ドロップハンドルのカスタム「3T エアロノヴァTEAM」

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

各社エアロロードバイクの開発に力を入れていますが、フレームだけでなくパーツも空気抵抗を意識したエアロ形状のアイテムが続々とリリースされています。特にハンドルはバイクの先頭にあり、風の影響を受けやすいパーツでもあるので、ステム一体型ハンドルなど様々なエアロ形状のハンドルが存在します。

3T AERONOVA TEAM

今回はエアロ形状のハンドルのカスタムを承りました。3TのAERONOVA(エアロノヴァ)TEAMというモデルです。3Tはハンドルをはじめコックピット系のラインナップが多いのが特徴です。その中でもエアロノヴァシリーズはドロップが浅めな設定のため、下ハンドルが近くなり握りやすい。このため幅広いユーザーさんに対応できるのがうれしいところ。

素材:カーボン
サイズ:400、420、440mm(C-C)
リーチ:104mm
ドロップ:127mm
重量:220g(420㎜)

ワイヤーケーブルはすべてハンドル内装式

カーボンハンドル、とりわけエアロ形状のドロップハンドルはワイヤーケーブル類をハンドル内に内装することが多い。今回のエアロノヴァTEAMもハンドル内装式です。

このようにエルゴパワーから出てきたワイヤーケーブルはハンドルに空けられた穴に入り、ステムとのクランプ部分の直前に穴から出てきます。ここ数年でワイヤーケーブルのフレーム内装式が定番化しましたが、内装式はワイヤーケーブルのセッティングに比較的時間がかかるためDIYで行うユーザーさんはちょっとてこずる部分だと思います。

ケーブルのルーティンや長さをしっかり定めないとレバーのタッチや変速性能が著しく低下してしまうのですごく注意が必要なところですね。

特に機械式はシフト、ブレーキの2本のアウターが入り込むのできれいに入れるにはコツが必要です。逆にDi2やEPSならエレクトリックケーブルが細いので作業はしやすいかもしれません。

また、ハンドル内装式の場合、私はインナーケーブルの精度も大事だと思っています。シマノであればデュラエースやアルテグラで採用されているポリマーコーティングケーブルや105で採用のオプティスリックケーブルの仕様をおすすめしています。なぜならケーブル内装式のハンドルはレバーの固定角度や様々な要因により、ワイヤーのルーティンがタイトになりやすく、タイトになることでインナーワイヤーの動きが渋くなってしまうからです。これを改善するためには極力摩擦抵抗の低いインナーケーブルを使用することで解決できるからです。

今回はカンパニョーロのグループセットのため、カンパニョーロ純正ウルトラローフリクションケーブルをアッセンブル。

ワイヤーケーブルをすべて通した状態です。ここからシフト、ブレーキの調整、精度を出していきます。

バーテープを巻いて完成。今回はフラット部分にバーテープは巻かずお渡ししました。エアロノヴァなら全部に巻かずこの方がよいと思っています。

VIKINGでは随時ロードバイクカスタムを受付中

VIKINGでは随時ロードバイクのカスタム受付中です。今回はパーツもすべてご購入いただきましたが、パーツのお持ち込みも承ります。コンポーネントの交換やホイールの交換、初期調整などなんでも結構です。是非お問い合わせください。

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コンポーネントのグレードアップ RIDLEY(リドレー)FENIX をシマノ・アルテグラR8000に

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最近、偶然ですがRIDLEY(リドレー)ユーザーさんのバイクを触らせていただく機会が多い気がします。今回はリドレーのミドルグレードモデルであるFENIXのカスタムです。

シマノ・アルテグラR8000にグレードアップ

カスタム内容はコンポーネントの交換。シマノ105から現行のアルテグラR8000シリーズにグレードアップ作業です。

もともとついていたのは105ですが、画像にあるように5700シリーズのため10速仕様でした。これらのコンポーネントを一通り取り外し、フレーム、ホイールのクリーニングを行っていきます。

