トレーニング用のロードホイールにDT SWISSの万能リム「RR511」がおすすめ

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

よく決戦用のホイールとは言いますが、実際に決戦用ホイールを持っているユーザーさんは本格的にレースに参戦しているごく少数派だと思っています。

私も含めたホビーユーザーは、お気に入りのホイール1本が自動的に決戦用となっている人が多く、トレーニング用のスペアホイールまでは手が回らないなんてこともあるでしょう。

そんな今回はちょっと贅沢な仕様の(トレーニング)練習用ホイールのご紹介です。雨天時のライドにも使えると思います。

スポンサーリンク


高い精度を誇るDT SWISS の製品

今回組ませていただいたホイールは、ホイール関連のパーツにおいて高性能な製品を送り出しているDT SWISS製のリム、スポークで組んだものです。

完組ホイールが主流になっている現在、あえてリムとハブを選んでホイールを組むことは少なくなってきています。しかし、DT SWISS の製品はリムの剛性、真円度、スポークのしなやかさ、ハブの軽量性や回転力など高い精度を実現している製品ばかりなので、それで組み上げたホイールは期待通りの走りが実現できるのではないかと思います。

今回はトレーニング用のホイールの紹介なのでハイエンドの紹介ではありませんが、用途に合わせたアルミホイールが出来上がりました。

リム:DT SWISS RR511 (税別10,200円)
スポーク:DT SWISS コンペティション 2.0/1.8/2.0
ニップル:DT SWISS プロヘッドアルミニップル 2.0mm×15mm
ハブ:シマノ DURA ACE 9000
重量:1,780g(ペア、QRなし)

デュラエースのハブを使用したのでちょっとばかり贅沢なトレーニング用ホイールになってしまいましたね。

限りなく真円に近いリム RR511

リムのRR511はエアロ効果と重量のバランスが取れたアルミモデルで、オールマイティな使用が可能です。さらにDT独自のSBWT(strength boost welding technology) 製法と呼ばれるリムの溶接方法により、限りなく真円に近く、歪みのない作りになっています。

リムは軽量で剛性があるだけでは高性能とは言えません。それよりも重要なのが、限りなく真円に近づけることです。これによってスムーズな回転を実現し、走りに安定感が生まれます。

DT SWISS のRR511はその真円度に長けており、アルミリムで手組するのに非常におすすめのモデルです。リム重量はアルミ製のためカーボンほどの軽量性は見込めませんが、リムハイトが32mmあるためオールラウンドに使用できます。グラベルライド用にも良いのではないでしょうか?

タイヤは最近主流の700×25cに対応したワイドリムですが、23cも利用できるのがうれしいところ。コンチネンタルのグランプリ4000SⅡであれば23cがピッタリくると思います。

チューブレスレディ仕様のため、専用のリムテープとチューブレズ用のバルブを利用することでチューブレス化にもできます。これはけっこう引き出しが多いリムですよね?

トレーンング用に使うのならば、デュラエースでなくても105や色々なブランドのミドルグレードのハブあたりを選んでも良いと思います。もちろんこの仕様のホイールを本番で使用しても全く問題ありません。前述の通り強度や剛性が必要なグラベルライドやシクロクロスにも使えますよ。

ホイール組承ります

VIKINGではホイール組も喜んで作業します。

ホイール組(1本):税別5,000円(バラシ有の場合+1,000円)
作業期間:約1週間

それでは。

Twitter:@viking1484
Facebook:Viking The Maintenance

スポンサーリンク







イタリア3大ブランド「チネリ」のフルカーボンロードバイク、「ウィリン」のオーバーホール

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

歴史あるイタリアンブランド「チネリ」

今回はイタリアの3大ロードバイクブランドにも数えられる「CINELLI」(チネリ)のオーバーホールをさせていただきました。モデルはフルカーボンフレームのWillin’(ウィリン)です。

