セラミックベアリング化にRIDEAのビッグプーリーという選択。

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

セラミックベアリングと聞いて、ロードバイクやトライアスロンを本格的楽しんでいる方は、だれもが耳にしたことがあると思います。通常のスチールベアリングよりも摩擦抵抗が少なく非常になめらかな回転を保証するベアリングです。

ここ数年人気のカスタムが各パーツのセラミックベアリング化です。主にBB、ハブ、リアディレイラープーリーに採用されるのですが、回転効率が高いため、「スピードがアップした」、「ケイデンスが向上した」、「ロングライドで疲れにくくなった」など効果を実感できたという声をよく聞きます。

今回はその中でもディレイラープーリーのセラミックベアリング化についてご紹介します。いわゆるビッグプーリー化です。

ビッグプーリー化とは

ビッグプーリー化とはリアディレイラーの上下に設置されてる2つの歯車(ガイドプーリーとテンションプーリー)を大きくするカスタムです。チェーンの抵抗は、S字を描く上下プーリーの部分で一番大きくなります。この抵抗を少なくするためにプーリーを大口径化することでS字を緩やかにし、抵抗を抑えることができます。

また、プーリーが大きくなることで、小さい時よりも回転数が少なくなるので、プーリーのベアリングの負担が軽減され、抵抗が減っていきます。

ビッグプーリー化することで摩擦抵抗が減り、さらにプーリーにセラミックベアリングをアッセンブルすることでより回転効率を求めることができます。

しかし、ビッグプーリーにすることでデメリットもあります。ビッグプーリーはあくまでカスタムパーツのため、シマノをはじめとしたコンポーネントメーカーが製造しておらず、サードパーティーのパーツブランドがリリースしています。

そのためメーカーによっては変速性能が純正の時よりも低下してしまう可能性があるのです。摩擦抵抗を減らせても変速性能が悪くなってしまっては本末転倒ですので、選ぶ際にはそれなりの理解は必要かもしれません。

カスタムパーツブランド「RIDEA」のビッグプーリー

今回、台湾のカスタムパーツブランドである「RIDEA」のビッグプーリー(C35フルセラミック)をカスタムさせていただきました。RIDEA C35はガイドプーリーが13T、テンションプーリー15Tです。この13、15Tの組み合わせがビッグプーリーで基本形です。それ以上の大きさのモデルはさらなる摩擦抵抗の軽減が期待できますが、その分変速性能に影響が出ることにつながります。

プーリー単体で見ていくとセラミックベアリングの回転力にまず驚きます。

セラミックベアリングが入った15Tのテンションプーリーです。。RIDEAのセラミックベアリングはカンパニョーロのCULTベアリングと同じようにオイルやグリスを必要としないため汚れにくく(定期的なクリーニングはもちろん必要)、非常にさらさらとした動きです。シマノの純正プーリーをこのように回してもせいぜい5秒程度ですのでどれだけすごいのかお分かりいただけると思います。

ビッグプーリーをディレイラーにアッセンブルするには、純正のディレイラーを分解する必要があります。具体的にはケージを外しビッグプーリーと専用のケージに交換します。

気になる変速性能は

取り付けるとこのようになります。肝心の変速性能はREDIAのT35 の場合、シマノ純正の時と変速性能は変わらず、ストレスなくサクサクと変速してくれました(Di2による検証です)。このレベルなら安心しておすすめすることができますね。

RIDEAのビッグプーリーの価格

最後に一番大事とも言ってよい価格ですね。

RIDEA C35 フルセラミックビッグプーリー:税別30,000円(取り付け工賃別途)

う~んそれなりの価格はします。モデル違いによってはもう少しリーズナブルなアイテムもあるので、お問い合わせいただければと思います。

RIDEA公式HP
それでは。

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BROMPTON(ブロンプトン)の軽量モデルであるS2L  味のあるRAWカラーモデルのオーバーホール、フルメンテナンス。

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新シーズンに向けて、通勤用の自転車のオーバーホール、フルメンテナンスのご依頼が増えて参りました。また、冬の間ロードバイクをお休みしていたユーザーさんも徐々に動き始めており、メンテナンスやカスタムのご相談をいただいています。