他のショップさんでもそうだと思いますが、基本的にコンポーネントの交換作業の際は、最低限フレーム、ホイールのクリーニングと振れ取りはしっかり行ってお渡ししています。コンポーネントはきれいだけどフレームとホイールはちょっと汚れているなぁという残念な仕上げにはなりませんので、ご安心くださいね。

コンポーネントのグレードアップ完成しました。シルバー系のパーツからブラックに近い色味になりましたので、バイク全体のイメージも渋くなった感があります。

R8000やデュラエースR9100シリーズは旧モデルと違ってフロントディレイラーのアジャスターの設置が不要なったので作業工程上非常にメリットを感じます。ワイヤーのルーティーンもより美しく仕上げることができます。

リアディレイラーはR8000シリーズよりシャドーディレイラーを採用。このシャドータイプはもともとMTBのコンポーネントから導入された形状で、リアエンドから極力外側にディレイラーは張り出さないように抑えられたデザインです。これにより転倒時にリアディレイラーを守る効果があり、ロードバイクにも導入されました。

こちらの角度から見るとわかりやすいと思いますが、チェーンがトップ側のギアにあるのにもかかわらずリアディレイラーが内側にオフセットしています。

先述したフロントディレイラーのアジャスターが不要になったことは、このようにフロントディレイラー自体にアジャストボルトが採用されたためです。2㎜サイズの六角レンチで調整します。

作業工賃と納期

ロードバイクのコンポーネント交換の料金と納期は以下の通りです。

作業工賃:税別20,000~25,000円(分解工賃込み、コンポーネント等のパーツ代は別途)
納期:1週間~10日程度

パーツのお持ち込みも歓迎しています。

古くなった10速仕様のコンポーネントから11速化したり、Di2にしてみたいなどコンポーネントのグレードアップは様々方法があります。是非ご検討ください。お問い合わせはこちら。

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キャノンデールのロングセラークロスバイク「バッドボーイ」のオーバーホール・フルメンテナンス

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ロードバイクとMTB足して2で割ったバイクがクロスバイクと昔から言われてきました。一時期は各メーカーでラインアップをたくさん抱え、しのぎを削ってきましたが、最近はちょっとモデル数も落ち着いてきている印象です。今まではクロスバイクで十分だったユーザーさんがロードバイクに流れているような気もします。

そんなクロスバイクですが、世の中に登場し始めたころから、ずっと人気を保っているモデルがあります。キャノンデールのバッドボーイです。

キャノンデールはアメリカンブランドだけに元来MTBが得意なメーカー。そのMTBの良さを引き継いだ街乗りモデルとしてバッドボーイが生まれました。当時はまだ26インチのスリックタイヤ仕様でコンポーネントもMTB仕様だったのを記憶しています。

それから10年以上経過し、バッドボーイは700cホイールが基本仕様となり、MTBよりではなくどちらかと言えばロードバイクよりに進化をしてきました。CAADシリーズと並んでキャノンデールのロングセラーモデルとなっています。

今回そのバッドボーイのオーバーホール・フルメンテナンスを承りました。

バッドボーイはデビューから一貫してマットブラックを採用していて、キャノンデールだからではなくマットブラックだからという理由で購入されるユーザーさんは非常に多いのが特徴です。

フロントフォークはキャノンデールのお得意のレフティフォークです。こういったクロスバイクでも他社と一線を画すセンスを非常に感じるところです。

ブレーキはシマノ製の油圧ディスクブレーキがアッセンブル。オイル交換を施しタッチも効きも復活です。

あとは、再度組付けを行って納車へ向かいます。

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なさそうだけどある?27.5インチのスリックタイヤRITCHEY(リッチー)TOM SLICK

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27.5インチ(650B)と言えば昨今のMTBの標準となっている規格ですが、どちらかというと太いタイヤを装着するホイールサイズですね。でも逆に27.5インチで細めのタイヤは需要があるのでしょうか?そんな風に思えるタイヤがMTBの生みの親「RITCHEY」(リッチー)からリリースされています。