チネリが日本に入ってきたきっかけは、戦後に力道山がイタリアに行った際に持ち帰ったことから始まります。そして、1964年の東京オリンピックの自転車競技で人気を不動のものにしています。

そんな長い歴史を持つロードバイクメーカーであるチネリを今回作業させていただきました。

オーバーホールはCメンテナンス

弊社ではオーバーホール、フルメンテナンスのことをCメンテナンスと呼んでいます。毎日自転車に乗るユーザーさんやレースやロングライドに積極的に参加しているユーザーさんは、年に1度は行ってほしいと考えています。

作業料金は税別25,000円~となり、消耗品等の補修パーツは別途いただいています。作業期間は1週間から10日ほどでお渡しいたします。作業料金は車種や仕様により異なりますので、ご不明な点等ありましたらお問い合わせください。お見積りも承っています。

作業工賃:25,000円(税別)~ 消耗品パーツ別途料金
作業期間:1週間から10日

ロードバイク、MTB、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードなどジャンル問わずフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。

またメンテナンスに関して、こちらの記事も参考にしてみてください。フルメンテナンス、オーバーホール以外にもメンテナンスコースを設けています。

関連記事:自転車のメンテナンス 予算に合わせた3つのコースとは?

関連記事:メンテナンス記事一覧

それでは。

Twitter:@viking1484
Facebook:Viking The Maintenance

スポンサーリンク


CANYON(キャニオン) AEROAD CF SLX のメンテナンスとワイヤーケーブル調整

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回はCANYON(キャニオン)のエアロロードバイクであるAEROAD CF SLX の作業をさせていただきました。作業の内容はフォークのコラムカットとワイヤーケーブルの長さ調整、そして全体的なメンテナンスです。

ハンドルポジションを下げ、コラムカット

このようにハンドルポジションを下げたことにより、フォークコラムが余ってしまいました。この余った部分を今回カットします。そのままでも走りに大きな支障はないのですが、見た目の美しさであったり、エアロロードバイクであるならば余計な部分は失くしておきたいところです。

このように若干の猶予を残しカットしました。コラムスペーサーなしの男気溢れるポジションも好きですが、調整幅は残しておくべきでしょう!

そして、ハンドル位置を下げたことで、ワイヤーケーブルの長さ調整も必要になってきます。

余ったワイヤーケーブルをカットして調整

最近のロードバイクはケーブル内蔵式が増え、作業がちょっと大変に感じることも…。このCANYON AEROADもケーブル内蔵式フレームで、リアディレイラーのワイヤーはダウンチューブに入って、次に顔を出すのは最後のリアエンドです。

バーテープから出てきたケーブルは、ヘッドチューブ横からダウンチューブに入り込んでいく
BB裏のワイヤーガイド。このガイドもCANYONのオリジナルパーツです。
リアエンドギリギリのところでケーブルが顔を出してきます。

このようにちょっと作業が大変なフレーム内蔵式ワイヤーですが、コラムカットをして余ってしまったケーブルの状態がこちらです。

シフト、ブレーキともに長さに余裕が出てしまっていますが、特にフロントブレーキケーブルが大きく余っています。これらのインナーワイヤーをすべて外し、アウターケーブルの余った部分をカットして調整します。

このように余分なケーブルをカットして長さを整えました。これですっきしりた気分でライドができますね。

それでは。

Twitter:@viking1484
Facebook:Viking The Maintenance

スポンサーリンク


GIANT エントリーロードバイク OCR3 のオーバーホール、フルメンテナンス

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

以前、GIANTで展開されてたエントリーロードバイクであるOCR3を今回オーバーホールさせていただきました。

コンポーネントをフレームから取外し、クリーニングを行います。

フォークも取り外した状態がこちら。この状態からフレームのクリーニングに入っていきます。

BBは消耗品!オーバーホール時に交換がおすすめ

今回はBBが摩耗していたため交換させていただきました。BBは普段のメンテナンスでは取り外したり、状態を見たりすることがないので、気づいたら寿命を迎えているということが良くあるんです。