今回はVIKING the MAINTENANCEでも比較的作業頻度が高いBROMPTON(ブロンプトン)のオーバーホール、フルメンテナンスをご依頼いただきました。購入してから主だったメンテナンスをされてこなかったため、全体的に調整がずれていたり、各パーツの破損などが目立った一台です。特にフェンダーが大きく破損してしまい、この状態ではほとんど乗車ができない段階まで来ていました。

ここまで破損していると、修理は難しく、フェンダーの交換になります。フェンダーの補修パーツはプラスチック部分とステーの部分が別売りのため、ステーやネジが健在ならプラスチックの部分だけで対応ができます。価格は2,000円ほどです。今回はステーは無事でしたのでプラスチック部分のみの交換としました。

パーツの分解から

オーバーホール、フルメンテナンスの最初の工程はアッセンブルされているパーツの取り外しから始まります。

このようにフレーム単体にして、磨き上げます。ブロンプトンのRAWカラーは使い込んでいくと、味のある「錆」が浮き出てきます。普通、錆が出てくるとげんなりしてしまいますが、このRAWカラーに至っては錆と共存している感じがして肯定的に受け止められます。

ブロンプトンのヘッドパーツはオーバーサイズのスレッド型。カスタム案として下記のようなクリスキングのGRIP NUT 1・1/8がおすすめです。

関連記事:ブロンプトンにもクリスキングのヘッドセットでカスタムを!#2

ホイールの振れ取り、ハブのグリスアップ、全体的なクリーニングも行います。S2Lは外装ギアのためM3Lのような内装ハブと比較して軽量にできているのが特徴です。

フェンダーも新しくなり、きれいによみがえったブロンプトンS2L RAW。これでしばらく通勤でフル稼働できるでしょう。

オーバーホール、フルメンテナンスについて

弊社ではオーバーホール、フルメンテナンスのことをCメンテナンスと呼んでいます。毎日自転車に乗るユーザーさんやレースやロングライドに積極的に参加しているユーザーさんは、年に1度は行ってほしいと考えています。

作業料金は税別25,000円~となり、消耗品等の補修パーツは別途いただいています。作業期間は1週間から10日ほどでお渡しいたします。作業料金は車種や仕様により異なりますので、ご不明な点等ありましたらお問い合わせください。お見積りも承っています。

作業工賃:25,000円(税別)~ 消耗品パーツ別途料金
作業期間:1週間から10日

ロードバイク、MTB、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードなどジャンル問わずフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。

またメンテナンスに関して、こちらの記事も参考にしてみてください。フルメンテナンス、オーバーホール以外にもメンテナンスコースを設けています。

関連記事:メンテナンス記事一覧

それでは。

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DT SWISS,シマノXT,アルテグラ…クロスバイクをハイスペックな通勤仕様にカスタム。

ユーザーさんのご要望にお応えしてこのようなクロスバイクのカスタムを行いました。通勤仕様でよりスピーディかつ快適性、さらには軽さを求めた贅沢仕様のクロスバイクが出来上がりました。

ベースのフレームがこちらドイツの総合バイクブランド「センチュリオン」のクロスラインと呼ばれるクロスバイクです。コンポーネントを交換しリアの11速化。すべてのコンディションで安定したブレーキングが可能な油圧ディスクブレーキ。軽量かつ回転性能を重視した手組ホイール。以上の3つを軸にカスタムさせていただきました。

ロードとMTBのミックスコンポーネント

ギア回りのカスタムをするうえで、ロードバイクのシリーズであるアルテグラや105で統一しようと考えたのですが、フレーム規格に問題があったため、MTB規格のXTグレードも入れることになりました。

規格の問題とは、フレームのBBのシェル幅が73㎜だったため。73㎜はMTB独自規格でロードバイクのBBやクランクがどうしても取り付けできないのです。

アウターが48TあるトリプルのXTクランクを採用。チェーンガードもついており、通勤に気を使った仕様です。トリプルギアと聞くとどうしても変速性能がイマイチと感じている経験者は多いのではないでしょうか。しかしXTのトリプルクランクとフロントディレイラー、シフターをすべてXTで統一することで、非常に快適な変速が実現できます。