RITCHEY(リッチー) TOM SLICK 650B×1.1(28c) 参考価格:税別4,100円

さて、このタイヤどんなバイクに使用するのか?となりますよね。今回はシクロクロス系のフレームに装着することになりました。シクロクロスは700cホイールが基本仕様ですが、中にはフレームサイズが小さいために27.5インチ仕様の完成車をリリースしているところがあります。

そういった完成車で舗装路を走るためにRITCHEY TOM SLICKはうってつけのタイヤとなります。28cサイズなのでかなり細い印象です。ちなみに“TOM”はリッチー本人のファーストネームです。

タイヤのトレッドパターンはハの字の連続でとてもシンプル。MTBの標準が27.5インチになってからスリックタイヤをチョイスし細くして乗っているユーザーさんは少なくなりましたが、それは根本的に細くできるタイヤが少ないということだと思います。

また装着にあたっての注意点は、ホイールのリム幅を前もってチェックすることです。今回のホイールは28cの細さが対応できる比較的リム幅が狭いクロスカントリー用のホイールでしたが、エンデューロやフリーライド向けの27.5インチホイールはTOM SLICKのような28cよりもリム幅が広い場合がほとんどです。この点が注意です。

それでは。

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インターマックスRays アルミフレーム万能型ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンス

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今回のオーバーホールはインターマックスのアルミモデルである「Rays」です。10年ほど前のモデルになり、現行での販売はありません。この時代のオーソドックスなアルミフレームで組みやすいフレームに感じました。

というかインターマックスは今バイクをリリーしていないんですね。ARGON18やKUOTAの輸入の方に力を入れてるようです。もちろんSRAMも展開しています。

コンポーネントやパーツを外してみました。しばらく乗っておらず、フレームのカラーもホワイトなので汚れが目立っています。

特にBB、チェーンステー付近は誇りと油汚れでこの通り。クリーニングのやりがいを感じる瞬間です。この後一気に飛びますが完成画像です。

生まれ変わったインターマックスRays

メインコンポーネントはシマノ・ティアグラの4500シリーズ。リア9速のモデルです。

残念ながらリアディレイラーはすでに破損していたため、シマノ・ソラR3000シリーズのリアディレイラーに互換性があったためそちらに交換しました。

ブレーキキャリパー本体は走行中や使用中にあまり傷がつく部分ではないため、クリーニングさえすればこのように光沢が復活するんです。

フレームもここまできれいになり、ユーザーさんも非常に満足いただけたようです。

今回のオーバーホールのタイミングでボトルケージも新調いただきました。ELITEの「カスタムレースプラス」のホワイトをチョイス。

オーバーホールの料金と納期

作業料金は税別25,000円からとなり、消耗品等の補修パーツは別途いただいています。作業期間は1週間から10日ほどでお渡しいたします。作業料金は車種や仕様により異なりますので、ご不明な点等ありましたらお問い合わせください。お見積りも承っています。

作業工賃:25,000円(税別)~ 消耗品パーツ別途料金
作業期間:10日~2週間

ロードバイク、MTB、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードなどジャンル問わずフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。

またメンテナンスに関して、こちらの記事も参考にしてみてください。フルメンテナンス、オーバーヒール以外にもメンテナンスコースを設けています。

関連記事:自転車のメンテナンス 予算に合わせた3つのコースとは?

関連記事:メンテナンス記事一覧

今シーズン活躍してくれた自転車を是非リフレッシュさせてあげませんか?

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耐久性、耐パンク性、安心感を誇るシュワルベ・マラソン

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いつもは軽量が良い、グリップ性が高いのが良い、最近はチューブレスが熱いなどタイヤのおすすめを色々させていただいてますが、今回は原点に帰り耐久性、耐パンク性、安心感を誇るシュワルベのマラソンが入荷。

もちろん装着はロードバイクではなくコミューター(通勤用)バイクやMTBのスリック化、スポーツバイクタイプの電動自転車におすすめですね。

 シュワルベ・マラソン700×28c:3,900円+税

マラソンは1981年に発売以来、マイナーチェンジを繰り返しつつ、 現在に至るシュワルベを代表するロングセラーモデルです。 3mm厚の耐パンクベルト「グリーンガード」による耐パンク性をはじめ、 耐摩耗性・耐候性に優れたコンパウンド(ゴム)を採用し長期間高い性能を維持しますよ!