今回使用したBBはシマノ製のBB-RS500というモデル。ロードバイク用BBの中ではベーシックに当たるグレードです。また、BBにはセラミックベアリングを使用したモデルも出ていて、セラミックベアリングはBBの回転する際の摩擦をできるだけ軽減してくれる効果があります。これにより疲労の軽減やスピードアップにつながるのです。

セラミックスピード、プラクシスワークス、スギノなどのブランドがセラミックBBをリリースしています。

懐かしのシマノ105 5600シリーズ

アッセンブルされていたコンポーネントは、2世代前のシマノ105である5600シリーズでした。ざっと10年くらい前のモデルになります。現在のshimano 105は11速ですが、この5600はまだ10速の時代。

しっかりオーバーホールすることでここまできれいに仕上がりました。

VIKINGではロードバイクのオーバーホールを随時承っております。ホームページより申し込むことができます。梅雨の時期にフルメンテナンスは絶好の機会だと思います。是非ご利用ください!

それでは。

Twitter:@viking1484
Facebook:Viking The Maintenance

スポンサーリンク


根強い人気のDURA ACE(デュラエース) 9000シリーズ。

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

DURA ACE(デュラエース) R9100シリーズがリリースされて半年ほど経ちましたが、まだ前モデルである9000シリーズを新規購入する方も多いようです。R9100 と9000はデザイン性も大きく異なり、9000シリーズの方はシルバーの差し色がかなり好評です。

性能自体も9000シリーズはかなりの傑作モデルとして評価されたので、新たにR9100シリーズを検討する必要もないと考えるユーザーさんも多いのかもしれません。

スポンサーリンク


そんな中、デュラエース9000シリーズの駆動系周りのメンテナンスをさせていただきました。フレームはスペインの老舗ブランドBHのフルカーボンモデルです。

磨き上げるとシルバーの光沢がよみがえり非常にカッコ良いですね。

駆動系周りのクリーニングとメンテナンスは、税別8,000円から承っています。
かなりピカピカに仕上げますのでご期待ください。
お問い合わせはこちらまで。
それでは。

Twitter:@viking1484
Facebook:Viking The Maintenance

マイナーチェンジしたシマノ105のフロントディレイラー。コンポーネントのプチカスタムに最適なアイテムです。

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

先日情報が解禁になったシアノの新型アルテグラR8000シリーズの発表の陰で、105にも画期的なアップグレードが施されたフロントディレイラーがリリースされました。品番はFD-5801です。旧品番であるFD-5800からのマイナーチェンジという形になります。

マイナーチェンジと言っても、デザインや構造はフルモデルチェンジと言っても過言ではないかもしれません。では見ていきましょう。

スポンサーリンク


旧モデル(FD-5800)から大きく構造が変化

FD-5801はデュラエースFD-R9100やアルテグラFD-R8000シリーズと同じようにケーブルアジャスト機能がフロントディレーラー内に搭載されています。これにより、今までアウターケーブルに設置することが多かったケーブルアジャスターが不要になりました。

アウターケーブルを交換する際に、適度な位置でアウターを切り取りアジャスターを設置し、再度アウターをつなげる作業は意外と時間を必要としたり、ハンドル回りの見た目も決して良いものではありませんでした。

メカニック的にはこのフロントディレイラー内のワイヤー調整機構は画期的であり、作業の効率が格段に良くなるので非常にありがたいですね。

アウターケーブルの途中に設置されていたアジャスターも新型では必要なくなった

さらに旧モデルのFD-5800はフレームのワイヤールートによって、ワイヤーを固定するための2つのルートのどちらかを選択しなければいけませんでした。しかし、今回リリースされたFD-5801では構造上それらが廃止されたのも大きな特徴です。

画像のようにFD-5800にあったワイヤールートの構造を新型では廃止された

ワイヤールートの選択構造によって、固定する際にワイヤーがたるんでしまったりと慣れていないと煩わしかった構造ですが、これからはそれが無くなりセッティングもしやすくなっています。

また、本体内部機構に現行のデュラエースR9100シリーズや新型アルテグラR8000シリーズにも採用される「トグル機構」と呼ばれるを機能を導入。

トグル機構とは、てこの原理を応用したリンク機構の一種で、同じ入力で動作完了に近づくにつれ出力がアップするので、機械式の場合は動作フィーリングが軽く感じられる。また、幅が太めのタイヤを使用したときでもタイヤとディレーラーの間に十分なクリアランスが確保できるメリットも持っています。

他グレードとの互換性は?