リアディレイラーはロードバイクコンポーネントのアルテグラR8000シリーズをアッセンブル。

絶対的な制動力とコントロール性

ディスクブレーキはXTグレードを採用。XTの油圧ディスクブレーキはレバーをしっかり引けばガツンと効く圧倒的な制動力もさることながら、レバーの引き具合で制動力を微妙にコントロールすることも可能。

ディスクブレーキパッドにはギザギザした形状のフィンがついており、これがブレーキング時の熱を逃がす効果があり、結果的に制動力の安定につながっています。

シマノの油圧ディスクブレーキのオイルはピンク色。こまめなメンテナンスは必要ありませんが、年1回くらいの定期的なオイル交換は必要です。ブレーキホース内に空気や汚れが混じってしまうと制動力の低下とブレーキのタッチもゆるくなってくるからです。

DT SWISSで軽量ディスクホイールを手組み

ホイールといえばすでに出来上がっている完組ホイールを購入するユーザーさんが圧倒的に多いと思います。今回もカンパニョーロのZONDA(ゾンダ)などコストパフォーマンスが高いホイールも選択肢に入れましたが、ユーザーさんの高性能な手組ホイールを使ってみたいというご要望からDT SWISSのRR411DBリム240Sハブの組み合わせでディスクホイールを組ませていただきました。

RR411DBはヒルクライムにも適したリムハイトが低めの軽量リムです。ワイドリム設計なので、25C~28Cのタイヤが理想的な組み合わせです。ディスク用のリムはアルミリムにあるようなシルバーのブレーキサイドがないため、フルカーボンリムのようなイメージになりますね。

チューブレスレディリムでもあるので、専用のバルブセットとリムテープを使用することでチューブレス化が可能です。

RR411DBには専用のニップルが付属しており、これを使用してホイールを組んでいきます。名前は“プロロック スクオルクス プロヘッド ニップル”と長いですが、非常に組みやすく、専用工具を使用すれば、アルミニップルなめも防ぐことができます。

タイヤはコンチネンタルのグランプリ4シーズンでマルチコンディションに対応できる万能モデルです。

DT SWISS の240Sハブは長年同社のハブの上位グレードとして君臨するモデルです。DT SWIISで開発されたテクノロジーは240Sを介して各モデルに広がっていきます。なめらかな回転性能は完組ホイールメーカーもハブに採用するなど大きな信頼性があります。

スターラチェット機構や工具不要で分解ができるなどメンテナンス性にも非常に優れたハブです。

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クラシック感あふれたGIOSのクロモリフレーム「AMPIO」のオーバーホール

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戦後まもなく創業したイタリアの老舗ブランドGIOS。今回はそのGIOSの中でもクラシックさを感じさせるクロモリフレームである「AMPIO」(アンピーオ)のオーバーホール、フルメンテナンスをさせていただきました。

まずはこのようにパーツをすべて取り外し、フレームとフォーク単体にしていきます。クロモリフレームは強度があるため長持ちするフレームですが、細めで飽きがきにくいデザインというのも長く乗り続けられる理由の一つかもしれません。こちらのユーザーさんも愛着もって長く乗られていました。

長年乗ってきたため、塗装の色合いが薄くなったということもあり、ガラスコーティングを施工しています。

ガラスコーティング関連記事:http://www.viking-the-maintenance.com/derosa-idol-coating

バーテープはリザードスキンズの3.2㎜厚のクッション性とグリップ性の両方を兼ね備えたモデル。ロングライドに人気のタイプです。

良いものを長く使い続ける、愛着もって接することに非常に共感を覚えます。

それでは。

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【コルナゴCLX】愛車を美しくさせるケーブルカットとバーテープ交換

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回はCOLNAGO(コルナゴ)のカーボンロードバイク「CLX」のメンテナンス、コラムカットそして、バーテープ交換です。一見地味な作業に思えるかもしれませんが、愛車を美しく見せるためのちょっとした心遣いも行っています。

コラムをカットすることでケーブルが余る

コラムカットをするとワイヤーケーブルに余分が生まれます。そのままでもライドに大きな支障は出ないと思いますが、車体をきれいに見せるには、余分なケーブルをカットしたいところですね。しかし、一度インナーケーブルを抜くことになるので、再度ギア調整が必要になりことと、その分作業料金も変わってきます。そのためお店によっては対応が様々かもしれません。

