こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するロードバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
ロードバイクユーザーさんの中で憧れのブランドのひとつに数えられ、レーシングブランドとしても名高い「TIME」。今回はTIMEのヒルクライムに最適化された「ALPE D’HUEZ」の組み立てをカンパニョーロ・レコードEPSで行いました。
ロードバイクのコンポーネントはシマノが圧倒的なシェアを誇りますが、TIMEに関して言えばカンパニョーロを積極的に取り入れてきた歴史があります。TIMEは基本的にフレームセットでの販売ですが、限定モデルの完成車にはカンパニョーロで採用し販売するなど、ユーザーさんのカンパ率が高いブランドです。
ブランド史上最軽量モデル ALPE D’HUEZ

TIMEのラインナップはすべて自国であるフランス生産であり、ALPE D’HUEZに至ってはブランド史上最軽量を実現しています。またフロントフォークはAKTIV フォークと称したダンパー内蔵の振動吸収システム採用し、乗り心地の良さとペダリング効率の向上に効果を発揮します。

BBは左右非対称設計のBB386を採用。

タイムが長年採用してきた独自のヘッドセット機構である「クイックセット」。専用工具を使用しベアリングの玉あたりを調整します。この機構により、コラム内にアンカーナットが不要となり、トルク管理のわずらわしさから解放されます。
カンパニョーロ・レコードEPSの組付け

レコードEPS 11速モデルをアッセンブルしていきます。配線の接続はシマノDi2とは異なり、バッテリーユニットからの伸びる配線と各パーツから伸びる配線をジョイントする接続方法です。

電動ケーブルとジョイント部はDi2よりも太めで、強そうな印象ですが、逆にケーブル内装ハンドルにアッセンブルする際は太さが裏目に出て、通すのが若干困難になる可能性も否定できません。ハンドルとの相性になるでしょう。

完成しました。改めてアッセンブルパーツは以下の通りです。
グループセット:カンパニョーロ・レコードEPS
ホイール:カンパニョーロ・ボーラウルトラTU
ハンドル:DEDA
サドル:サンマルコ
チェーン:KMC

今回チェーンはカンパニョーロ純正ではなくKMCのX11SLチェーンをチョイス。ALPE D’HUEZですからチェーンも軽量にということですね。

ちなみにALPE D’HUEZの意味はご存知ですよね。よくツール・ド・フランスの超級山岳に選ばれる有名な峠の名前です。ALPE D’HUEZを制するか否かで総合優勝の行方が大きく左右される重要な局面でもあります。
フレームセットからの組み付け料金、納期
VIKINGではロードバイクの組付け作業を随時承っています。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも歓迎です。お気軽にお問い合わせください。
作業工賃:25,000円(税別)~
作業期間:1週間から10日
また、ロードバイク、MTB、ミニベロ、クロスバイク、シングルスピードなどジャンル問わずフルメンテナンス、オーバーホールを承りますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは。
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BMC ROADMACHINE01 電動シフトとディスクブレーキの組み合わせでフル内装化を実現
こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するロードバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
ロードディスクブレーキに関する記事が最近増えてきました。今回もその類となります。スイスのレーシングブランドBMCのROADMACHINE01のフレームからの組み立てをさせていただきました。
フル内装化が可能なフレーム

BMCのROADMACHINE01は同ブランドの中ではエンデューロやロングライドに適したモデルとして位置づけられています。とはいっても全体を見るとエアロ形状を採用したりなど、フォルムやシルエットにもこだわるライダーにとっては満足できるデザインかもしれません。私個人的にも非常に好みな形状です。
さらにROADMACHINEはコンポーネントの組み合わせで配線やホースをすべてフレームに内装化できる特徴を持ちます。昨今のカーボンフレームは、ケーブルがダウンチューブやトップチューブの中を通る内装化のフレームが多数派になりましたが、このROADMACHINE01は電動シフトと油圧ディスクブレーキの組み合わせであれば、配線とホースがほぼ視界に入らないフル内装化が可能です。
以下の画像をご覧ください。フォークコラムが円形ではなく専用形状にすることで脇にディスクブレーキホースを通すスペースが用意されています。。この後にDi2のエレクトリックケーブルもホースに沿わせて配線していきます。