気になるのは他のグレードとの互換性ですね。もちろん現行の5800シリーズの105を使用しているユーザーさんにはもちろん取付可能です。それ以外のグレードとして取付が可能(互換性あり)なのは以下のモデルです。

FC-9000(旧デュラエース)
FC-6800(旧アルテグラ)

デュラエースとアルテグラが新型になったとはいえ、これらのモデルは使用しているユーザーさんが非常に多いモデルだと思います。

また、

FC-R9100(現行デュラエース)
FC-R8000(新型アルテグラ)

これらの最新のクランクにも対応しています。

コンポーネントのプチカスタムに最適なアイテム

シマノのフロントディレイラーはコンポーネントの中でも比較的価格が張らないアイテムです。しかしグレードアップのカスタムをすることでスムーズで快適なフロント変速を得られる重要なパーツであることは間違いありません。

5800シリーズを使用している105ユーザーにとっては、パーツ単体約4000円でフロント変速性能を向上できる良い機会だと思います。もちろん互換性のあるFC-9000やFC-6800ユーザーにも良いのではないでしょうか。

価格は以下の通りです。

FD-5801 直付 税別 3,671円
FD-5801 バンド(34.9) 税別 3,852円
FD-5801 バンド(31.8/28.6) 税別 3,913円

VIKINGでは持ち込みのカスタムも歓迎です

今回取り上げたフロントディレイラーFD-5801の取付やカスタムは常時承っています。もちろん他店さんで購入されたパーツをお持ちこみいただいても問題ありません。是非お問い合わせください。

それでは。

Twitter:@viking1484
Facebook:Viking The Maintenance

スポンサーリンク







【BIKE FIT 講習会】ロードバイクのポジションを改めて見直してみる

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回、改めて自分のロードバイクポジションを見直してみました。そして今回利用したのが「BIKE FIT 講習会」。アメリカのBIKE FIT SYSTEM社が公認するバイクフィッティングの講習会です。

フィッティングの目的は、

・今まで以上に快適にロングライドができるようになりたい
・時折発生する走行中の膝や関節の痛みを解消したい

以上の2つです。

バイクのポジションを出すには、サドルの高さ、ステムの長さ、ハンドルの幅など総合的に見る必要がありますが、BIKE FIT SYSTEM ではさらに足底の傾きを測定することにより、ひざや関節に負担がかからないポジションを探し矯正することを重要視しています。

具体的にはQファクターの調整、クリートに傾き、厚みを加える、クリートの角度を調整するなどです。

またライダーの柔軟性を踏まえた上で、ベストなポジションを導いていきます。

今回特に解消したいと思っていたのが、100kmを超えてくると発生してくる膝の側面(外側側副靱帯)の痛みです。これはQファクターの狭さやクリートの角度によって外側に負荷が掛かるぺダリングをしていたようです。

これにはQファクターを広げ、クリートの角度を変更することで対応しました。

Qファクターを広げるためにクランクとペダルの間にワッシャーを装着。
これで実質Qファクターを広げることができる
クリートの角度は非常に重要で前後位置や傾きが変わるとぺダリングに影響が