VIKINGの場合は、コラムカットの際にケーブルが大きく余ってしまえば、ケーブルの長さを整えるのかどうか一度お聞きしています。今回は、カット前から余分に余っていたので、「絶対カット!」となりました。

こちらはコラムカット前の画像です。カット以前からワイヤーケーブルが余って大きく弧を描いている(遠回りしている)のがわかるでしょうか。完成車の場合、比較的ワイヤーケーブルに余裕を持たせて梱包されることが多く、今回もその類ではないかと思います。

そしてこちらが、ケーブルの長さを適正に整えた画像です。遠回りしていたケーブルが最短ルートを通っている印象ですね。ちょっとした軽量化にも貢献になります。この場合は正面からだとコルナゴのクローバーが隠れやすくなりますが、ちょっと角度を変えればしっかり見えますのでご心配なく。

また輪行バッグに入れる際にハンドルを90度曲げても問題ないことを想定してカットしています。

関連記事:CANYON(キャニオン) AEROAD CF SLX のメンテナンスとワイヤーケーブル調整

ロゴ付きバーテープの注意点

次にバーテープ交換です。手軽さゆえショップで頼まずに個人的に巻いているユーザーさんも多いアイテムですね。一昔前まではコルクかレザーくらいしかバリエーションはなかったのですが、最近は色々な素材、タッチ(手触り)などが増え、選ぶのが非常に楽しくなっています。

その中でも個人的には一番巻きやすい素材はコルク製だと思っています。適度な伸縮性があり、ドロップハンドルの曲がりがきついところなどもしっかりシワを出さず巻くことができるからです。でもカッコ良かったり、斬新なバーテープは巻きやすいコルクではなく、斬新または特徴的な素材のものが多いです。

今回装着したバーテープはサドルで有名なfi’zi:k(フィジーク)のSUPERLITE 2㎜厚。滑り止め効果が高く、手触りがフラットバーのグリップのようなラバー系のタッチが特徴です。比較的伸縮性がある方なのですが、伸びるからと言って必要以上に力を入れてしまうとちょっとした問題が起きてしまいます。

バーテープを巻く際にしわが出ないように引っ張って巻いてしまうと、このようにフィジークのロゴも一緒に伸びてしまい、ちょっとカッコ悪くなってしまいます。またこれ以上引っ張ってしまうと最悪切れてしまう可能性もあります。

ロゴや文字が入っているバーテープを巻く時はシワを出さないように引っ張りつつも、ロゴや文字が変形しないよう注意が必要です。

このような感じが理想的でしょうか。バーテープの種類の中には、まったく伸縮性がないタイプもあり、巻くのが相当苦労するモデルも存在します。気に入ったバーテープの見つけ方は、自分で巻いた時に巻きやすいかどうかも重要になってくるかもしれませんね。シワだらけで巻き方も雑になってしまうと、やっぱり美しくなりません。

最後に全体メンテナンスを行って今回は完了です。

それでは。

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懐かしの名車、HARO EXTREME

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懐かしの名車が入庫しました。アメリカのMTB、BMXブランド「HARO」のEXTREMEです。おそらく35年位前のモデルのようです。このままクラシックのMTBとして乗り続けるのも良いのですが、コンポーネントやパーツは現代の方が間違いなく性能が高くなっていますので、オーバーホールとコンポーネントカスタムを行うことになりました。

出来上がりが楽しみですね。。。

スポーク長を測るのに便利なDT SWISSの「Spoke Calculator」

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ロードバイクは完組ホイールを使用しているユーザーさんが圧倒的に多いですが、こだわりの強いロード系ホイールや小径車のカスタムホイールなどは手組ホイールを選択する機会があります。

手組ホイールを作るときは、必ずスポーク長を測らなくてはなりません。リム、ハブの組み合わせが変わればスポークの長さはもちろん変わりますので、同じ組み合わせのホイールを組まない限り、スポーク長計算は必須なんです。

そんな時に便利なのがDT SWISSの公式サイトに設置されているスポーク長計算機「Spoke Calculator」です。私がホイールを組む際によく利用しているアプリです。もちろんDT SWISS以外のリム、ハブでも計算可能です。