最近はクロスバイクのオーバーホールの増えているので、何点か在庫しておきます。

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夏休みのロングライドに向けてGIOS(ジオス)アイローネのオーバーホール・フルメンテナンス

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個人的にはいぶし銀的イメージを持ってるイタリアンブランド「GIOS」(ジオス)のロードバイクのオーバーホールとフルメンテナンスをさせていただきました。モデルはスチールフレーム(クロモリ)の人気モデル「アイローネ」です。このアイローネというモデル、ジオスの中でも定番モデルということもあり、大きなモデルチェンジをすることもなく今に至っています。

VIKINGでは以前にもアイローネのオーバーホール・フルメンテナンスをさせていただいたこともあり、ユーザーさんも多いモデルですね。

同じ105でも

早速パーツの分解に入ります。コンポーネントはシマノ105とアルテグラのミックス。しかし105は5600シリーズ、リアディレイラーに使用されているアルテグラは6600シリーズといって約10年前のモデルがアッセンブルされていました。

オーバーホールしてしっかり動くようになればよかったのですが、フロントディレイラーに寿命がきておりプレートが曲がったり広がったりしていました。また取り付け位置のバンドの調子も悪かったため新品交換の流れに。

しかし、5600のSTレバーで作動するフロントディレイラーがすでに廃盤になっており、互換性のある別グレードも存在しないことが明らかに。対応策としてSTIレバーとフロントディレイラーの両方を5700シリーズに交換することで対応ができました。STIレバー分だけ高くついてしまいましたが、ユーザーさんにはご了承いただき先に進むことに。

ホイールはEASTON EA50 AERO

ホイールはEASTON(イーストン)のEA50 AERO。アルミ製のセミディープホイールです。

リアハブのフリーボディの状態を入念にチェックし、洗浄・グリスアップを行います。

リアハブよりも比較的負担が少ないフロントハブ。グリスの汚れ具合もリアよりは少ない傾向です。

オーバーホール・フルメンテナンス完了

オーバーホール・フルメンテナンス完成です。ジオスブルーが鮮やかによみがえりました。

アルテグラRD-6700はオーバーホールし再度使用。まだまだ現役で使用できそうです。

ユーザーさんこの夏、伊豆大島方面へロングライドに行かれるそうです。ロードバイクで海と山の両方を楽しめる伊豆大島いいですよね。

オーバーホールの料金と納期

作業料金は税別25,000円からとなり、消耗品等の補修パーツは別途いただいています。作業期間は1週間から10日ほどでお渡しいたします。作業料金は車種や仕様により異なりますので、ご不明な点等ありましたらお問い合わせください。お見積りも承っています。

作業工賃:25,000円(税別)~ 消耗品パーツ別途料金
作業期間:10日~2週間

ロードバイク、MTB、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードなどジャンル問わずフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。

またメンテナンスに関して、こちらの記事も参考にしてみてください。フルメンテナンス、オーバーヒール以外にもメンテナンスコースを設けています。

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SRAM Red eTAP 取り付け RIDLEY(リドレー)NOAH(ノア)の場合

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VIKINGでも比較的多いカスタムである電動ワイヤレスシフト「SRAM Red eTAP」 の取り付けを今回RIDLEY(リドレー)のNOAH(ノア)でご依頼いただきました。

リドレーはご存知自転車が国技と化しているベルギーのブランド。ロードレース選手ではトム・ボーネンや、フィリップ・ジルベールが有名ですね。また冬場のシクロクロスも盛んなお国柄です。また最近ではサッカーワールドカップロシア大会で大きく活躍した国でもありますね。

Red eTAP化は前後ディレイラーとシフター交換から

SRAMの製品はシマノと互換性があるパーツが多いためSRAM Red eTAP化する際もコンポーネントをすべてSRAM製品にする必要はありません。必要なRed eTAPのアイテムは、