さらにステムを装着し、ステムの底部からホースとエレクトリックケーブルが顔を出す構造です。

これらの取り回しは機械式のシフト、ブレーキでは抵抗が大きすぎて実現は難しいと思います。油圧ディスクブレーキと電動シフトの組み合わせだからだからこそできる取り回しですね。

下から除くとこんな感じ。今回、ハンドルは3Tのエルゴノヴァを選択されたため、ステム底から出てきたホースと配線はすぐにハンドル内に入っていきます。外の空気に触れるのはほんの一部にすぎないということですね。
BBは定評のあるWISHBONEで

ROADMACHINE01のBB規格はBB86。プレスフィット式では多数派のBB規格です。一番ベーシックなBBでシマノ純正品もありますが、やはりここは回転効率、性能重視でセラミックBBをアッセンブル。WISHBONE(ウィッシュボーン)BB86-SHを装着です。
このWISHBONEのセラミックBBはVIKINGでも非常に人気があり売れ筋パーツなのですが、実際に装着されたユーザーさんもほとんどの方が前のBBとの違いを感じているご様子です。
WISHBONE BB86-SH:18,000円(税抜)
関連記事:純正からのグレードアップにWISHBONE(ウィッシュボーン)のセラミックBBはどうでしょう?
ブリーディングの精度で効きもタッチも変わる

油圧ブレーキのアッセンブルで避けて通れないのがブリーディング、いわゆるオイル注入とエア抜きです。ディスクブレーキのキャリパーやホース内は時間が経つにつれオイルが汚れ、気泡(エア)が溜まっていきます。
エアが増加するにつれて、ブレーキの効きが弱くなり、握りのタッチが柔らかくなります(カッチリ感が弱くなる)。そのため新しいオイルを注入するときはエアが極力残らないようにしっかりとセッティングすることが重要になってきます。
またDIYでもやりたいところですが、ブリーディングは専門技術が必要であることと、ブレーキオイルは有害物質でもあるので、作業はプロに任せるのが間違いないと思います。

関連記事:シマノのロードバイク用ディスクブレーキの特徴とパッドやローターの違いで何が変わる?
関連記事:ディスクブレーキのパッドとブレーキオイル。交換はどのタイミングが一番良い?
フル内装化で見えてくる将来的なロードバイクの形

BMC ROADMACHINE01 シマノ・デュラエースR9170 Di2仕様の完成です。ホイールはENVEを採用。スペックは申し分ない組み合わせです。


ハンドル回りに注目するとケーブル類が一切ないフル内装仕様であることが分かりますね。

Di2のジャンクションAはダウンチューブに専用の設置場所があり、充電ポートもこちらになります。スマートフォンでDi2設定を行うためのワイヤレスユニットは、このダウンチューブ内に収めています。

スマートに仕上がったので組ませていただいた私も満足感いっぱいです。このような仕様のバイクが将来的にもっと増えていく気がします。さらにスポークやチェーンを廃した未来的デザインのロードバイクも今後出てくるのではないでしょうか?進化が楽しみですね。
フレームセットからの組み付け料金、納期
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キャノンデールCAAD12ディスクのオーバーホールとホイール・チューブレスカスタム
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今回はキャンデールのロングセラーモデルであり、ブランドの顔ともいうべき存在のCAADシリーズの中でCAAD12ディスクのフルメンテンナンス・オーバーホールとカスタムのご依頼をいただきました。
CAADシリーズの一番の特徴はご存知アルミフレームということですよね。アルミはカーボンに比べてコストが低く、フレームとして軽量で完成度が高いのでエントリーバイクに選ばれることも多い傾向です。CAADシリーズは初代から数えればもう30年近くになるでしょうか。時代とともにモデルチェンジを繰り返し、現在CAAD12まで登り詰めています。
オーバーホールとRIDEAチェーンリングの効果とは

まずはコンポーネントをはじめとしたパーツの分解、洗浄です。メインコンポーネントはシマノ105・5800シリーズでした。クランクがキャンデール純正の3ピース構造のSIクランクです。キャノンデールはBB規格にBB30を採用しているブランドのためシマノ製のクランクを使用したい場合は変換用のBBが必要です。例えばウィッシュボーンやスギノ、TOKENなどです。

