こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
FACEBOOKやTwitterでは紹介しましたが、今回のカスタムは台湾初のミニベロブランドternです。ミニベロはカスタムや魔改造がしやすいジャンルとして知られていますが、VIKINGはマニアックすぎるのはあまり得意ではないというのもあり、今回は正統派にロードバイクコンポーネントをアッセンブルさせていただきました。
シマノ・アルテグラでアッセンブルされたピュアロードバイク仕様
コンポーネントはシマノアルテグラ。6800とR8000シリーズのミックスでカスタムです。

早速、組付け作業の様子です。リアディレイラー、フロントディレイラー、クランクは6800シリーズで、ブレーキがR8000シリーズで構成されています。純粋なロードバイク仕様とさせていただきました。
ステムとハンドルにもユーザーさんのこだわりが。


アメリカのコックピット系パーツをリリースするTHOMSON(トムソン)です。元はアルミ素材の高い加工技術を持っているメーカーで非常に精度が高いアイテムをそろえています。MTBの印象が強いメーカーではありますが、ロードやシクロクロスのドロップハンドルにも力を入れています。

完成しました。バーテープはリザードスキンズのブラックカモ。これでだいぶ印象は変わりますね。街乗りを意識した見た目と言えるかもしれません。
VIKINGでは随時ロードバイクカスタムを受付中
VIKINGでは随時ロードバイクのカスタム受付中です。当社でのご購入以外にパーツのお持ち込みも承ります。コンポーネントの交換やホイールの交換、初期調整などなんでも結構です。是非お問い合わせください。
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純正からのグレードアップにWISHBONE(ウィッシュボーン)のセラミックBBはどうでしょう?
こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
回転系のパーツにセラミックベアリングを採用するカスタマイズがVIKINGでも人気です。セラミックベアリングにすることで通常のスチールベアリングよりも摩擦抵抗を減少させる効果があります。
セラミック化することで性能を引き上げることができるパーツはBB、ハブ、ディレイラープーリーがメインになります。完成車でロードバイクを購入すると特にこれらのパーツは通常のスチールベアリングの場合が多いので、是非セラミック化をおすすめしたいのです。
CANYONにWISHBONE(ウィッシュボーン)のセラミックBBをアッセンブル

今回はBBのセラミック化をさせていただきました。バイクはCANYONのULTIMATE CF SLX。非常に良いバイクですよね。
フレームのBB規格は「BB86」でもともとはシマノ純正BB(SM-BB92-41B)がアッセンブルされていました。SM-BB92-41Bは両ワンのカップが樹脂製でベアリングはスチール製。シマノ純正BBの特徴は回転性能を高めるのではなく、耐久性や防水・防塵性を意識した傾向になります。グリスもしっかり封入されています。
シマノのBBが重いとよく言われる理由はこのグリスが大きな要因となっています。グリスの粘性によって回転抵抗が生まれてしまうのです。BBをセラミック化すればグリスの粘性があったとしてもベアリングの回転効率が良いのでよく回るということになります。

今回お選びいただいたBBはWISHBONE(ウィッシュボーン)のセラミックBB。ウィッシュボーンは台湾のパーツブランド。とりわけBBのラインナップは非常に多く、乱立するBB規格のほぼすべてに対応したブランドです。
さらに大きな特徴は、カーボンなどのプレスフィット式フレームにBBを装着する際に、圧入と締め付けの両方で行うことです。左右のBBが独立しているのではなく中心で合体することで、剛性アップやきしみ音の予防などに効果があります。

まず圧入していきます。

さらに専用工具で締め付けていきます。

クランクを装着し完成です。装着には専門知識と技術、工具が必要になるので、DIYではあまりおすすめしません。パーツのご購入も含めて是非VIKINGにご相談いただければと思います。
セラミックベアリングのカスタムは愛車の最終的なカスタムといっても過言ではないかもしれません。1歩も2歩も先の走りを手に入れたいユーザーさんは大注目のアイテムですね。
それでは。
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ドロップハンドルのカスタム「3T エアロノヴァTEAM」
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各社エアロロードバイクの開発に力を入れていますが、フレームだけでなくパーツも空気抵抗を意識したエアロ形状のアイテムが続々とリリースされています。特にハンドルはバイクの先頭にあり、風の影響を受けやすいパーツでもあるので、ステム一体型ハンドルなど様々なエアロ形状のハンドルが存在します。
3T AERONOVA TEAM
今回はエアロ形状のハンドルのカスタムを承りました。3TのAERONOVA(エアロノヴァ)TEAMというモデルです。3Tはハンドルをはじめコックピット系のラインナップが多いのが特徴です。その中でもエアロノヴァシリーズはドロップが浅めな設定のため、下ハンドルが近くなり握りやすい。このため幅広いユーザーさんに対応できるのがうれしいところ。