1.SRAM RED eTap シフター(左右セット)

2.SRAM RED eTap リアディレイラー

3. SRAM RED eTap フロントディレイラー

基本的に以上3点のコンポーネントを換装することでワイヤレスシフトRed eTAPが体感できます。これらに前後バッテリーやブレーキケーブルなどをセットにしたキット製品がリリースされています。価格は20万円台です。

SRAMのRedの機械式シフターと比べて捜査もシンプルになり、変速性能も非常に高いレベルで調整可能です。

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ニュージーランド発、新進気鋭の注目ブランドCHAPTER2(チャプター2)の取り扱い開始

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CHAPTER2(チャプター2)というメーカーをご存知でしょうか?ロードバイクのイメージがあまりないニュージーランドを拠点とする新興バイクブランドです。今回VIKINGではチャプター2を正式に取り扱いを開始しました。正規販売店です。

正式にというのは、以前ユーザーさんにお持ち込みいただいた数台を組み立て納車させていただいた経緯もあったためです。私個人的になじみのあるブランドではありました。

チャプター2の創業者はすでにロードバイク界でも名が知られているブランド「ニールプライド」を立ち上げたマイク・プライドさんという方で、そのニールプライドで培った技術、知識、性能のすべてを注ぎ込んだのがチャプター2です。

チャプター2は直訳すると第2章という意味。ちなみに第1章の意味がニールプライドということです。マイクさんにとっての第2の人生が始まったとことを意味しています。

チャプター2はユーザー直販と販売店経由の2ルート

チャプター2の購入方法の特徴として、ユーザー直販というスタイルがあります。チャプター2公式HPで好きなモデルサイズを選び、決済をし、自宅に届くのを待つ購入方法です。このスタイルはCANYON(キャニオン)でも確立されており、ユーザーさんも増え続けていますが、チャプター2はCANYONのように完成車の販売ではなく、フレーム&フォークのみの販売のため、購入後別途組み立てが必要になります。購入後にちょっとハードルがあるわけです。

そこでもう一つの販路として、プロショップでの販売ルートを設けています。コンポーネントや組付けの精度が高いほどチャプター2の性能も最大限に発揮できるため初めてフレームから購入されるユーザーさんにとっては非常に安心できるルートです。

もちろんオーダーもプロショップで行うことができるので、バイクが完成後改めてショップに取りに行くというわけです。

フレームは定番モデルと限定モデルの2タイプ

ロードバイクブランドの大半はイヤーモデルがあり毎年カラーが変更になったり、数年に一度はフルモデルチェンジや新しいモデルがリリースされます。一方でチャプター2はイヤーモデルという概念はなく、現行のモデルが完売すると次のモデルが出てくるという仕組みをとっています。

具体的にチャプター2には個性ある二通りのカラーリングが用意されています。ひとつは定番カラーとなる「エセンシャル・エディション」と呼ばれ、熟考された上に生み出されたマット&グロスブラックカラーです。

そしてもう一つが「リミテッド・エディション」です。こちらは半年から8ヶ月周期で個性的なデザインが展開されます。限定生産のみであり、同じデザインは二度と作られない、まさにコレクションピースともなりうる存在です。

リミテッド・エディションの製造台数は全世界で500台以下に絞っており、カラーによっては生産数もっと少ないモデルもあります。数量限定モデルということです。ユーザーさん同士モデルがかぶることは非常に稀になるため所有欲は非常に高まるブランドではないでしょうか。さらには自分の最高にクールな機材をレース会場やトレーニングライドなどで自転車仲間に見てもらうのもまた重要なことですね。

他にも数台のスペシャル・エディションもリリースされており、カスタムペイントの美しさが目を引くフレームです。

2つのフラッグシップ「TERE」と「RERE」

ここからはチャプター2のモデル紹介です。

まずは「TERE」(テレ)。チャプター2創業とともにリリースされてきたモデルです。TEREとはニュージーランドに住んでいるマオリ族の言語(マオリ語)で”すばやい、迅速”と言う意味を持ち、コンパクトエアロ設計のフレームですが、見た目も乗り味もオーソドックスです。様々なロードバイクのライディングスタイルに対応できるオールラウンド型です。