今回はSIクランクを継続使用するためBBの変換は無しですが、チェーンリングは非円形(RIDEAパワーリング)にカスタム。ブランドは台湾のカスタムブランド「RIDEA」です。ペダリングで一番パワーがかかる部分をオーバル化することで新円時よりもパワー伝達を高め、上死点と下死点では無駄なパワーを消費しないよう早く通過させる仕組みです。これによりペダリングパワーのムラが減り、引き足を使用する必要がなくなります。そのため踏み込みだけ意識すればよくなるのでメリハリが聞いたペダリングが実現できます。
効果としては、目に見えてスピードが上がるというわけではなく、効率よくペダリングができるようになるため、登りにおいてリズミカル且つ安定したペダリングにつながっていきます。また上下死点での通過が早くなるためケイデンスの向上にも効果が表れます。
RIDEA ROAD POWERING
歯数:50/34T、52/36T、53/39T
価格:W2タイプ(±2T) 28,000円(税別)(アウター、インナーセット販売)
関連記事:新型デュラエース対応の楕円チェーンリング、RIDEA「POWERING」とは?
今後のトレンドとなるチューブレスホイール

ホイールのカスタムも行いました。MAVICのキシリウムエリートUSTです。こちらのCAADシリーズ同様、MAVICの歴史を語る上で欠かすことのできないアルミ製の名ホイールです。今回はそのロードバイクチューブレス仕様をアッセンブル。
MAVICのチューブレス規格「UST」は他メーカーのチューブレスレディタイプと同じく「シーラント」が必要です。シーラントとはチューブレスタイヤとリムとの気密性を高めるために使用します。またシーラントが入っていることで異物が刺さった時にシーラントがその箇所を塞いでくれる効果があるため、クリンチャーよりも圧倒的にパンクのリスクが減少します。

また乗り心地もクリンチャーと比べると大きく異なります。同じチューブレス対応ホイールにチューブレス化したタイヤとクリンチャーのタイヤでそれぞれ乗り比べてみると、クリンチャーの方が乗り心地が硬い印象を持ちます。一方でチューブレスの場合はそれがなくすごくソフトで滑らかな感触を得ることができます。どちらかというとチューブラーに近い乗り心地です。
さらにチューブレスはリム打ちパンクのリスクが無く、空気圧を抑えることできるため、よりタイヤのグリップ力を得ることができます。
「レースシーンを塗り替え得るロードチューブレスのメリットを、メンテナンスにこだわるライダーたちによって享受できないのはいかがなものでしょうか」
とMAVICのHPに記載されていますが、おぉ!メーカーだけに突っ込んだ発言だなと思いながらも、私自身も今後チューブレスがロードバイクタイヤのスタンダードになることは間違いないと思っています。やっぱりホイールのバリエーションが増えたことが大きいと思います。フルカーボンホイールは以前までチューブラーが基本でしたが、技術力の向上でクリンチャーも対応できるようになり、さらにはチューブレスの可能になってきました。
シマノは以前からチューブレスに力を入れてきましたが、大御所のMAVICやカンパニョーロのカーボンモデルにチューブレスが対応可能になったことで爆発的増えてほしいなという願いはありますね。

チューブレス化することにより、耐パンク性の劇的な向上、前述した乗り心地の滑らかさが大きなメリットです。一方でデメリットとしては機能、性能にかかわることではあまり見当たりません。チューブレス化することでの初期投資はかかりますが、これはデメリットと言うにはちょっと違う気がします。
大きな異物が刺さりシーラントでも対応できない穴ができてしまった場合は、タイヤ交換となってしますが、これはチューブラーもクリンチャーも同じことなので、チューブレス特有のデメリットではありません。
以上を踏まえるとできるだけ早くチューブレスタイヤをお試しいただくのが良いのではないでしょうか。
CAAD12 ディスク カスタムスペック

モデル:CAAD12 ディスク
コンポート:シマノ105 5800シリーズ
ホイール:MAVIC キシリウムエリートUST
カスタムパーツ:RIDEA パワーリング,スパカズ ギャラクシーバーテープ,シマノデュラエース ディスクローター(SM-RT900S)

フレームのブルーラインに合わせて、バーテープのスパカズのギャラクシーブルーをチョイス。

MAVICのキシリウムエリートUSTがシマノセンターロック方式のため、ディスクローターもセンターロック式に換装(以前のホイールは6穴)。デュラエースグレードであるSM-RT9200Sでフロント160㎜、リア140㎜をチョイス。SM-RT900Sは冷却効果が高く、制動力の安定につながります。レバーやディスクキャリーパーがデュラエースでなくとも、ローターだけSM-RT900Sに変えるだけでも効果はあると思います。