素材:カーボン
サイズ:400、420、440mm(C-C)
リーチ:104mm
ドロップ:127mm
重量:220g(420㎜)
ワイヤーケーブルはすべてハンドル内装式
カーボンハンドル、とりわけエアロ形状のドロップハンドルはワイヤーケーブル類をハンドル内に内装することが多い。今回のエアロノヴァTEAMもハンドル内装式です。

このようにエルゴパワーから出てきたワイヤーケーブルはハンドルに空けられた穴に入り、ステムとのクランプ部分の直前に穴から出てきます。ここ数年でワイヤーケーブルのフレーム内装式が定番化しましたが、内装式はワイヤーケーブルのセッティングに比較的時間がかかるためDIYで行うユーザーさんはちょっとてこずる部分だと思います。
ケーブルのルーティンや長さをしっかり定めないとレバーのタッチや変速性能が著しく低下してしまうのですごく注意が必要なところですね。
特に機械式はシフト、ブレーキの2本のアウターが入り込むのできれいに入れるにはコツが必要です。逆にDi2やEPSならエレクトリックケーブルが細いので作業はしやすいかもしれません。
また、ハンドル内装式の場合、私はインナーケーブルの精度も大事だと思っています。シマノであればデュラエースやアルテグラで採用されているポリマーコーティングケーブルや105で採用のオプティスリックケーブルの仕様をおすすめしています。なぜならケーブル内装式のハンドルはレバーの固定角度や様々な要因により、ワイヤーのルーティンがタイトになりやすく、タイトになることでインナーワイヤーの動きが渋くなってしまうからです。これを改善するためには極力摩擦抵抗の低いインナーケーブルを使用することで解決できるからです。
今回はカンパニョーロのグループセットのため、カンパニョーロ純正ウルトラローフリクションケーブルをアッセンブル。

ワイヤーケーブルをすべて通した状態です。ここからシフト、ブレーキの調整、精度を出していきます。

バーテープを巻いて完成。今回はフラット部分にバーテープは巻かずお渡ししました。エアロノヴァなら全部に巻かずこの方がよいと思っています。
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VIKINGでは随時ロードバイクのカスタム受付中です。今回はパーツもすべてご購入いただきましたが、パーツのお持ち込みも承ります。コンポーネントの交換やホイールの交換、初期調整などなんでも結構です。是非お問い合わせください。
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コンポーネントのグレードアップ RIDLEY(リドレー)FENIX をシマノ・アルテグラR8000に
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最近、偶然ですがRIDLEY(リドレー)ユーザーさんのバイクを触らせていただく機会が多い気がします。今回はリドレーのミドルグレードモデルであるFENIXのカスタムです。
シマノ・アルテグラR8000にグレードアップ
カスタム内容はコンポーネントの交換。シマノ105から現行のアルテグラR8000シリーズにグレードアップ作業です。

もともとついていたのは105ですが、画像にあるように5700シリーズのため10速仕様でした。これらのコンポーネントを一通り取り外し、フレーム、ホイールのクリーニングを行っていきます。
他のショップさんでもそうだと思いますが、基本的にコンポーネントの交換作業の際は、最低限フレーム、ホイールのクリーニングと振れ取りはしっかり行ってお渡ししています。コンポーネントはきれいだけどフレームとホイールはちょっと汚れているなぁという残念な仕上げにはなりませんので、ご安心くださいね。

コンポーネントのグレードアップ完成しました。シルバー系のパーツからブラックに近い色味になりましたので、バイク全体のイメージも渋くなった感があります。

R8000やデュラエースR9100シリーズは旧モデルと違ってフロントディレイラーのアジャスターの設置が不要なったので作業工程上非常にメリットを感じます。ワイヤーのルーティーンもより美しく仕上げることができます。

リアディレイラーはR8000シリーズよりシャドーディレイラーを採用。このシャドータイプはもともとMTBのコンポーネントから導入された形状で、リアエンドから極力外側にディレイラーは張り出さないように抑えられたデザインです。これにより転倒時にリアディレイラーを守る効果があり、ロードバイクにも導入されました。