クリートの角度は非常に重要で前後位置や傾きが変わるとぺダリングを行う膝の運動が大きく狂ってしまうのです。

またクリートとシューズの間にスペーサー(クリートウェッジ)を挟むことで足底の傾きを調整します。

このようにじっくり行って3時間ほどかかったフィッティングでしたが、原因と対策が明確になったのとポジショニングの導き方も学べたので非常に有意義な時間でした。

それでは。

Twitter:@viking1484
Facebook:Viking The Maintenance

スポンサーリンク







イタリアの雄、DE ROSA(デローザ)のオーバーホール

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回は、イタリアのロードバイク3大ブランドのひとつと言われているDE ROSA(デローザ)PLANETのオーバーホールをお伝えします。ロードバイク好きなら誰でもその名は知っているであろう老舗ブランドのデローザ。

もともとイタリアの工房で職人の手でハンドメイドで生産され、コンポーネントも自国のカンパ―ニョーロを頑なに採用し続けてきたこだわりのブランドでもあります。

スポンサーリンク


アルミとカーボンのハイブリッドフレーム

今回オーバーホールさせていただいたデローザ PLANETのフレームは、昨今のフルカーボンフレームではなく、メインフレーム(前三角)がアルミで後三角がカーボン製のハイブリッドフレームです。現行でもPLANETは存在しており、こちらはフルカーボンモデルとしてリリースされています。

コンポーネントの分解とクリーニング

ロードバイクのオーバーホールで一番時間を割くのがクリーニング作業です。特にコンポーネント周りは油や砂など汚れの影響を受けやすい部分なので念入りに作業します。

10年以上前のコンポーネントでも大事に使い続けていればこのようにかなりきれいな状態によみがえります。ユーザーさんが非常に丁寧に使用されていたようで目立ったキズもあまり有りません。

蛇足ですが、この頃のカンパニョーロのエルゴパワーの動きが個人的に好きです。今よりもクリック感がはっきりしていて、ギアチェンジもカッチリ入る感じです。

フレームにガラスコーティングを施工

オーバーホールのタイミングで、フレームにガラスコーティングを施工するのをおすすめしています。フレームは普段なかなか裸にできませんから、年に1回のオーバーホールのタイミングがちょうど良いのです。

ガラスコーティングは自動車やオートバイにもよく行われる加工ですが、ロードバイクを始め自転車のフレームやパーツにも施工ができます。

ガラスコーティングのメリットとして、

・ガラスに覆われたような独特の艶感が手に入る
・汚れも付きにくく、汚れが付着してもほとんどの場合水洗いで落とすことが可能
・塗装面の3倍に硬化し、小傷の入りにくいフレームになる

主に以上3つのメリットがあります。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、通常の塗装面にクリスタルコーティングがされた状態です。オーバーホールの際にガラスコーティングをご要望の場合は、オーバーホール基本工賃+4,000円(税別)で承っています。

オーバーホール完成、納車へ

タイヤはコンチネンタルのGator Skin(ゲータースキン)の25cチューブラーを装着しました。軽さや走破性は、コンチネンタルの上位モデルに及びませんが、グリップ力と耐パンク性に強いタイヤなので、スプリントのレースよりかはロングライドやエンデューロに向いたタイヤです。

梅雨の時期はオーバーホール、フルメンテの絶好の機会

ついに梅雨に入りました。天気に左右されて乗る時間を確保できないことも多々あると思います。そんな時はじっくり腰を据えてメンテナンスをする時期ではないでしょうか。

VIKINGでは自転車のフルメンテナンスであるオーバーホールを随時承っています。作業期間は通常1週間から10日ほどいただいています。ロードバイク完成車の場合は、基本作業工賃が税別30,000円です。

詳しい作業内容に関してはこちらのページをご覧ください。

詳細ページ:ロードバイクのフルメンテナンス、オーバーホール常時受付中

それでは。

Twitter:@viking1484
Facebook:Viking The Maintenance

スポンサーリンク







ブロンプトンにもクリスキングのヘッドセットでカスタムを!