オーバーホールの料金と納期

ロードバイクのオーバーホール料金は税別30,000円からとなり、消耗品等の補修パーツは別途いただいています。作業期間は10日~2週間ほどでお渡しいたします。作業料金は車種や仕様により異なりますので、ご不明な点等ありましたらお問い合わせください。お見積りも承っています。
作業工賃:30,000円(税別)~ 消耗品パーツ別途料金
作業期間:10日から2週間
また、オーバーホールのタイミングでホイールやコンポーネントを新調するのもおすすめです。オーバーホールによって自転車がきれいによみがえりますので、新品パーツを装着するには非常にうってつけだからです。
パーツの組付け工賃はオーバーホール時であれば追加でかかることは基本的にありません(お持ち込みパーツがある場合は別)。是非ご検討ください。
それでは
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TREKと言えばBB90。セラミックBBカスタムとガラスコーティング
こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するロードバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
今回はTREKのヒルクライム向き軽量フレームであるĒMONDA(エモンダ) SL6のカスタムです。まず目を引くのはワインレッドなフレームカラーですね。黒系のパーツと非常に相性ピッタリだと思います。
まずはある駆動系のパーツを取り外しクリーニング(Aメンテナンス)を行い、フレームはガラスコーティングを施工。
関連記事:DE ROSA(デローザ)IDOL(アイドル)のガラスコーティング。

BB周りは曲線が多いためガラスコーティングが非常に際立つ部分。シートチューブのUCIステッカーがダウンチューブに映り込むほどの滑らかさです。
参考価格:税抜15,000円
使用したBBはこちら。スギノ製のセラミックBBです。BB90はTREK専用規格だけあり、BBの選択肢も非常に少ないのが実情です。しかしこのスギノ製のセラミックBBは回転性能もさることながら、防水性能も非常に高いためVIKINGでは積極的におすすめしています。
完成です。

コンポーネントはシマノ・アルテグラR8000シリーズ。ディスクブレーキに、チューブレスタイヤです。今後のロードバイクの新たな標準仕様です。


フレームセットからの組付け、随時承ります
VIKINGではロードバイクの組付け作業を随時承っています。フレーム、もしくはパーツのお持ち込みも歓迎です。お気軽にお問い合わせください。
作業工賃:25,000円(税別)~
作業期間:1週間から10日
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オーバーホールのついでカスタム「スペシャライズド ターマックSL4」
こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
今回はスペシャライズドのターマックSL4のオーバーホールとカスタマイズをさせていただきました。具体的な内容として、
■ オーバーホール・フルメンテナンス
■ ガラスコーティング
■ リアディレイラーのビッグプーリー化
■ S-worksエアロハンドルの装着
これら4つを軸に作業させていただきました。
フレーム・フォークのガラスコーティング

フレームからパーツをすべて取り外し、クリーニングを行った後に、ガラスコーティングのコーティング剤を塗りこみます。コーティング剤は24時間もあれば完全硬化し、このような艶を手に入れることができます。通常のワックスコーティングでも艶を出すことはできますが、持続性が短いのでこまめに行う必要があります。

一方で、VIKINGで施工しているガラスコーティングはクリア塗装をかけるようなイメージなので、非常に持続性が高く、長時間艶を保つことができます。
ビッグプーリーはRIDEAのフルセラミック

ビッグプーリーは信頼できる変速性能と、フルセラミックの回転性能が売りのRIDEA C35.アッパー13Tのローアー15Tの組み合わせです。今回のリアディレイラーがシマノ・デュラエースRD-9000だったためC35をお選びいただきましたが、現行のRD-R9100やRD8000シリーズにはRIDEAのC38がおすすめです。アッパー15T、ローアー18Tの組み合わせです。これにより更なるチェーン抵抗の抑制につながります。
関連記事:インパクト抜群!RIDEA ビッグプーリー C38
S-WORKS カーボンエアロハンドル