こちらの角度から見るとわかりやすいと思いますが、チェーンがトップ側のギアにあるのにもかかわらずリアディレイラーが内側にオフセットしています。

先述したフロントディレイラーのアジャスターが不要になったことは、このようにフロントディレイラー自体にアジャストボルトが採用されたためです。2㎜サイズの六角レンチで調整します。

作業工賃と納期
ロードバイクのコンポーネント交換の料金と納期は以下の通りです。
作業工賃:税別20,000~25,000円(分解工賃込み、コンポーネント等のパーツ代は別途)
納期:1週間~10日程度
パーツのお持ち込みも歓迎しています。
古くなった10速仕様のコンポーネントから11速化したり、Di2にしてみたいなどコンポーネントのグレードアップは様々方法があります。是非ご検討ください。お問い合わせはこちら。
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なさそうだけどある?27.5インチのスリックタイヤRITCHEY(リッチー)TOM SLICK
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27.5インチ(650B)と言えば昨今のMTBの標準となっている規格ですが、どちらかというと太いタイヤを装着するホイールサイズですね。でも逆に27.5インチで細めのタイヤは需要があるのでしょうか?そんな風に思えるタイヤがMTBの生みの親「RITCHEY」(リッチー)からリリースされています。
RITCHEY(リッチー) TOM SLICK 650B×1.1(28c) 参考価格:税別4,100円
さて、このタイヤどんなバイクに使用するのか?となりますよね。今回はシクロクロス系のフレームに装着することになりました。シクロクロスは700cホイールが基本仕様ですが、中にはフレームサイズが小さいために27.5インチ仕様の完成車をリリースしているところがあります。
そういった完成車で舗装路を走るためにRITCHEY TOM SLICKはうってつけのタイヤとなります。28cサイズなのでかなり細い印象です。ちなみに“TOM”はリッチー本人のファーストネームです。

タイヤのトレッドパターンはハの字の連続でとてもシンプル。MTBの標準が27.5インチになってからスリックタイヤをチョイスし細くして乗っているユーザーさんは少なくなりましたが、それは根本的に細くできるタイヤが少ないということだと思います。
また装着にあたっての注意点は、ホイールのリム幅を前もってチェックすることです。今回のホイールは28cの細さが対応できる比較的リム幅が狭いクロスカントリー用のホイールでしたが、エンデューロやフリーライド向けの27.5インチホイールはTOM SLICKのような28cよりもリム幅が広い場合がほとんどです。この点が注意です。
それでは。
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SRAM Red eTAP 取り付け RIDLEY(リドレー)NOAH(ノア)の場合
こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
VIKINGでも比較的多いカスタムである電動ワイヤレスシフト「SRAM Red eTAP」 の取り付けを今回RIDLEY(リドレー)のNOAH(ノア)でご依頼いただきました。
リドレーはご存知自転車が国技と化しているベルギーのブランド。ロードレース選手ではトム・ボーネンや、フィリップ・ジルベールが有名ですね。また冬場のシクロクロスも盛んなお国柄です。また最近ではサッカーワールドカップロシア大会で大きく活躍した国でもありますね。
Red eTAP化は前後ディレイラーとシフター交換から

SRAMの製品はシマノと互換性があるパーツが多いためSRAM Red eTAP化する際もコンポーネントをすべてSRAM製品にする必要はありません。必要なRed eTAPのアイテムは、
1.SRAM RED eTap シフター(左右セット)

2.SRAM RED eTap リアディレイラー

3. SRAM RED eTap フロントディレイラー

基本的に以上3点のコンポーネントを換装することでワイヤレスシフトRed eTAPが体感できます。これらに前後バッテリーやブレーキケーブルなどをセットにしたキット製品がリリースされています。価格は20万円台です。

SRAMのRedの機械式シフターと比べて捜査もシンプルになり、変速性能も非常に高いレベルで調整可能です。
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ピナレロ GAN Sをステム一体型ハンドルにカスタム!専用マウントでガーミンもライトもスッキリに。
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前回に引き続きドロップハンドルの話題となります。
今回はピナレロのミドルグレードモデルであるGAN Sのハンドルカスタムです。ピナレロがリリースするコンポーネントブランドMOST(モスト)のステム一体型ハンドルをチョイスしました。
MOST インテグレーテッド ハンドルバー
今回カスタムさせていただいたハンドルはこちら。
MOST TALON Aero Compact 1K
参考価格:税別90,800円
当たり前ですが、ピナレロのフレームには一番相性が良いステム一体型ハンドルで、MOSTではインテグレーテッドハンドルバーと言います。
カスタム作業開始