DT SWISS製品であれば、Spoke Calculatorにデータがインプットされているので、あっという間にスポーク長を割り出すことができます。

DT SWISS製品の場合、最終的なホイールの重量まで出してくれるので、組みたいホイールのシミュレーションもすることができます。

さて、これでどんな手組ホイールができるのでしょうか?画像を見る限り、リムはDT SWISSのRR441で、スポークはコンペティションのダブルバテッドスポークにように見えますね。

また完成後お知らせします。

それでは。

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KUOTA(クオータ)のエアロロードバイクKUOGARのシマノSTIレバー交換カスタマイズ

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回はイタリアのロードバイクブランド「KUOTA」(クオータ)のエアロロードバイクであるKOUGAR(クーガー)のカスタマイズを承りました。カスタム内容はシマノSTIレバー交換です。

操作性の向上を体感するにはレバーから

既存のコンポーネント(グループセット)からのグレードアップは、スポーツバイクユーザーさんなら一度は考えると思います。しかしパーツをまとめて交換する都合上、予算もそれなりにかかってしまいます。そのためフルにコンポーネントを交換するのではなく、一部だけ交換し、少しずつ進めていくのも一つの方法です。今回はそのようなケースでした。

少しずつといっても、どのコンポーネントパーツから交換するべきか悩むところですね。やっぱり前後のディレイラーか、それともクランクセットなのか・・・パーツそれぞれの価格や性能を見極めながら悩んでしまいます。

そんな時、VIKINGではSTIレバーはじめとしたシフトレバーからまず交換することをおすすめします。シマノSTIレバーはシフトとブレーキ操作を一つのレバーで行うことができます。言い換えればギアやブレーキを操作できるのはSTIレバーだけということです。

そのためSTIレバーの良し悪しでディレイラーやブレーキの操作感は変わります。特にSTIレバーのグレードが高くなるほど、ギア変速のスピード感と軽さやブレーキタッチのカッチリ感など操作性、快適性が増します。

触覚に訴えることで操作性の向上をより分かりやすく体感できるため、最初にSTIレバー交換をおすすめしたいと思っています。

内装ケーブルとダイレクトマウントブレーキ

STIレバーを交換する際は、基本的にケーブルも交換になります。既存のケーブルの再利用も可能ですが、新しいレバーになるときはワイヤーも新品が基本だと思っています。またKUOTA KOUGARのケーブルルーティンはカーボンフレームには当たり前になったフレーム内装式です。

ケーブルを外に配置する外装式と比べて見た目がすっきりするため、フレームのカッコ良さが際立つメリットもあります。しかし、内装式になるとケーブル交換の作業工程が複雑になるため、慣れていないユーザーさんのDIYにはあまりおすすめできません。

リアブレーキの位置はチェーンステー下に配置されるため、ダイレクトマウントタイプのブレーキキャリパーを採用しています。

ハンドルも内装化、3Tエルゴノヴァ

同じタイミングでハンドルも交換させていただきました。アルミハンドルからこちらもケーブル内装式のカーボンハンドルである3Tの「エルゴノヴァLTD」。

フラット部がエアロ形状で、ケーブルがハンドル内を通っているため非常に握りやすくなっています。ヒルクライム時のポジション取りにも有効的ですね。

今回シマノDURA ACE R9100シリーズのSTIレバーを装着させていただきましたが、機械式の最高グレードだけあって非常に操作性が確実で軽くなりました。しかもディレイラーは前後ともシマノ105で据え置いています。

コンポーネントを少しずつカスタムしていくには、まず変化を感じられるSTIレバー(シフトレバー)から交換していくのがおすすめの一つですね。

それでは。

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登りも平坦もオールラウンドで楽しめるCANYONのULTIMATE CF SL 組み立て。

VIKING the MAINTENANCEでは、インターネット専売ブランドであるCANYON(キャニオン)の購入後の組み立てサービスを承っております。今回はULTIMATE CF SLのDi2完成車の組み立て依頼をいただきました。

シマノ・アルテグラR8050(Di2)シリーズをメインコンポーネントに据え、ホイールはDT SWISSのリム高の低い登り向きのアイテムで、独特なハブのラチェット音が特徴です。もちろん平坦でも問題なく楽しめるホイールです。