ターマックはヒルクライムに強いバイクの傾向があります。そのためハンドルもエアロ家お嬢よりは軽量を優先的に選ぶケースが多いのですが、エアロハンドルのインパクトはバイクのイメージを大きく変えてくれるため、今回はあえてチョイス。
ケーブル内装式ですが比較的通しやすく、穴も大きめに空けられているため、DIYでもがんばればできるかもしれません。
オーバーホールはフレームからすべてのパーツを取り外し再組付けを行うため、気になったところのカスタムを行う絶好のタイミングでもあるんです。
年末年始のお休み
12月30日(日)~2019年1月4日(金)
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。
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話題のダイレクトマウントクランク「ROTOR ALDHU」をTREKにインストール
こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
年末のせいなのでしょうか?いつもよりも5割増しくらいでカスタムのオーダーをいただいています。今月は29日まで休まず走り続けますのでどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回ご紹介するカスタムはクランク回りです。今後主流になるであろうダイレクトマウント方式のクランクセットとBBを装着させていただきました。バイクはTERK DOMANEです。
ROTOR ALDHU ダイレクトマウントクランクセット

見出しにもありますが、こちらROTOR ALDHU クランクの装着です。ダイレクトマウントクランクとは、従来のスパイダーアーム取付式のクランク(シマノホローテックⅡやカンパニョーロなど)ではなく、左右クランク、スピンドル、チェーンリングがそれぞれ独立し、チェーンリングと一体構造になったスパイダーをドライブ側のクランクにマウントする方式です。
元はMTBのフロントシングル化の需要によりSRAMによって編み出された規格ですが、数年経ちロードバイクコンポーネントにもダイレクトマウントの波がやってきました。
ダイレクトマウントクランクにするメリットとして、シングル、ダブル問わず色々な歯数のチェーンリングをクランクアームはそのままで利用できる点です。この点は非常に魅力的ですね。また左右のクランクアームは同形状でよくなるので、製造上のコスト手間も抑えられるメリットもあるようです。
TREKはBB90規格

まずは既存のクランク、BBを外す作業です。アルテグラのクランクを外した後、BBを専用工具で外していきます。TREKのロードバイクのほとんどはBB規格がTREK専用規格になっておりBB90規格と呼ばれています。基本TREKのフレームしか用いられない規格になります。

外したBBのベアリングがこちら。片方がかなりさび付いてしまっていますね。なんで片方だけ・・・ちょっと謎です。

新しく装着するBB(ベアリング)はこちら。スギノのBB90セラミックです。スギノのBBはシマノのクランクに最適化された構造ですが、今回のROTOR ALDHUクランクにも結果的に対応できます。他の選択肢としてはROTOR純正のBB90用BBがありますね。

無事に装着完了です。ダイレクトマウントだけにボルトも見当たらず、クランク全体が一体化したようなイメージですね。そして、このALDHUに組み合わせるコンポーネントはこちら。
SRAM Red eTAPとの相性も問題なし

SRAM Red eTAPにRIDEA製のビッグプーリーを装着しています。しかも肉抜き無しのエアロプレートです。肝心のROTOR ALDHUを絡めた変速性能ですが、全く問題はなく性能低下は一切認められませんでした。SRAM Red eTAPとROTOR ALDHUクランクの組み合わせを考えていたユーザーさんの参考になれ良いと思います。
それでは!
インパクト抜群!RIDEA ビッグプーリー C38
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先日のサイクルモードの影響もあったでしょうか。ビッグプーリーのご用命をたくさんいただいています!
一番人気はやっぱり「RIDEA」 。C38はアッパー13T,ローアー18T でインパクトは抜群です!インナーローも使いやすくやっぱり回りが軽い!

回転系のカスタムは色々ありますが、ビッグプーリー化は効果を感じやすい部分だと思います。
是非ご検討を!
エアロロード人気でステム一体型ハンドルが人気の兆し「シマノPRO ステルス EVO」
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ステム一体型ハンドルが少しづつ浸透してきていますね。エアロロードバイクも色々選べるようになってきていますので自然の流れかもしれません。一昔前はステム一体型ハンドルと言えばチネリのRAMが有名でした。もちろん現在もありますが、当時はデザインも含めて衝撃を受けたのを覚えています。
LOOK586にPRO ステルス EVO

今回はLOOKの586にシマノPRO ステルス EVO ハンドルバーをカスタムさせていただきました。

ステム一体型ハンドルの大変なところは、様々な組み合わせでサイズが存在することでしょうか。例えばステム長100㎜とハンドル幅42㎝の組み合わせや110㎜と44㎝など多数の組み合わせが存在します。このシマノPRO ステルス EVOで合計21のサイズが存在します。製造するメーカーは大変ですね。