元の状態がこちら。純正の円形のヘッドパーツカバーが付いています。

円形のヘッドパーツカバーからエアロ形状のカバーに交換します。

カバーと同形状のコラムスペーサーを数枚かませてヘッドを固定します。

ガーミンとフロントライトもこのようにスッキリと配置できました。これには以下のパーツを使用しています。
iTALON コンボパック 参考価格:税別4,840円
TALON インテグレーテッドハンドルバーのステム裏側に装着するアクセサリーブラケットです。EPSやDi2のジャンクションを固定したり、ガーミン等のGPSサイコンの取付けが可能。 ライトを装着するホルダーも付属してきます。

バーテープを巻いて完成。バーテープはスパカズのSUPER STICHY KUSH。耐久性とクッション性が売りの人気ブランドです。
ハンドル交換をはじめコンポーネントカスタムは常時受け付け中
VIKINGでは今回のハンドルカスタムをはじめ様々なカスタムを承っています。カスタムパーツのほとんどはVIKINGで購入可能ですが、最近の流行りの海外通販で購入し、お持ち込みいただいてもOKです。
作業期間はカスタム内容により異なりますので、一度お問い合わせいただければと思います。
それでは。
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CANYONのハンドルカスタムは高級感あるセミエアロハンドル「3T SUPERERGO LTD」
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今回はCANYONのハンドルカスタムを承りました。CANYONには純正のステム一体型エアロハンドルにアップグレードされるユーザーさんが多いのですが、今回は互換性の問題で、ステム一体型エアロハンドルの取り付けができませんでした。代替案としてステムと別体にすることに。
そこで選んだのがこちら3Tのセミエアロ形状のSUPERERGO(スーパーエルゴ)LTD STELTHです。
SUPERERGO LTD STELTH
DROP:119㎜ REACH:77㎜
WEIGHT:173g(420㎜)
フラット部分がゼミエアロ形状になっており、ドロップ、リーチとも短めのコンパクトハンドルです。コンパクトは無理なくすべてのハンドルポジションを握ることができるので、初心者やちょっと体が硬めのユーザーさんにはお勧めです。また各メーカーもコンパクトに力を入れているので選びやすいジャンルでもあります。FSAなどがラインアップが多くて有名です。
ケーブルはもちろん内装式

エアロを意識したロードバイクのハンドルは必ずと言っていいほどケーブル内装式になることが多いです。今回ももちろん内装式です。コンポーネントは機械式のシマノデュラエースR9100のため、シフト&ブレーキ両アウターがハンドル内を通ります。

Di2やSRAM eTAPは比較的通しやすいですが、機械式の内装は地味に大変な作業なんです。従来の外装式ケーブルよりも倍の時間がかかってるかも。慣れたユーザーさんでしたら問題ないと思いますが、初めてのユーザーさんがDIYで内装ケーブルをセッティングするのはちょっとリスキーかもしれません。

正しく通すとこのようになります。内装式の場合、ハンドル内やSTIレバーとハンドル穴の間はケーブルがタイトになりやすい場所です。今回はデュラエースのポリマーコーティングされているケーブルを使用したので、摩擦抵抗はかなり抑えられていますが、通常のステンレスケーブルでは摩擦抵抗を抑えきれないのでタッチ重くなり、変速性能や制動力が落ちてしまいます。
ハンドルにケーブルを内装する際は、デュラエースをはじめとした摩擦抵抗を抑える高性能ケーブルの使用をおすすめします。

フラット部はこのようなデザイン。シンプルですが高級感がありますね。
パーツ持ち込みでも作業OK
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ピナレロ GAN SにSRAM eTAPをカスタム。すべてSRAM Redによる統一感ある1台が完成
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今回のカスタムのご依頼は、最近ユーザーさんも増え勢いを感じている「SRAM eTAP」の組み付けです。もはやご存知の方は多いと思いますが、eTAPとはアメリカのコンポーネントメーカーであるSRAM社が手掛けるワイヤレスシフトシステムです。
ワイヤレスということで通常他社ではエレクトリックケーブルが必要となりますが、eTAPではもちろん不要になります。それによってフレームがすっきりし、さらにはケーブル分の軽量化も図ることができます。私のようなメカニック目線で言うと組付けの時間短縮にもつながっています。
関連記事:コルナゴのエアロロードバイク「V1-R」を無線シフト「SRAM eTAP」で組立
関連記事:ロードバイク コンポーネント SRAM スラム Red eTAP の実力。
ピナレロ GAN SにSRAM Red eTAPをアッセンブル