Di2は最新のファームウェアにアップデート。Di2はPCやスマホを介して様々な設定が可能です。ギアの操作方法やサイクルコンピューターの操作まで非常に多機能です。

関連記事:ユーザーにとって非常に魅力的な機能が満載のDi2とワイヤレスユニットの話

ホイールはDT SWISS製。DTのクイックシャフトはホイールの脱着がしやすく個人的に好印象です。

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剛性感があるブレーキキャリパーは効きとコントロール性が高く、ブレーキに一番大事な要素である信頼性が抜群です。タイヤはコンチネンタルのフラッグシップモデルである「グランプリ4000S」。下りのグリップ性に定評がありますね。

最近のカーボンフレームに多い、振動吸収性を意識した細いシートステーがダウンチューブの太さと比べるとさらに際立つ印象です。

CANYONの新規購入組み立てに加え、その後のメンテナンス、オーバーホールも承っています。お気軽にお問合せください。

それでは。

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ユーザーにとって非常に魅力的な機能が満載のDi2とワイヤレスユニットの話

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

シマノが電動式シフト「Di2」をリリースして10年近くが経ちますが、毎年のように便利な機能が追加され、それに比例するようにDi2ユーザーも増え続けています。

最初は電動であることだけで感動していましたが、最近は電動で動くのは当然のごとく、重要なのは電動だからこそできる幅広い機能性が求められています。その機能性の先頭を走り続けているのがシマノDi2でしょう。

さらにスマートフォンやBLUETOOTHをはじめとした無線通信の進化がDi2の機能性の向上に拍車をかけています。その代表例がワイヤレスユニットです。この製品が登場する前まではDi2の設定はUSBケーブルを介しPCを使用することが基本でした。

ワイヤレスユニット EW-WU111

ところが今はスマホやタブレットでDi2設定ができるE-TUBE PROJECTのアプリをダウンロードし、ワイヤレスユニットとペアリングすることで、ライド中でもDi2の設定変更などができるようになっています。

上記画像のように、エレクトリックケーブルの間にワイヤレスユニット(EW-WU111)を設置することで操作が可能になります。

Di2の最新機能には最新のバッテリーが必要

内装バッテリーBT-DN110

また、ここで注意が必要なのは、ワイヤレスユニットをはじめとした最新のDi2機能を使用するには、バッテリーの存在が関係してきます。具体的に、内装バッテリーを使用しているユーザーさんは最新機種のBT-DN110バッテリーが必要になります。

外装用のバッテリーマウントBM-DT100とバッテリー本体

外装バッテリーを使用しているユーザーさんはバッテリー本体ではなく、バッテリーマウントの方を最新のBM-DN100に切り替えなくてはなりません。2017年以降の完成車や単品販売はすでに最新に切り替わっていることが多いので交換の必要はありませんが、ワイヤレスユニットを設置する場合は、バッテリーもしくはマウントの確認をした方がよいと思います。

シンクロナイズドシフトとは

シンクロシフトはE-TUBE PROJECTで設定。

Di2の設定機能として代表的なのが、シンクロナイズドシフト(以下シンクロシフト)の設定です。シンクロシフトとはDi2が同じギア比で最適なチェーンラインを自動的に調整してくれるシステムのこと。

具体的にシンクロシフトにはフルシンクロモードセミシンクロモードの2つのモードが用意されており、フルシンクロモードはリアディレーラーの変速を基準にして、フロントを自動的に変速させ、同じギア比でもより効率の良い歯の組み合わせ(チェーンライン)を選択してくれるモードです。

セミシンクロモードはフロントディレイラーの変速にあわせてリアが1~4段変速するモードであり、変速前のギア比をキープしてくれます。

何枚目のギアの時に自動で前後ディレイラーをシンクロさせるかを上記画像のシンクロシフトマップにて細かく調整することができ、自分にとって使いやすいシンクロシフトを設定することができます。

画像はPCでの設定画面ですが、もちろんワイヤレスユニットを通じて、スマホやタブレットでも設定可能です。

ほかにも様々なDi2の設定がE-TUBE PROJECTを介して行うことができます。Di2はただの電動でシフトミスが少なく便利だなぁと思っていたユーザーさんは、幅広い機能性にびっくりされるでしょう。一気にDi2カスタムの道へと突き進んでしまうかもしれませんね。

次回は、Di2とサイクルコンピューターの連携についてご紹介します。ライドに集中しやすくなる機能が満載です。

それでは。

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