ケーブルはハンドル内蔵式であるものの比較的通しやすく、ケーブル交換などのメンテナンス時も効率よく行うことができます。
ロードバイクのカスタム常時承ります
今回の様なハンドルカスタムなどロードバイクのカスタムはひと通り承っています。パーツのお持ち込みのカスタムも承りますので、どこかでお安く見つけてきたパーツで取り付けをご希望のユーザーさんは是非お問い合わせください。
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DIYではちょっと手は出せない?専門知識と技術が必要なプレスフィットBBの交換
こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
ロードバイクのカスタムはホイール・タイヤ交換、バーテープ交換、チェーン交換、サドル交換など様々ですが、自転車の良いところはDIYでできる部分が多いところですね。もちろん乗り物ですから安全性が第一であることは揺るぎないのですが、自分でカスタムをすることでバイクに愛着が増すだろうし、ライドへのモチベーションにもつながります。
でもやっぱりプロのメカニックに任せてほしいところも多いのが事実。今回はDIYでは手が出しにくいプレスフィットのBB交換についてご紹介します。あくまでカスタムの流れをご紹介しているだけで、インストールマニュアルではありませんのであしからず。
BB30クランクからシマノ105に変換するプラクシスワークス

キャノンデールのCAAD8完成車のクランクとBBを交換することでシマノ105クランクが装着できるようにするカスタムです。BBの規格はキャノンデールに多いプレスフィット(圧入)タイプのBB30。完成車にもともとアッセンブルされていたクランクはイタリアのFSA社のモデルでした。FSAのクランクのスピンドル(クランクシャフト)は30㎜、シマノクランクは24㎜のため、BBそのままでは装着ができません。
そこで今回チョイスしたBBがこちら。
プラクシスワークス コンバージョンBB BB30
BBとクランクをメインにリリースするプラクシスワークスのコンバージョンBBです。コンバージョンBBとはわかりやすく言えば、非シマノクランクからシマノクランクにするためのBBです。特に先述のスピンドル径が異なるクランクからシマノクランクへ変換にするには最適なBBです。言い方は違えど他社でも変換BBはリリースされています。

FSAのクランクを外した後の画像です。ベアリングの内径は30㎜です。24㎜のシマノ105クランクが合わないことが分かると思います。

専用工具を使用しベアリングを抜き出します。

新たに装着するプラクシスワークスのコンバージョンBBを装着します。工具はシマノやカンパニョーロで使用するBB工具と同じものです。

左右のBBを装着し右クランクをはめた状態です。シマノクランクの24㎜シャフトがぴったりはまるようになっていますね。

左クランクも装着し完了です。画像の流れだと非常に簡単そうに見えますが、ベアリングなどの回転系パーツを扱うため作業は慎重に行う必要があります。また頭では理解していてもちゃんとした工具を利用しなければ正しく装着できません。BBのカスタムは専門知識と技術を持った方が行うのがベストだと思います。
BBや回転系のカスタムもおまかせ
今回はBBに通常のスチールベアリングタイプをお選びいただきましたが、BBにはセラミックベアリングと呼ばれるより回転抵抗を軽減した特別なモデルもあります。ケイデンスの向上やパワーの温存、疲労の軽減など様々なメリットがあります。
さらにリアディレイラープーリーのオーバーサイズ化、いわゆるビックプーリーカスタムもセラミックBBと同じく摩擦抵抗軽減に大きく貢献します。カスタム内容としてはかなり高度でマニアックな方向となりますが、ライドへのメリットは「大」です。是非ご検討してみてはいかがでしょうか?もちろん装着もさせていただきます。
セラミックBB、ビッグプーリーともに通常在庫もしていますので、一度見てみるのも良いかもしれませんよ。
関連記事:純正からのグレードアップにWISHBONE(ウィッシュボーン)のセラミックBBはどうでしょう?
関連記事:CANYON ENDURACE CFのデュラエース化とヒルクライムを意識したビッグプーリーカスタム。
それでは。
シマノDi2と非円形チェーンリングとビッグプーリー。気になるその相性と性能に迫る!
こんにちは。VIKING the MAINTENANCE(バイキング・ザ・メンテナンス)は西新宿を拠点に展開するスポーツバイクのメンテナンス、修理、カスタマイズ専門店です。
CANYON(キャニオン)のULTIMATE CF SLX のフレームセットの組付けをさせていただきました。CANYONはフレームセットで購入されるユーザーさんは少ないのでは?と思います。理由としてパーツの選定もさることながら一番の問題であるパーツの組付けが必要になってくるからでしょう。
CANYONはユーザーさんへ直販のためフレームセットを購入しても組付けをお願いできるところが分からないもしくはショップに頼みにくいという面があるのだと思います。でもご安心ください。VIKINGは基本的にフレームのお持ち込みも承っています。もちろんCANYONもです。
VIKINGがCANYONの整備や組付けを行っていることをインターネット経由で知ったユーザーさんにいつもたくさんのお問い合わせをいただいています。もしかしたらお持ち込み作業が一番多いのはCANYONかもしれません。
関連記事:ネット販売のCANYON(キャニオン) 全ラインナップの組立て、メンテナンス承ります。
話は戻りまして、ULTIMATE CF SLXの組付けです。今回の仕様を簡潔にまとめると
・Di2
・非円形チェーンリング
・ビッグプーリー
以上の3点が大きな特徴です。
DURA ACE Di2 R9150シリーズを取り付け
CANYONは他メーカーと違い、フレーム電動用と機械式で分かれていてそれぞれ専用設計になっています。
Di2の場合、バッテリーを装着する位置は大体シートポストもしくはシートチューブに収めることが多いのですが、CANYONはダインチューブの下部に専用のマウントがあるこちらに備え付けます。