リムブレーキ仕様:255,600円
ディスクブレーキ仕様:265,000円

※カスタムペイント仕様は¥268,270~
※各種電動コンポに対応

フレーム重量:950g (リム) & 1015g (ディスク) ※サイズM
フォーク重量:390g (リム) & 425g (ディスク)
BB:BB86.5

もう一つのモデルが「RERE」です。

完全なるエアロロードとして生み出されたRERE。こちらはマオリ語で「流れ」を意味します。オールラウンドのTEREと比べるとエアロダイナミクスに照準を置いたモデルです。

リムブレーキ仕様のみの展開で、現在エッセンシャル・エディション、リミテッド・エディションともに1台ずつの展開です。

リムブレーキ仕様のみ:286,100円

フレーム重量:998g ※サイズM
フォーク重量:398g
BB:BB86.5

※各種電動コンポに対応

オールラウンドかエアロか二者択一の実にわかりやすい展開です。カラーリングはこれからのロードバイクのトレンドとなりそうな雰囲気ももあり非常今後が楽しみでもあるブランドです。

ご購入、組付けは是非VIKINGで承ります。お問い合わせお待ちしています。

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CANYON ULTIMATE CF SLX 8.0 Di2 初期組立&納車

こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。

今回はCANYONのULTIMATE CF SLX 8.0 Di2 の初期組立と納車をさせていただきました。

CANYONの初期組立とは?

CANYONはインターネットを通じてユーザーさんに直販をするシステムをとっているブランドのため、基本的には組立もユーザーさん自身で行っています。そのためCANYONから送られてくるバイクは基本的な組み立てが終了して送られてきます。

しかし、ショップのスタッフがさらに手を加えることにより、さらに精度を高めることでCANYONの性能を十分に引き出すことができます。そのような初期組立サービスをVIKINGでは行っております。

また、たまに組付けの不備や調整不足のバイクもあり、そのまま乗り続けると危ないと感じるケースもあるため、初めてのロードバイクやメカに自信がない方はVIKINGのCANYON初期組み立てサービスを利用いただくことをおすすめしています。

詳しくは以下の関連記事をご覧いただくとわかりやすいと思います。

関連記事:ネット販売のCANYON(キャニオン) 全ラインナップの組立て、メンテナンス承ります。

今回選ばれたフレームカラーは「GRAN TOURISMO BLUE」。個人的にマットブラックの印象の強いCANYONですが、このブルーは他にない色味で非常にきれいですね。

コンポーネントはシマノ・アルテグラR8050シリーズ。電動ギアになります。もちろんDi2のバッテリーは最新のBT-DN110が装着されており、シンクロシフトをはじめとしたDi2の最新機能を楽しむことができます。

STIレバーは非常にコンパクトな設計。手の小さなユーザーさんでもしっかり握ることができ、安定したブレーキングができると思います。

ハンドルはCANYONの自慢のステム一体型ハンドル「H36 AEROCOCKPIT CF HANDLEBAR」。最近CANYONだけではなくエアロ形状のステム一体型のハンドルの需要が増えている気がしますね。

これはオプションですが、カーボン製のボトルケージを装着させていただきました。UCIプロチームの選手も多数愛用するELITE(エリート)のボトルケージです。価格はなんと税別3,270円。カーボン製ですがコンポジットカーボンを使用してるためコストを下げることができるのです。

色感もマットブラックなのでCANYONのフレームに非常にマッチしますね。重さは23g(軽い!)。

冒頭でもお伝えしましたが、VIKINGではCANYONの初期組立、その後のメンテナンスを承っております。CANYON購入後、しばらくしてメンテナンスが必要に感じたユーザーさんは是非VIKINGをご利用ください。

よろしくお願いします!

それでは。

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