この組み合わせはそんな心配は無用です。

さらに一般的なチューブレスタイヤよりも空気抜けが遅く、クリンチャー並みの持続期間がありビックリです。

canyon-ultimate-cf-slx とPROJECT167ホイールを組み合わせた1台です。カラーは使用せずステルス戦闘機のような1台に仕上がっています。

シュワルベプロワンタイヤとPROJECT167ホイールの組み合わせはいかがでしょうか。
お問い合わせお待ちしております!

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CANYON(キャニオン) AEROAD CF SLXのオーバーホール・フルメンテナンス

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今回のオーバーホール・フルメンテナンスはCANYON(キャニオン)のAEROAD(エアロード)です。

いつも通りパーツを分解していきます。画像はフレーム、フォーク、ヘッドセットのクリーニングが終わった状態です。コンポーネントの洗浄、グリスアップやホイールのメンテナンスを行い、再組付けに入っていきます。

コンポーネントはシマノ・アルテグラ6800シリーズ。現在アルテグラはR8000シリーズになってしまい、6800は旧モデルとなってしまいましたが、完成度は高くR8000グレードアップは不要と考えるユーザーさんもいるほどです。

オーバーホール・フルメンテナンス完了しました。ホイールはMAVICのコスミックカーボン。エアロードとぴったりな組み合わせです。

オーバーホールの料金と納期

作業料金は税別25,000円からとなり、消耗品等の補修パーツは別途いただいています。作業期間は10日~2週間ほどでお渡しいたします。作業料金は車種や仕様により異なりますので、ご不明な点等ありましたらお問い合わせください。お見積りも承っています。

作業工賃:25,000円(税別)~ 消耗品パーツ別途料金
作業期間:10日から2週間

ロードバイク、MTB、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードなどジャンル問わずフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。

またメンテナンスに関して、こちらの記事も参考にしてみてください。フルメンテナンス、オーバーホール以外にもメンテナンスコースを設けています。

関連記事:自転車のメンテナンス 予算に合わせた3つのコースとは?

関連記事:メンテナンス記事一覧

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