内蔵バッテリー(BT-DN110)はメンテナンス時も取り外すことがほとんどないため、このような位置においても支障はありません。充電もジャンクションAからコネクターをUSBにつなげる方法を取ります。

STIレバー、前後ディレイラー、バッテリーと各部の配線がまとまってるジャンクションB。この四角い小さなパーツがDi2の心臓部とも言えます。

STIレバーは非常に小ぶりな設計です。手の小さなユーザーさんや女性には非常に使いやすい形状だと思います。

機械式に比べるとモーターがある分、大きくなってしまうのがフロントディレイラーです。しかしそれを補うだけの精度が高い変速性能を誇ります。
RIDEAの非円形チェーンリングを取り付け

非円形、もしくは楕円といえばまずROTOR(ローター)を思い浮かべますが、RIDEAもROTOR同様ペダリングに非常にメリットが高いアイテムです。また変速性能を損なわないのも助かるところ。非円形チェーンリングはシマノをはじめとした純正チェーンリングよりも変速性能が確保されないといわれていますが、その点RIDEAは安心感があります。
Di2とRIDEAの組み合わせを動画にしてみました。
もちろん純正のデュラエースチェーンリングの方がいくらか滑らかに動くかもしれませんが、ライドにはほとんど支障がないレベルまで変速性能は確保できています。
関連記事:新型デュラエース対応の楕円チェーンリング、RIDEA「POWERING」とは?
ビッグプーリーもRIDEAで

ビッグプーリーもRIDEA製をチョイス。決め手はチェーンリングと同様に変速性能です。また、ビッグプーリーの方が非円形チェーンリングより競合メーカーが多いカテゴリーですが、RIDEAはラインアップの多さでも魅力のブランドです。シマノ、カンパニョーロ、SRAMの各リアディレイラーにもしっかり対応できています。
そして、こちらが変速性能です。
変速性能に全く問題のない動きですね。
非円形チェーンリングやビッグプーリーカスタムに踏み切れない理由として変速性能の不安を考えているユーザーさんは多いと思いますが、RIDEAとDI2の組み合わせでは不安感はありませんでした。組み合わせの参考にしてみてはいかがでしょうか。
関連記事:ニールプライドのオーバーホールと高い回転効率と安心の変速性能RIDEAフルセラミックビッグプーリー
関連記事:セラミックベアリング化にRIDEAのビッグプーリーという選択。
カスタム完成

できました。CANYONはマッドブラック基調というイメージを強く持っているのですが、シルバーも良いですね。
CAMYONは完成車の組み立てサポートだけではなく、フレームからの組付けも承っております。ユーザーさん直販のメーカーはまだ少ないですが、通販等でフレームはいつでも購入できる時代です。CANYONだけでなく他ブランドのフレームのお持ち込みも承っていますので是非一度ご相談ください。
それでは。
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