モデルなるロードバイクはピナレロのGAN S。ドグマを筆頭としたピナレロの車種の中でミドル~ハイグレードに位置するのがGAN S。要所でドグマの遺伝子が組み込まれた非常に洗練されたフレームに感じます。

組付け途中のeTAPフロントディレイラーです。赤いプレートのようなものが写っていますが、これを取り外してバッテリーを装着します。バッテリーは別体型になっており、前後ディレイラーとも同じタイプを使います(前後でバッテリーが2つ必要ということ)。

比較的小ぶりなeTAPのレバー部分。指の長さに応じてリーチの長さを調整できる仕組みです。左レバーがリアのシフトダウン(軽くなる)、右レバーがシフトアップ(重くなる)と割り当てられ、フロントは左右同時でアップダウンとも行います。
ガラスコーティングの施工で傷に強いフレームへ

今回組み付ける前にフレーム、フォークにガラスコーティングを施工しました。すごくきれいに乗られている感じでしたが、ガラスコーティングすることでさらに新品のような光沢とマット感の両方が際立ちました。もちろんガラスコーティングの一番の効果である「細かい傷に強いフレーム」にもなっています。

関連記事:ガラスコーティングを施工したGIANT TCR にシマノ・アルテグラのコンポーネントをインストール
関連記事:DE ROSA(デローザ)IDOL(アイドル)のガラスコーティング
SRAM eTAPはレバーと前後ディレイラーがあれば導入可能
SRAMのロードバイクコンポーネントは一部シマノとの互換性があります。それはチェーン(11速)、スプロケット、ブレーキキャリパーです。そのためeTAPを導入する際に前述の3つのパーツはほとんど流用することができます。
■ Red eTAPレバー
■ フロントディレイラー
■ リアディレイラー
■ バッテリー
■ 充電器
eTAPは最低限これらのパーツをそろえることで始められるので、前述のブレーキなどは流用が可能となるわけです。

しかし今回はすべてSRAM Red仕様でアッセンブルしました。シマノとミックスすることはせず、コンポーネントの統一感を図った格好です。ちなみにですがライバルメーカーのカンパニョーロは同一コンポーネントで組むことが性能を最大限に発揮できるとうたっています。



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CANYON ENDURACE CFのデュラエース化とヒルクライムを意識したビッグプーリーカスタム。
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CANYONのロードバイク「ENDURACE CF SL」のシマノ105仕様を購入されたユーザーさん。購入後間もなくヒルクライムにはまってしまい、厳しい勾配でもリズムよく自分のペースで登れるようになりたいとのご要望で今回コンポーネントと駆動系にカスタムを加えることになりました。
コンポーネントはデュラエースで間違いなし

まずヒルクライムに重要な要素の一つに軽量化があります。コンポーネントをごっそり換装することでかなりの重量減が実現できます。軽量化の候補としてカンパニョーロのスーパーレコードもしくはレコード、SRAMのRED eTAPという選択肢もありましたが、操作性と決して軽視はできない変速性能を考慮した結果、シマノ・デュラエースR9100シリーズに。
クランク長を若干短く(165㎜)し、スプロケットは11-30T。R9100はリアディレイラーのロングケージがラインナップにないためロー最大は30Tとなります。
非円形チェーンリング、セラミックBB、軽量チェーン、そしてビッグプーリーの4点カスタム

コンポーネント以外にカスタムする箇所がチェーンリング、ディレイラープーリー、BB、チェーンの4点。それぞれ紹介してきましょう。
RIDEAの非円形チェーンリングのメリットとは