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

自転車のフレームはカーボンをはじめ様々な素材でつくられているため、素材によってヘッドチューブの規格やサイズが異なっています。その乱立する規格にもしっかり対応し、世界最高峰の精度を持つ製品を送り続けているのが、ヘッドパーツの王様言われているのがクリスキングです。

Sponsered Link


ブロンプトンにもクリスキングのヘッドセットを

今回、VIKINGの作業で人気の高いブロンプトンにクリスキングのヘッドパーツをカスタムしました。クリスキングはMTBやロード、シクロクロスに装着するユーザーが多いですが、実はブロンプトンにも装着が可能なんですよ。

装着にはヘッドパーツを圧入するための専用工具で作業します。ブロンプトンのヘッド規格はオーバーサイズのスレッドタイプで2つのナットを締めこんでハンドリングの調整を行います。

適度なハンドリングを出すため、ダブルナットでベアリングを調整。

ヘッドパーツをカスタムすることで、バイク全体の性能が劇的に変わるわけではありません。しかし、ヘッド部分はフレームとフォークを結びつける部分だけあって、良いアイテムを選ぶことで走行中の衝撃によってフレームやフォークにかかる負担の軽減につながります。

また、ヘッド部分はフレームの顔となる部分でもあり、その顔を性能高く、カッコ良いアイテムにカスタムすることでバイク全体のイメージを大きく変えることもできるのです。

クリスキング・ブロンプトン対応ヘッドパーツ:20,000円(税別)

それでは。

Twitter:@viking1484
Facebook:Viking The Maintenance

転倒してフレームにクラックが…カーボンフレームの修理、補修も承ります。

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

ロードバイクは自動車と同じ公道を走るため、事故にあうリスクというのは必ず存在します。交通ルールの遵守やヘルメットの着用で事故を未然に防ぐこともできますがどれも完全に防ぐことはできません。

もし事故にあってしまった場合、体の状態を第一に考えるべきですが、自転車も大きなダメージを負っているケースも多いと思われます。特にカーボンフレームの自転車を使用していた場合、金属製のフレームよりも破損しやすい傾向であることをご存知なユーザーさんも多いかと思います。

ではもし事故や転倒によってカーボンフレームにクラック(破断、ヒビ)が入ってしまったら、今後そのカーボンフレームは乗ることができないのでしょうか?

Sponsered Link


カーボンフレームは修理も補修も可能

クラックの大きさや状態にもよりますが、実はカーボンフレームは修理、補修をすることが可能です。しかし、専門的な技術や知識が必要なので個人で行うことは非常に難しい作業です。

VIKINGではクラックの入ってしまったカーボンフレームの修理、補修を承っています。破損部分を確認させていただき、お見積りを取らせていただき補修作業に入っていきます。

納期は修理内容によって異なりますが、約6週間~になります。

作業内容と仕上がり

補修前のフレームの状態です。シートチューブの上部に上下、左右にクラックが入っています。この部分に補修材を埋め込み、最後はカーボンで補強します。それが以下の画像です。

クラックが入った周辺のカラーが補強したカーボンの色であるブラックに変わっていますが、違和感は全く感じません。元からそこはブラックだったと錯覚してしまうほどです。

カーボンフレームの修理となると、修理痕が残ってしまうのであまり気が進まないユーザーさんもいると思いますが、このように最小限の変化に留めることができれば、お気に入りのフレームに何かあった場合も安心して修理に預けられると思います。

まとめ

作業納期:6週間~

お見積り金額確定後からの納期になります。修理、補修と再組立てを含めた最短期間です。繁忙期や修理箇所、状態によって納期は変わってまいります。

料金はお見積りをしてから

修理、補修箇所によって料金は異なります。そのため、まずはお見積りを取らせていただいてからはじまります。修理以外の作業として、完成車からフレーム単体にする分解工賃と、修理後の再組立て工賃がかかります(※両方合わせて税別30,000円~)。

分解の際、ワイヤーケーブルを切断するため、再組み立ての際は新たなケーブルが必要な場合があります。詳細に関しましては是非お問い合わせいただければと思います。

それでは。

Twitter:@viking1484
Facebook:Viking The Maintenance

Sponsered Link