デュラエースの純正チェーンリングをやめて台湾のカスタムパーツメーカー「RIDEA」の非円形チェーンリングをチョイス。いわゆる楕円チェーンリングと言われているメーカーです。パイオニア且つ装着率が一番高いのはスペインのROTOR(ローター)ですが、今回はあえてRIDEAを選ぶことに。
チェーンリングを非円形にすることで一番パワーを伝達したいポイントで踏むことができます。さらにパワーが入らない上死点、下死点では直径が短い部分となり速く通過できます。そのためパワーポイントが早くやってくることになり、踏むべきポイントがわかりやすくなりリズムよく踏むことができるようになります。
この繰り返しにより力を加える位置がわかるので、筋力の消耗を抑え、疲れにくさにつながる大きな効果があります。
私は両ブランドともに使用してきましたが、RIDEAをおすすめした理由のひとつは変速性能です。デュラエース純正のクランクセットが間違いなく一番変速性能が良いわけで、それを外し他社製品のチェーンリングをつけることは変速性能に影響を与えるということです。
そんな状況でもRIDEAの変速性能は純正時と何ら遜色なく動いてくれます。フレームはカーボン以外にアルミ、クロモリ、チタンの各素材で試してみても問題はありませんでした。
二つ目の理由は非円形のメリットであるパワーポイント(最大直径)の幅が他社よりも広いことです。ROTORのパワーポイントが10°に比べてRIDEAは40°もあるので使用できるポイントを逃すことはありません。RIDEAは最も効率良く足からクランクへパワーを伝達するための非真円カーブを追及して開発されたチェーンリングなのです。
歯数構成はヒルクライムですので50-34Tを装着しました。
RIDEA 非円形チェーンリング(ROAD POWERING R9100 )参考価格:税別28,000円
BBはもちろんセラミックベアリング

ヒルクライム仕様でなくても回転系カスタムで欠かすことのできないアイテムがセラミックBBです。今回選んだメーカーはWISHBONE(ウィッシュボーン)です。こちらもRIDEAと同様に台湾ブランドなわけですが、すごいのはほとんどすべてのBB規格に対応したBBをリリースしていること。

また、CANYONはBB86規格を採用しGIANTやBMCも採用するなど比較的多数派のBB規格と言われています。シマノ純正BBと比較すると摩擦抵抗は一目瞭然です。シマノ純正BBはグリスがしっかり注入され防塵、防水に長けていますが、その分が抵抗というデメリットにつながっています。これをセラミック製にすることにより摩擦抵抗を減らしさらには軽量化もできるようになります。
ウィッシュボーンセラミックBB BB86-SH 参考価格:税別18,000円
変速性能と軽量化はX11 SLで決まり

チェーン選びのは第一に変速性能です。基本はシマノ純正チェーンがファーストチョイスなりますが、KMCの変速性能も非常に優れています。さらには中空ピンを採用しデュラエースチェーンよりも軽量に仕上がっています。私も長年チェーンはMTBも含めてKMCを愛用しています。
ピンの上下部分がえぐられているように見えませんか?これがスムースな変速を実現している肝の部分なのです。
KMC X11SL 参考価格:税別11,550円
仕上げはフルセラミックビッグプーリー

そして今回のハイライトともいうべきカスタムがリアディレイラーのビッグプーリー化です。ビッグプーリーとはリアディレイラーのガイドプーリー、テンションプーリーを大型化することです。上下のプーリーを大型化することでチェーンにかかる抵抗を抑制することができ、ペダリングの軽さにつながっていきます。
さらにプーリー内にあるベアリングをBB同様セラミック製にすることでさらなる回転効率が生まれます。今回選んでいただいたビッグプーリーのブランドは非円形チェーンリングと同じくRIDEAです。プーリーは「フルセラミック」と言ってベアリングとその玉受けの両方がセラミック製となっており、この組み合わせによりグリスの封入の必要がない非常に画期的なビッグプーリーです。もちろん定期的なクリーニングは必要になりますが、グリスアップは必要ありません。
このフルセラミックビッグプーリーがどれくらいすごいのかというのはこちらの動画を見ていただくとわかりやすいかもしれません。
まさにハンドスピナー状態ですね。これがペダリングに生かされるとなると、ビッグプーリー化はこれからのカスタムのトレンドとなるかもしれません。
しかし、ビッグプーリー化には少なからずデメリットも存在します。プーリーとケージが純正外になることで弊害が生まれます。それが変速性能です。プーリーは大きくすればするほど変速性能が低下する傾向にあるのです。そのため変速性能もしっかり確保できているメーカーを選ぶのは必須だと思います。

ビッグプーリーをリリースしているメーカーとして、RIDEAのほかにセラミックスピード、カーボンドライジャパン、バーナー、TNIなどがありますが、その中でもRIDEAは変速性能が純正時とほぼ変わらない印象があるためVIKINGとしては非常におすすめをしています。
RIDEA フルセラミックビッグプーリーC38 参考価格:税別32,000円
ビッグプーリー化が今後のロードバイクカスタムのトレンドとなるのか?
コンポーネントの交換やホイールのグレードアップが一通り終わったユーザーさんは、さらにロードバイクの乗りやすさを追求するにはセラミックベアリングのカスタムが良いのではないでしょうか。
BBにビッグプーリーと走りに直結する部分ですので、十分違いを体験できるはずです。
それでは。
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